テツポンドのブログ

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テツポンド(Twitter : https://twitter.com/tetspond)のブログです。

【ポケモンSV・剣盾】2023年10~12月に参加した仲間大会

参加した仲間大会について書きたい Part10

 

オオタチ1on1

 

はじめに

 

 ポケットモンスタースカーレット・バイオレットなどの仲間大会についての記事です(2件剣盾が混じっています)。

 

 今までに参加した仲間大会の記録を残しておきたいので、記事を書きます。自分用の要素が強めの記事です。

 剣盾時代の2021年4~6月分から続けているシリーズで、今回が大台の第10弾・SVとしては3回目です。下記記事は前回までのものです。

【ポケモン剣盾】2021年4~6月に参加した仲間大会・公式大会

【ポケモン剣盾】2021年7~9月に参加した仲間大会

【ポケモン剣盾】2021年10~12月に参加した仲間大会

【ポケモン剣盾】2022年1~3月に参加した仲間大会・公式大会

【ポケモン剣盾】2022年4~6月に参加した仲間大会・公式大会

【ポケモン剣盾】2022年7~9月に参加した仲間大会・公式大会

【ポケモン剣盾】2022年10~12月に参加した仲間大会

【ポケモンSV】2023年1~6月に参加した仲間大会

【ポケモンSV・剣盾】2023年7~9月に参加した仲間大会

 

 

 

仲間大会に関する小さな良いこと

 

 剣盾までは、ポケモンHOMEで詳細結果を確認できる仲間大会は直近で参加した10大会だけでした。

 しかし、SVからは、それより前の仲間大会も確認することができるようになっています。1ページに10大会分掲載され直近が1ページ目にくるというシステムで、少なくとも2ページ目・3ページ目までは存在を確認しています。

 この記事を書くときにデータが消えてしまっていた!というようなことが起こらなくなったのでありがたいです。

 

 

 

10/2 ともっこゲットチャレンジday1(ゆびをふる1on1)

21:00~22:59

主催者 ナオキさん

 

 

  ゆびをふる大会では自分でわるあがきするか相手をわるあがきさせるかして楽しんでいます。今回はのろわれボディが禁止されていてとつげきチョッキが禁止されていないため、下記記事の初手わるあがきヒスイドレディア(攻撃特化)で参加しました。

tetspond.hatenablog.com

 

結果

 最下位でした。1位レート1606.544に対して最下位レート1392.250です。

 

7勝18敗 レート1392.250 17位

エントリー17人 実際の参加者17人

 

 ポケモンHOMEを見る限り他の型のヒスイドレディアを使った方はいないようでした。なのに、使用率3位でした。対戦回数制限は99回だったのですが、25試合までやる人はあまりいなかったんだと思います。

 7回勝っていますが、データに残っているドレディアがわるあがきで倒したポケモンはマシマシラ1匹のみです。相手が自爆して勝つみたいなことも起きるのがゆびをふる大会です。

 たまに、チョッキをはたき落されると普通にアタッカーとして戦えて、ゆびをふるで相手を倒すという場合がありますが、今回はデータを振り返るとゆびをふるで敵を倒してはいませんでした。

 

 改めて、ゆびをふる大会の初手わるあがき戦術は弱いなと実感しました。

 満足しました。

 

 

 

 

10/29 オオタチコンテスト(オオタチ1on1)

21:00-22:59

主催者 ワッフル# さん

 

 特殊ルール仲間大会愛好仲間のワッフルさんが開催した大会です。

 

 思い切った戦術を使いたい気分だったので、おかたづけととっておきだけを覚えたオオタチで参加しました。

 

 

エントリー106人 実際の参加者106人

9-5 レート1558.632 27位

 

 27位だったので、たまたま、オオタチの図鑑No賞・色違いオオタチをいただくことができました。

 

 あまり準備の時間をとれませんでしたが、爽快感のある火力を出して楽しむことができたので良かったです。

 技TOP10にとっておきは入っていませんでした。おかたづけは9位の14.9%。

 

 

 

10/29 ポケモン獣王戦(剣盾シーズン1シングル63)※剣盾

21:00~22:59

主催者 ごりちゅう さん

 

 剣盾シーズン1を再現するレギュレーションでの仲間大会です。

 シーズン1を再現するために、ウオノラゴンやエースバーンなどの後から隠れ特性が解禁された剣盾新規ポケモン隠れ特性禁止となっています。しかし、質問したところ、HOME解禁まで隠れ特性が解禁されていなかった既存ポケモンニャオニクスなど)は使用可能でした。

 

 体験していなかった剣盾シーズン1で戦えるということで、剣盾シーズン1時点で既に使用可能だった戦術「ゴチルアント」を使いました。

tetspond.hatenablog.com

 上記記事のアイアントゴチルゼルオニシズクモを続投し、デンチュラ・ドラパルト・キリキザンを入れました。

 ドラパルトとキリキザンは見せポケで、デンチュラorオニシズクモアイアントゴチルゼルの選出です。

 

 予定があったため参加が少し遅れたこと、上述のオオタチ1on1と並行して戦っていたこと、全然マッチングしなかったことから、21時半ごろと22時半ごろの2試合しか戦えませんでした。21時半ごろに先にこちらの大会を始めたのですが、全然マッチングしないのでオオタチ1on1に力を入れました。

 

エントリー12人中実際の参加者10人

2勝0敗 レート1531 2位

でした。

 

 1位のレートは1547だったため、後1回試合をでき勝てていれば優勝できていたかもしれません。

 ポケモンHOMEを見ると、データを見るかぎり他に使用者がいないアイアントの順位が29位だったので、他の人はもっと戦えていたみたいです。

 

 剣盾の仲間大会は大会開始後のエントリーができないこともあり過疎が深刻です。

 

 

 

11/8 第5回ぷるや杯(コイキング1on1)

21:00-22:59

主催者 ぷるやさん

 

 SVを初めて間もない頃に、ノーマルテラスタルコイキングのレイドを見つけて、コイキング1on1用にルールによってはなるな~と思っていました。そのコイキングが活躍する機会が訪れました。

 

 

ノーマルテラスタル

こだわりハチマキ

たいあたり じたばた はねる

95-60(236)-87(92)-x-x-135(180+)

攻撃   防御252振りコイキングへの乱数が変わらないので252から16引く

物理耐久 特化テラスたいあたり3発を、急所抜きだと98%耐える

すばやさ 準速+3

 

 ノーマルテラスタルによって、たいあたりは威力が60になり、さらにタイプ一致補正1.5倍がかかります。

 テラスタルの、威力60未満の技の威力を60にする仕様が活躍することはなかなかないので、この仕様を活かせるのは面白いと思い、こだわりハチマキを持ってたいあたりを連打することにしました。

 

結果

4-11 

レート1410.781

エントリー19・実際の参加者19人中、19位

 

 終盤の威力が上がったじたばたが強いルールでした。

 残りのHPが1/3くらいになったあたりから、じたばたのほうが威力60たいあたりより威力が高くなります。

きしかいせい - ポケモンWiki

 しかし、たいあたりでこだわっているとじたばたを使えません。打ち分けできるほうが強かったと思います。

 

・はねる について

 「このまま攻撃しても、相手を倒しきれず、削れた相手のじたばたで次にこちらがやられてしまう!」という状況で、「はねる」を使うことが勝ち筋になるのだということを相手の戦い方から学び、なるほどと思いました。はねるを使うことで自分の体力を減らしてじたばたの火力を上げて、相手を倒せるようになることができます。

 勉強になります。

はねる

 

 

11/28 cobalt杯(公式大会竜王戦練習会)

21:00-23:59

主催者 cobaltさん

 

 公式大会前に仲間大会をよく開いてくださっている方の大会です。

 当初は普通の練習会として開催されるはずだったところですが、前日に大会の中止・再開催が発表されました。

【重要】「ポケモン竜王戦2024 挑戦者決定戦」の中止・再開催について

 それでも大会は開かれたので、もともと参加予定だったパーティーで参加しました。

 

 使ったパーティーについては、詳しくは竜王戦について記事を書くときに書きます。

 ミライドン・フワライド・サーフゴーです。

 

 

3-7 レート1439.276

エントリー213人 実際の参加者206人中189位

 

 

 

12/3 弱王杯(負けるが勝ちシングル63)準優勝

11:00~12:59

主催者 バルムザント さん

 

 以下記事のとおりです。

tetspond.hatenablog.com

 

4勝14敗 負け率77.78%

レート1371.185

エントリー20人・実際の参加者20人中19位 準優勝

 

 

 

12/8 ゴウカザル1on1

22:00-23:59

主催者  しおいぬさん

 

 

 いちゃもんとアンコールを使えるポケモンかつ火力と耐久の比率で火力が上回りすぎていないポケモンということで、順位意識ではなく楽しさ意識で下記記事で紹介している好きな戦術、いちゃもんアンコール(後攻型)を使うことにしました。

tetspond.hatenablog.com

 

努力値 HP228 防御148 特防132

性格 のんき すばやさ個体値2

 

 当初はバドレックスでいちゃもんアンコールしたときの頭になっていたので、眠るを覚えさせて食べ残しを持たせていました。

 しかし、なまける+オボンのみのほうが良いことに気がつき、変えました。高速回復技によって、いちゃもんアンコールが決まった後の体力管理に余裕が生まれるので、一番負担がかかる最初3ターンの回復量を増やせるオボンのみに軍配が上がったというかたちです。

 ようきASゴウカザルの一致等倍120技+一致等倍80技+わるあがきをたべのこし回復2回込みで99%耐えという調整はそのままになっています。

 

 同系統意識で最遅+1のすばやさにしました。違う戦術ではあったのですが、後攻アンコールを軸とした動画投稿者いろはさんの最遅ゴウカザルに上からアンコールして勝った試合があったので活きました。

『ゴウカザル1on1』という最高の仲間大会に参加してきた!!【ポケモンSV】 - YouTube

 本当は個体値31に下降補正をかけたときのすばやさ-1にするつもりだったのですが、孵化ですぐ出たのが個体値2だったので最遅+1にしました。

 

 特性はもうかなので、相手の技で体力を調節して大憤激でフィニッシュ!とすることもできます。

 

 ゴウカザルで一番火力が出るのは猛火発動時の炎技なので、テラスタイプは炎半減から探し、みずにしました。

 

わるあがきさせる

 

11-8 1559.162

エントリー70人・実際の参加者68人中15位

 

 相手のアンコールでたくさん負けました。

 再戦では、その対策として、アンコールから入って相手の技を固定してからいちゃもんをつける動きをしたこともありました。相手の火力が低ければ成立します。

 

 技使用率を見てみると、なんとアンコールが1位でした。

アンコール36.4 テラバースト35.3 マッハパンチ27.9% だいふんげき27.3% なまける20.3 アクロバット17.0% なげつける15.8 かみなりパンチ13.1% じならし13.0% ニトロチャージ13.0

 インファイトフレアドライブねこだましは圏外なんですね~。でも、倒した技TOP10では4位フレドラ7.6%、10位インファイト2.2%で入っていました。

 

 と技を見ていたら、不思議なことに気がつきました。

 この大会では、ゴウカザル以外を使う人はいませんでした。ゴウカザルが技を受けて倒れるとき、ゴウカザルの技で倒れているはずです。よって、ゴウカザルの倒した技TOP10は倒された技TOP10と完全一致するはずです。

 しかし、

 

順位はほぼ同じですが、割合が明らかにずれています。謎です。

この記事のドーブル1on1とオオタチ1on1でも同様の現象が起きていました。

 

~~~~~

大会中のメモを貼ります。

いちゃもん

アンコール

なまける あがき

なまける

なまける あがき

アンコール 

なまける あがき

なまける 

もうか圏内 60以下

オボン回復 45

 

ぶちさめ1500 じめん

テラバ116 どくづき72オボン117 あがき30ダメ 4あがきで勝ち 1-0 1516 14

ぺたしー1486 ゴースト

107 53 98 テラバ ふんげき あがきじゃなく憤激 あがき 降参される 2-0 1530 9

ヒトリ1513 みず

ニトチャ157 テラバ急所100 フレドラ52 アンコで負け 2-1 1514 18

グリニッジ1542 ゴースト

ニトチャ159 フレドラ111 急所ニトチャ アンコで負け 2-2  1499 30

ユウ1552 ひこう

電気投げ162 アクロ72 あがき アクロ あがき インファ あがき耐え憤激で勝ち 7回しびれず 3-2 1517 19

おたけ1592 ほのお こだわりスカーフ?もうか憤激

120 53  

憤激憤激事象

こだわっていた 憤激混乱いちゃもんの挙動不明

・いちゃもんは技選択表示時のみ有効で、混乱は行動決定後に影響を発揮する?

4-2 1536 15

あるでんて1516 ひこう

でんきなげ152 アンコ アクロ65 マッパ 4-3 1519 19

まゆみえ1519 フェアリー

ニトロ157 アンコ インファ 4-4 1503 27

ポポ1526 NNすりかえ ひこう

ビルド 135 なまけるを固定して憤激で押すがアッキで固くなり失敗 2連自傷で負け 4-5 1488

ジュビア1542 ゴースト

電気なげ アンコ 4-6 1474 38

ナッツ1455 ひこう スカーフすりかえ 4-7 1457

ノスケ1491 ひこう 

印なげ アクロ マッパを固定 1/4を憤激で削り勝ち 5-7  1475

ゆいさん1466 ゴースト 

じならし144 もうかフレドラ+チイラあがきを27で耐えて勝ち 6-7 1490 34

KZK1495 ゴースト

じならし アンコ 6-8 1475 40

かごだい1554 ほのお

25 ニトチャ放射ブラバン 7-8 1494 31

ノスケ1399 再戦 ひこう

印投げアクロマッパ 8-8 1506 30

あるでんて1577 再戦 ひこう

電気なげアクロに憤激2発で勝ち 9-8 1525 26

バイオレット1573 フェアリー 最遅

下からアンコ 瞑想 フェアテラ95 瞑想

上からアンコしてあがかせたら降参された 10-8 1543 18

しおいぬ1541 ひこう まもる 火炎投げ アクロ なまける 

最後は3/4からのアクロ固定を2からの憤激で削って勝利 11-8 1559 16

 

 

 

 

12/9 こだわり杯(こだわりアイテム限定シングル33)

20:00-22:59

主催者 しらねこ さん

 

 こだわりアイテム限定の大会です。

対戦回数上限:無制限

 

 以前、以下の記事のような戦術をしました。技「おんねん」を軸にしたパーティーです。

tetspond.hatenablog.com

 しかし、SVではなんと「おんねん」という技が削除されてしまっています。

 

 いちゃもんで代用しました。

<動き>

1 スカーフエンニュートでいちゃもんを連打して退場します。

2 ゴチルゼルでこだわりアイテムをなげつけます。

3 相手が技を使えるターンはまもるを使い、そうではないターンのわるあがきだけを受けます。相手がわるあがきで退場しないようにいやしのはどうで適宜回復します。

4 試合終了が近くなったらゴチルゼルは眠ります。

5 回復しなくなった相手のポケモンはわるあがきの反動で倒れます。

6 裏のH振りハピナスのHPの多さによりHP割合で勝ちます。

 

 ゴチルゼルの技構成はなげつける・まもる・いやしのはどう・ねむるです。特性はもちろんかげふみです。

 防御特化ですが、それでも食べ残しをルール上持たずにわるあがきを受け続けるので厳しかったです。相手のポケモンのHPが4n+1の場合だけは眠るを使っても相手の回復がギリギリ間に合うのですが、それ以外の場合は相手が退場してしまい、ロック解除になってしまいます。

 

<結果>

3-8 1433.888

エントリー20人・実際の参加者20人中20位

 

 最下位でした。

 ルール上、とんぼがえりなどの技を持っているポケモンが多く、いちゃもんの下から行動されていちゃもんを解除しつつ新しいポケモンゴチルゼルを対面させるという動きをとられることが多かったです。

 

 

 

12/10 最弱王決定戦(負けるが勝ちシングル63)

 

 

 

 

 

 以下記事とほぼ同じルールです。前述の12/3の大会と違い、1ターンで自滅する技(爆発やおきみやげなど)は禁止されています。

tetspond.hatenablog.com

 

 上の記事では準優勝でした。そのときに優勝していたのが、以下のワッフルさんの構築になります。waffle162.hatenablog.com

大会終了後にこの構築を見てすごいと思ったこと、

新たに今回の大会のために考察する時間を取れなかったこと、

思いついた腹太鼓イバン呪いカビゴンの戦術をイバンのみがなくできなかったこと

から、優勝構築をそのまま使って戦ってみることにしました。(ゴチルゼルは前回構築から流用したのでみがわりではなくいちゃもんを覚えています。ミカルゲは記事の改善案に従ってゲンガーに変えています。)

 

 理想個体値を厳選する余裕もなかったのでステータスは戦術の根本にかかわるところだけを努力値振りで調整しました。

 テラスタイプは本当はてっていこうせんを抜群で受けるタイプなどにすべきなのですが、それもできていませんでした。こおりテラスタルはあまり使わないのでそれくらいしておけばよかったです。

 ミミズズもゴーストテラス呪いを使えるようにしておくべきでした。

 

 

結果

6-13 1409.795

エントリー76人・実際の参加者75人中69位

ということで、7番目に良い成績で、

降参・違反などのレート補填処理をおこなった後は、

9番目に良い成績でした。

 

 入賞により、色違いヒドイデをいただきました。

 

 もともとの戦術が強かったので、そこそこ良い成績でした。

 

 碧の仮面で覚える技が変わっていたり、てっていこうせん採用数に制限がないためアローラサンドが活躍していたり、テラスタルありなので呪いが強かったり、と前回大会から環境が変わっていました。

 具体的には、相手のリザードンの新規習得技「ほえる」にかき乱されて勝ってしまった試合がありました。

 

 

 前回大会に続き優勝したワッフルさんの記事がこちらになります。

waffle162.hatenablog.com

 トリックルームに注目する発想力と、それを軸に動きを何パターンも考える思考力が発揮されたとてもすばらしい記事です。

 (記事の中で何回か言及していただけて嬉しいです。)

 

 

 大会中のメモを貼ります。

ざんまい1516 いや挑発サナエル ガッサ

基本

レッド1454 ブロロン ミブリム 封印滅びカミ

基本 0-2 1467

watson1514

ヒスイゾロアークのトリックがリザに入ってしまった 1-2

mia1484 サンドディグダ

最速自滅 1-3 52

サーナイト1457 あがきディグダ1-4 1452

ライト1469 

降参される 2-4

watson 3-4

ばらまつ1524 最速自滅 3-5 1470 50

ばらまつ 挑発ヤミカラスサンドノズパス 3-6 1456 58

ふとん1443 エーフィ呪いほえるリオルみがわりまねっことびひざ 3-7 1440 64

ふとん いたみわけシャンデラ 3-8 1425 67

バイオレット1443 クレッフィリザ 3-9 70/76 1409

かなと1457 マジガスキスワピッピ 3-10 73/76 1395

だんごむし1445 リザのほえるでリザード流される 4-10 1413 70

ライト1411 5-10 65 14t29

誰か ザングース2n+1太鼓呪い 69/76 1413

ばらまつ1577 最速自滅 5-12 70 1404 

だんごむし 挑発呪いレッドカードゲンガー リザ サンド 6-12 1422 66

CHACHA1513  最速ルート 6-13 

 

 

 

12/25 大怪獣バトル1on1(禁止級伝説1on1)2位

21:00-23:59

主催者 アオイシオン さん

 

 禁止級伝説限定の1on1です。

 

  以下記事のいちゃもんアンコール白馬バドレックスが、テラスタルを引っ提げてかえってきました。たいていのポケモンに弱点をつかれるタイプだったのですが、テラスタルでそれを解決できます。

tetspond.hatenablog.com

 

 でんき・どく・みずあたりで迷って、みずにしました。

 カイオーガの水テラスメガネしおふきを耐える(※抜群雷より半減雨テラス潮吹きのほが火力が高い)ことで連勝できたので、みずにして良かったです。

 

 

わるあがきを受ける

 

17勝7敗

レート1626.449

エントリー14人・実際の参加者13人中 2位

 

 景品でプレシャルボールフシギダネをいただきました。

 

 たくさんの伝説のポケモンをわるあがきさせました。

 楽しかったです。

 

 優勝した方はステラザシアンを使っていました。なすすべがなかったです。マッチング2回で2敗で済んだので2位になれています。

 ステラが強い事例があるということを非常に実感した大会になりました。

 お聞きしたところ、いじっぱりHAとのことです。

 

 大会中のメモ

すいとーよ 歴戦ザシアンみず

かみくだく急所Bダウン じゃれ あがき 負け 0-1 1484

アオイ1500 カイオーガみず

ひかえめメガネ167ダメ いちゃ眠る 降参され 1-1 1500 3

アオイ  再戦 かみなり 降参され 2-1 1515 3

おいら 1500 ザシアン電気

電気テラバ残り37 インファ 2-2 1499 4

アオイ 零度よけ あがき受けてランス 降参され 3-2

ゆかり1514 ギラティナゴースト 

でんじはあやぴかのろい のろいアンコで勝ち 4-2 1530.775

ゆかり1498 5-2 1545.473 1

おいら再戦 選出後通信エラー勝ち 6-2 1560.287 1/11

ひっぽ1556 ホウオウ くさ

まもるからの草てらす C252ギガドレ 2回目アンコ後ランスで勝ち 7-2 1576 1

ライ1532 クロバド まもかなアン 負け 7-3 1558 2

アオイ1462 4回目 しおふき降参 8-3 1570 2

R 1585 ステラザシアン

ステラバで170ダメージくらい きょじゅうで負け 8-4 

R16xx 剣舞アンコするが3発で倒せずステラバを素で受けて負け 8-5 1541 3

ぷるや1528 コライドンほのお いじ ニトチャアクセルアイヘ

アクセルアンコ アイヘアンコランスで勝ち 9-5 1556

ライ1561

まもるランス かなしアンコ いちゃ いちゃ アンコ アンコアンコ まもるアンコ ビットアンコ あがきランス 10-5 1572 2

ライ1545

まもるランス アンコランス かなし ビットあがき アンコ失敗眠る ビットグー ビットグー ビットランス 11-5 1587 2

ライ1530 同じ流れで最後ランス守られるがビットランスで勝ち 12-5 1601 2

ゆかり1537 ねむるあやぴかでんじはのろい

初手のろいと眠る耐久で負け 12-6 1582 2

ゆかり1556 

あやぴか動けずでんじは動けずのろいアンコ ランスランスで勝ち 13-6 1597 2

ライ1499 ビットランス しばりアンコ 降参され 14-6 1609 2

ゆかり1554 あやぴかアンコ ランスランスしびれでミリ残り 14-7 1591 2

ふつうの1533 ギラティナ おにめいそうテラバねむる フェアリー

ねむるアンコのあと眠って テラバアンコで勝ち  15-7 2 1605

ポララミン1480テラパゴス

だいち テラクラ あがきランス テラクラランス 16-7 1616 

ポララミン1469 同じ 17-7 2 1626.449

 

 

 まもるアンコールかなしばり黒バドレックスとの「わるあがきさせる戦術対決」がとても面白かったです。

 1戦目は、いちゃもんをアンコールされて負けました。

 

 2戦目は、以下のように動きました。

アンコールされてもいいようにブリザードランスから入りました。

まもるで防がれたので、2ターン目かなしばり3ターン目アンコールの相手のメインルートに入らないように、2ターン目はアンコールを選択します。相手のかなしばりでランスを封印されつつ、アンコールでかなしばりに固定できました。

3ターン目は相手の不発かなしばりを受けながらいちゃもんをつけます。

4ターン目、相手はいちゃもんアンコールによりわるあがきをします。ランスを封じられているためいちゃもんを空うちします。

5ターン目、相手は不発のかなしばりを使います。こちらは次のターンを見据えてアンコールを空うちします。このターンで相手のアンコールが解けます。

6ターン目、相手はアンコールを使いますが、アンコをアンコすることはできないので失敗します。

最後 アストラルビットをアンコールして勝ちました。

 

 3試合目は、アンコール、かなしばりと動かれてランスを縛ってわるあがきをさせられましたが、この順番だとわるあがきは1回だけです。眠ってかなしばりが解除されるのを待ち、2回目のランスを打ち込んで勝ちました。

 

 4試合目は、2ターン目にランスをかなしばりされたのに対してアンコールをうったら、降参されました。

 

 頭を使うイレギュラー展開は、大変ですが面白いです。

 

 

 

12/28 キミ色に染めろ(ドーブル1on1)

主催者 くっきー さん

 

 

 高火力殴り以外はスカーフトリックで勝ちにできるので、相手をわるあがきさせる戦術を今回も使うことにしました。

 スカーフトリックなどがなければはいすいのじんを使ってみたいです。

 

ドーブル

ゴーストテラス ムラっけ こだわりスカーフ

161(244)-40-80(140+)-36-80(116)-96(4)

すりかえ かなしばり ねむる ワイドガード

 

 ねずみざん対策でゴーストテラスタルです。

 すいりゅうれんだ・キノコのほうし対策のくさテラスタルのほうが結果的には良かったかもしれません。

 

 アストラルビットなど対策でワイドガードを入れたのですが、なげつけるのほうが強かったです。

 スカーフトリックかなしばりの戦術の残り1枠にはなげつけるを入れるのが強いのだと、以下の記事で実感していたのに、忘れていました。反省です。シングルのワイドガードというオシャレを決めようとしてそうなっていることも反省です。

tetspond.hatenablog.com

 

7-6 1514.095

エントリー26人・実際の参加者26人中10位

 

 後述の剣盾の大会にも出場していて、なげつけるを忘れていたことがふがいなかったので、戦ったのは13試合だけでした。

 

 技使用率

トリック25.8(すりかえと分散してこの順位!) アンコール24.7 水流連打21.9 再生20.3 火炎の守り16.7 呪い15.6 滅び14.7 かげうち14.4 しんそく14.4 トリル11.4

 特性

 マイペース37.8 テクニシャン35.0 ムラっけ27.2 きれいにばらけています。

 倒した技

 4位がわるあがきでした。

 

 大会中のメモ。

シングルノーマル 選択60秒

ポララミン1500 ゴーストオボン水流

のこり39で眠って4あがきで勝ち 1-0 2 1516

ヒナギク1531 はがねハチマキデカハンマー

7割削られるがすばやさ上昇からの防御上昇でねむる連打で耐えきる 2-0 2 1532

こたつ1484 ゴーストスカーフトリックフレアソング 

2ターン目トリックではなくDダウンにフレアソング 2-1 

ショウ1493 くさタスキダイビング 3-1 6 1529

エリオット1544 こおりスカーフ零度

相手のムラにより下から縛る 1あがきで降参される レイド2よけ 4-1 1546 4

みずほ1529 ゴーグル火炎守り水流 

S上昇からのワイガ暇つぶしからのS下降で負け 4-2 1529 6

カイン1547 テラスなしトリック

かなしばり Aダウンで2割くらいしか4あがきで削れず 4-3 1514 8

ごカゲツ1517 ゴーストラムせいえん

かなしばりで降参される 5-3 

エリオット1526 

先制しばりと後攻零度よけ 降参される(まだ1回チャンスあるのに) 6-3 5 1546

たぬきち1533 ゴーストスカーフトリックのろい 6-4 1529 7

こたつ1617 再戦

トリックすりかえ合戦を45回やったあとワイガを選んだターンに降参される 1549 5 7-4

だて1527 ゴーストぼうじんアンコ滅び 7-5 7 1532

ごカゲツ1472 アンコ 7-6

 

 

 

12/28 ポケモン獣王戦(SV不在限定シングル63)※剣盾

21:00-22:59

主催者 ごりちゅう さん

 

 

 はりきりアイアントで高火力初手ダイマしたいな~と思ったので参加しました。

 

<メイン戦術の流れ>

1  いのちのたまアイアントで初手ダイマします。

2 アイアントが倒れたら、きあいのタスキフレフワントリックルームを貼り、ミストバーストで退場します。

3 ウオノラゴンでこだわりハチマキエラがみを連打します。

 

 残りのポケモンは選出しませんが、ボックスにいる中から強いポケモンとしてカプ・レヒレフェローチェナットレイを選びました。

 

 

エントリー27人中実際の参加者26人

2勝3敗 レート1481 16位

 

 楽しめました。

 

 

12/30 ブルーベリープロローグ練習会 優勝

21:00-23:59

主催者 かいちゃま さん

 

以下記事のとおりです。

tetspond.hatenablog.com

 

試合回数上限15 

11-2  1618.906

エントリー170人・実際の参加者167人中1位

優勝!

 

 

12/31 大晦日指振り大会(ゆびをふる1on1)

21:00-22:59

主催者 アルフ さん

 

https://twitter.com/NULA_tournament/status/1741019924519366907?t=-aTFZb71T5Hd4xqQUQGLDQ&s=19

 

 ゆびをふるはステラととても相性がいいので、一度ステラでゆびをふってみたかったです。大会があったので、ステラテツノカイナで参加しました。

 

9-6 1535.242

エントリー32人中実際の参加者31人中 8位

 

 つるのムチなどが出たときに嬉しかったです。実質威力72!

ステラ適用つるのムチ

 

 採用率1桁のポケモンはすべてステラが使われていました(他のテラスタイプもありました)。

 

 

 

更新・仲間大会の主な実績

 

tetspond.hatenablog.com

の仲間大会部分に記載していたものの更新です。

前回更新:【ポケモンSV・剣盾】2023年7~9月に参加した仲間大会 - テツポンドのブログ

 

 

==剣盾==

 

<1on1>

種族値合計520以下・HP100以上限定 3位

種族値合計520以下・みずタイプ限定 3位

負けるが勝ちポニータつのドリル 優勝

種族値合計520以下・攻撃100以上限定 3位

種族値合計520以下の一連の仲間大会総合成績 3位

制限なしゆびをふる1on1 2位

初手なりきり1on1 優勝

制限なしゆびをふる1on1 3位

種族値合計400以下未進化@きのみ限定1on1 2位

禁伝ありダイマあり1on1 優勝

チルットorチルタリス1on1 優勝

禁伝なしダイマなし回復技守技なし1on1 優勝

 

<シングル(1on1以外)>

3ターン目ダイマ必須 3位

ダイマ・上位・HP回復が禁止 3位

音技限定 2位

虫草エスパー限定 3位

禁伝2体・ダイマ禁止 2位

おきみやげ3on3 優勝

 

<ダブル>

片方技制限あり2on2 優勝

禁伝なしダイマなし2on2 3位

ヌケニン2on2 優勝

絶対選出コイキング以外ダイマ禁止ダブル62 優勝

 

 

==SV時代==

 

<1on1系統>

スタンダード1on1 優勝

変化技限定シングル62 2位

シンオウ一般ポケモン1on1 優勝

テラバースト1on1 優勝

のしかかり1on1 3位

禁止級伝説1on1 2位

 

<2on2系統>

ひこうタイプ限定ダブル42 2位

 

<通常シングル系統>

エリアゼロ出現限定シングル63 優勝

負けるが勝ちのシングル63 2位 2回

 

<通常ダブル系統>

ブルーベリープロローグ練習会 優勝

 

 

 今回、合計優勝回数が14回になりました。

 

 

 

おわりに

 

2021年

4~6月の仲間大会振り返りは、実質1カ月半だったこともあり12回分(うち仲間大会は10回)・約5400字

7~9月は倍に増えて丸々3カ月で24回分(うち仲間大会は24回)・約13000字でした。

10~12月は、丸々3カ月で17回分(うち仲間大会は17回)、約8900字でした。

ここまで仲間大会51回

 

2022年

1~3月は、実質1ヶ月半くらいで、10回分(うち仲間大会は8回)・約6500字でした。

4~6月は丸々3ヶ月で16回分(うち仲間大会は15回)・約8400字でした。

7~9月は丸々3ヶ月で13回分(うち仲間大会は12回)・約7300字でした。

10~12月は実質1ヶ月半くらいで、15回分、約12000字でした。

ここまで仲間大会101回

 

2023年

1~6月は、実質4ヵ月で、9回分、約13500字でした。

7~9月は、実質2ヵ月で、13回分、約11200字でした。

10~12月は、実質3ヵ月で、14回分、約15700字でした。

ここまで仲間大会137回でした。

 

 お読みいただきありがとうございました。

 

 

 全然関係ない話です。シングルでもダブルでもイエッサン+テツノカシラの「イエカシラ」がはやっていますが、ダブルでは相変わらずイエッサンメスだけどシングルだとイエッサンオスが活躍できているのは本当に良いなと思います。

 

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【ポケモン】控えのポケモンの並び順が対戦に影響を与える事例2選(ふくろだたき+防御変動特性/イリュージョン)

控えのポケモンの並び順が対戦に影響を与える事例を紹介したい

 

 

サワムラーを3番目にする理由が明らかになります

 

 

はじめに

 

 ポケットモンスター本編の対戦についての記事です。小話みたいな回です。

 スカーレット・バイオレットを例に出して説明しますが、他の世代にも通用する内容です。

 

 手持ちのポケモンの先発以外の順番は対戦に全く影響しない、そう思っていませんか?

 だいたいの場合、実際にそうなのですが、例外があります。

 

 

 

控えのポケモンの並び順

 

 通常のシングルバトルでは、6匹のパーティーの中から、先頭に出すポケモン1匹と控えのポケモン2匹を選んで、戦います。

 また、通常のダブルバトルでは、6匹のパーティーの中から、先頭に出すポケモン2匹と控えのポケモン2匹を選んで、戦います。

 

 控えのポケモンをどういう順序で並べても、場のポケモンが倒れたときに次のポケモンを出すときや交換をするときは、自由にポケモンを選ぶことができます。

 また、ほえる・ドラゴンテールなどの強制交代技・レッドカードの強制交代効果で手持ちのポケモンを引き釣り出されるときは、出てくるポケモンはランダムで決まります。

 これらのことから、一見、控えのポケモンの並び順は対戦に影響しないように思えます。

 

 ほとんどの場合、実際に控えのポケモンの並び順は対戦に影響しないのですが、控えのポケモンの並び順が対戦に影響を与えるケースが稀に存在します。

 今回はそれについて書いていきます。

 

 

 

事例1 ふくろだたきと防御変動

 

 ふくろだたきは、手持ちの状態異常ではないポケモンの数だけ攻撃する技です。威力が低めのあくタイプの連続攻撃技として、味方殴りに使われることが多いです。

 

ふくろだたき 味方殴りでエフェクトが出る技は珍しい

 

ふくろだたきの詳細

 

 詳しく仕様を見てみます。

ふくろだたき - ポケモンWiki

 手持ちのポケモンそれぞれに対応した威力で、手持ちの数だけ攻撃を行います。ただし、技の使用者以外の味方が状態異常・ひんしになっている場合、そのポケモンは除外されます。威力は各手持ちポケモンの攻撃種族値の10分の1+5になります。

 

 そして、今回のテーマにかかわる重要な仕様があります。

 攻撃は、手持ちのポケモンそれぞれに対応した威力で行われるわけですが、その攻撃の順番は、手持ちの並び順になります。

 

 

 ここまでの内容を具体例で説明します。 

 ダブルバトルで、エルフーンテラキオンリザードン、霊獣ランドロスという順番で並んでいるとします。エルフーンテラキオンが場に出ています。

 このとき、エルフーンがふくろだたきを使うと、

1回目 威力11(攻撃種族値65のエルフーンの分)

2回目 威力17(攻撃種族値129のテラキオンの分)

3回目 威力13(攻撃種族値84のリザードンの分)

4回目 威力19(攻撃種族値145の霊獣ランドロスの分)

となります。威力が11,17,13,19と変動する連続攻撃技になります。

 控えのリザードンと霊獣ランドロスの順番を入れ替えると、3回目の攻撃が威力19・4回目の攻撃が威力13になります。

 

 

事例外 せいぎのこころ

 

 ふくろだたきとして一番有名なのは、エルフーンのふくろだたきでテラキオンのせいぎのこころ(悪攻撃被弾時攻撃上昇特性)を複数回発動させるギミックです。

 

 しかし、このギミックにおいては、並び順は関係ありません。

 上述のエルフーンテラキオンリザードン、霊獣ランドロスと並んでいる事例で、ふくろだたきの威力がどの順番になろうと、合計ダメージは変わりません。もしダメージを減らせる並び順があるのであれば、テラキオンのHPをより多く残せるのでそうしたほうがいいのですが、どういう並び順でもテラキオンの残りHPは変わりません。

 

 なお、アッキのみは連続攻撃技に対しては連続攻撃終了時に発動するため、テラキオンにアッキのみを持たせる場合も、同様です。

 

 

 

事例1-1 くだけるよろい

 

 これから書くのが、この記事を書くきっかけになった事例です。

 

<戦術>

 以下の記事でメイン戦術としている、くだけるよろいふくろだたきという戦術があります。公式大会で106位を取れたギミックです。

tetspond.hatenablog.com

 エルフーンのふくろだたきで、ポットデスのじゃくてんほけんを発動させ、同時にポットデスのくだけるよろいも4回発動させ、威力220のアシストパワーを使える特攻2段階上昇すばやさ6段階上昇のポットデスを生み出すギミックです。

 

くだけるよろい ふくろだたき

 

<理論>

 このギミックをするとき、ふくろだたきの攻撃のたびにポットデスのくだけるよろいの効果でポットデスの防御が1段階ずつ下がっていくので、後の攻撃のほうがダメージを受けやすくなります。

 これにより、できるだけ攻撃種族値が高い順に前から並べて、後の攻撃になるにつれて威力が低くなるような並び順にすると、ポットデスの被ダメージを抑えることができ、対戦において得です。

 

 理解しやすいように少し大げさな具体例で考えます。20,30,40,50の威力の攻撃を自由な順番で受けられるとして、2回目は威力が実質1.5倍、3回目は2倍、4回目は2.5倍になるとします。

 このとき、実質威力の合計が最も低くなるのは、50,40,30,20という順番で、実質威力50,60,60,50(合計220)の攻撃を受けたときです。

 ちなみに、逆の順番にすると、実質威力20,45,80,125(合計270)になります。

 これと同じようなことが、砕ける鎧叩きで起きます。

 

 

<具体的な計算>

 この構築では、エルフーン・ポットデスを先発に、サワムラーファイアローを後発にするのが基本選出になっています。

 エルフーンとポットデスは攻撃種族値がともに60台であるためふくろだたきの威力は11で変わりませんが、サワムラーは攻撃種族値が120、ファイアローは81であり、サワムラーを3番目にしておくのが良いです。

 

 サワムラー3番目の場合とファイアロー3番目の場合をダメージ計算で比較してみます。

ふくろだたきの計算が可能な理にかなったダメージ計算ツールに、エルフーンの攻撃実数値64とポットデスの防御実数値108を入力し、それぞれのふくろだたき攻撃の威力とその時点のポットデスの防御ランクを入力します。

  エルフーンの分の攻撃が最高乱数以外6ダメージ、防御1段階下降で受けるポットデスの分の攻撃が最高乱数以外10ダメージであるところまでは共通です。

 

サワムラーが3番目

 防御2段階下降の状態でサワムラーの分の威力17の攻撃を受けます。16の乱数のうち、上1つと下5つを考えなければ、ダメージは18になります。

 次に、防御3段階下降の状態でファイアローの分の威力13の攻撃を受けます。16の乱数のうち、上1つと下5つを考えなければ、ダメージは18になります。

 ダメージの合計は、6+10+18+18で52になります。

 

ファイアローが3番目

 防御2段階下降の状態でファイアローの分の威力13の攻撃を受けます。16の乱数のうち、上1つと下3つを考えなければ、ダメージは14になります。

 次に、防御3段階下降の状態でサワムラーの分の威力17の攻撃を受けます。16の乱数のうち、上1つでダメージ26、下8つでダメージ22、それ以外でダメージ24となります。ここではダメージ24とします。

 このとき、ダメージの合計は、6+10+14+24で54になります。

 

 以上のように、乱数によって影響がなくなることもある程度の少しの差ではありますが、控えのポケモンの並び順によってギミック後のポットデスの残り体力が変わります。

 ポットデスの残り体力を確保するため、控えのポケモンは攻撃種族値が高いほうを3番目にしましょう。

 

 

<ポットデス以外の鎧叩きの場合>

 今回は、エルフーンもポットデスも攻撃種族値が60台でふくろだたきの威力が11で変わらないため、2匹の並び順(=先発で左右の配置をどうするか)は気にする必要がありませんでした。ポットデスをグレンアルマ(攻撃種族値60)に変える場合でも同様です。

 しかし、ギミックとしての強さは落ちそうですがソウブレイズ(攻撃種族値125)を叩くなどする場合には、ソウブレイズを1番目に選出する必要があります。

 

 

 

事例1ー2 じきゅうりょく

 

 先ほど紹介した以下記事には、ブリジュラスにふくろだたきを使うルートもありました。

【ポケモンSVダブル】エルポット叩きパ(弱点保険砕ける鎧袋叩き)withトリル下先制サワムラー(すばやさ1809以上) ブルーベリープロローグ最終106位レート1752 - テツポンドのブログ

 弱い攻撃を4回ブリジュラスに使うことで、ブリジュラスのじきゅうりょくを4回発動させ、物理技に強くしながら防御4段階上昇ボディプレスで攻撃していきます。

 

じきゅうりょく ふくろだたき

 

 先ほどとは逆で、攻撃を受けるたびに防御が上がっていきます。

 よって、できるだけ攻撃が低い順に前から並べて、後の攻撃になるにつれて威力が高くなるような並び順にすると、ブリジュラスの被ダメージを抑えることができる場合が多く、対戦において得です。

 

 控えのポケモンの並び順の話の前に、先発のポケモンの並び順について書きます。

 先発のエルフーン・ブリジュラスの並び順について考えます。威力11→威力15か、威力15→威力11かです。エルフーンの攻撃実数値を64、ブリジュラスの防御実数値を166とします。

 威力11→威力15の場合、最高乱数を除くと、2+2で合計4ダメージです。

 威力15→威力11の場合、最高乱数を除くと、3+2で合計5ダメージです。

 エルフーンを1番目にしておくと、防御が上がっていない状態で受ける1回目の攻撃も2ダメージに抑えることができ、得になります。

 

 では、控えのポケモンの並び順についての例を出します。

 控えをカポエラー・テラパゴスとします。ふくろだたきの威力計算はボールから最初に出てきたときのフォルムの種族値を見るという仕様であるため、テラパゴスもノーマルフォルムで考えることとすると、攻撃種族値65により威力11になります。カポエラーは攻撃種族値95なので威力14です。

 防御が2段階以上上がっている状態であれば、威力11の攻撃は最高乱数以外1ダメージになります。つまり、テラパゴスの分の攻撃は3回目でも4回目でもダメージが変わりません、

 一方、威力14の攻撃は、防御2段階上昇だけだと最高乱数以外2ダメージですが、防御3段階上昇であれば最高乱数以外1ダメージになります。カポエラーの分の攻撃を4回目に回すと1得します。

 よって、テラパゴスを手持ちの3番目にするのが良いということになります。

 

 

 ただ、くだけるよろいのケースと違って1桁台のダメージの話なので、絶対に攻撃種族値が低い順に並べるべきというわけでもなさそうです。

 具体的な例は見つけていませんが、「攻撃種族値が高いほうのポケモンを3回目にしても4回目にしてもダメージが変わらないけど、低いほうのポケモンを3回目ではなく4回目に回せばダメージが減るので、そうしたほうが得」というケースがありそうです。

 

 

まとめ

 

 ふくろだたきを、攻撃を受けるたびに防御ランクが変化する特性を持つポケモンに対して使う場合、控えのポケモンの並び順によって、受けるダメージが変化する。

 

 

 

事例2 イリュージョン

 

 防御変動特性持ちへの袋叩き以外に、控えのポケモンの並び順が対戦に影響を与える事例がないかなと考えたら、イリュージョンがありました。ゾロアーク系統専用特性です。

 

イリュージョン - ポケモンWiki

 特性イリュージョンのポケモンは、登場時、手持ちの一番後ろのポケモンに化けて登場します。

 控えの並び順において、イリュージョンの化け先にしたいポケモンは一番後ろにする必要があります。

 

 これも、控えのポケモンの並び順が対戦に影響を与える事例でした。

 

 

 

番外編 かわりもの

 

 控えのポケモンの並び順ではないですが、先発で出すポケモンの並び順が対戦に影響を与える事例があるので紹介します。

 

 メタモン隠れ特性かわりものは、場に出たときに相手にへんしんします。

 ダブルバトルでは、この特性は正面の位置にいるポケモンに対して発動します。相手2匹のうちランダムに発動とかではありません。

 

 最初に場に出たときに、狙いのポケモンメタモンの正面に来るかどうかは、じゃんけんみたいなものなので、選出時点で並び順単体でこうしたほうがいいというものが決まっている物事ではないです。

 メタモンを控えにする場合に、試合が始まってから、狙いのポケモンの正面のポケモンがひんしになるような展開を作ることくらいならできます。

 

 

 なお、

・ダウンロードは相手2匹の防御・特防それぞれの合計値を参照して発動します。

・トレースは相手2匹のうちランダムに選ばれたどちらかを対象として発動します。

・いかくなどは相手2匹に発動しますダブルバトルを何も知らない人の気持ちになって考えると威嚇が対面にだけ影響するというのもあって良さそうな話で、いかく弱体化案としてもありそうですが、現実ではそうはなっていません)

 

 

 

ふくろだたき関連の雑記

 

 これはよく言われている話ですが、ふくろだたきで味方殴りをするとき、殴られるポケモンは1回自分で自分を殴っていることになります。

 

 

 味方殴りをするとき、普通はエフェクトはありません。ただ、打撃音とともにダメージを受けるだけです。

 例 ↓

 しかし、ふくろだたきは味方を攻撃するときもポカポカポカというエフェクトがあります。

 なぜでしょうか。もう味方殴り用の技として公式からも認められているのでしょうか……

 

 

 ふくろだたきは非接触です。

 非接触技の中で屈指の接触している感がある技です。

 

 

 ふくろだたき関連で一番好きな動画はこれです。一撃ウーラオスがあくタイプの確定急所3回連続攻撃をするというコンセプトが面白いです。

第三の型!一撃で連撃なマスターウーラオスを爆誕させて勝ちたいランクマ実況【ポケモン剣盾】 - YouTube

 ※「まもる対策もバッチリ」のところは、ふくろだたきが非接触でふかしのこぶし非対応なので間違いです。

 

 

 

おわりに

 

 ポットデス叩き(エルポット)の構築記事に今回の内容を書くと記事が大きくなりすぎるので、切り離して書きました。ちょうど面白いテーマとして成立するのでちょうど良かったです。

 

 そういえば、エルポットで今月の初レギュFのマスボ上げをしようとしたら、ランク9ゲージ3/4から25勝32敗で57試合かかりました。ランクバトルの環境では弱いということがよく分かりました。

 

 

 お読みいただきありがとうございました。

 

 もし漏れがあったら教えていただきたいです。よろしくお願いします。

 

 

嬉しい反応

(この知識を有効になる構築は少ないですけどね)

 

 

 

 

 

 

 

 

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【ポケモンSVダブル】エルポット叩きパ(弱点保険砕ける鎧袋叩き)withトリル下先制サワムラー(すばやさ1809以上) ブルーベリープロローグ最終106位レート1752

ブルーベリープロローグ好成績+トリックルーム無視+壺構築品評会参加を全部やりたい

 

見た目が怪しすぎるサワムラー(じめんテラスタル

 

はじめに

 

 ポケットモンスタースカーレット・バイオレットのダブルバトル構築記事です。

 公式大会「ブルーベリープロローグ」の構築記事です。公式大会の自己ベストを更新できました。

 

 ブルーベリープロローグはブルーベリー図鑑のポケモン(モモワロウ除く)のみが使用できるルールです。

ブルーベリープロローグ 公式告知:「ブルーベリープロローグ」開催!

 

 

 本ブログで3年前にポケモン記事の投稿を始めたきっかけの戦術である、すばやさ1808超えによるトリル無視を組み込んだ構築です。

 

 なお、本構築は、休歌さん主催の「第7回壺構築品評会」(下記記事参照)に出展した構築です。記事の後半ではそのことについて書きます。

kyukafuremingu.hatenadiary.com

 

 

 

きっかけ:エルフーン解禁

 

 ダウンロードコンテンツ藍の円盤で、エルフーンが解禁されました。

 

 とある戦術に必要でありながら、それまで、いたずらごころおいかぜとふくろだたきを両立するポケモンがSVにいませんでしたが、エルフーン解禁で解決しました。

 

 連続技をゆるくさがせば、碧の仮面の時点でダブルウイングヤミカラスも該当はしますが、エルフーンのほうがいいです。事前の情報でエルフーン解禁は分かっていたのでヤミカラスは試しませんでした。

 

エルフーン

 

 

すばやさ1809以上とトリックルーム

 

 トリックルーム下の行動順は

10000-すばやさを8192で割った余り が大きい順

になります。

 

 そのため、すばやさが1808を超えると(1809以上になると)、トリックルームが貼られていても普通のすばやさのポケモンより先に動けます。以下記事がそれを詳しく書いた記事です。

tetspond.hatenablog.com

 このブログの初のポケモン記事がこれなんですが、久しぶりに見て、思ったより今と変わってないなーという感想を抱きました。

 

 

 このすばやさ1809以上という値を実践で現実的にクリアしようとするときに、エルフーンの力が必要だったのでした。

 

 剣盾では、トリックルーム破壊にゆかりのあるルチャブルのすばやさを1809以上にしました。

tetspond.hatenablog.com

 上記記事ですでにいろいろ書いたのと、今回はこれ以外にも書くことが多いので、本記事ではあまりこの戦術について詳しく書きません。本戦術に関して興味がある方は上記記事もご覧ください。また、以下のカテゴリには関連記事がまとまっています。

すばやさ カテゴリーの記事一覧 - テツポンドのブログ

 

 

 

本構築の3段ギミック

 

 

ギミック1:弱点保険と砕ける鎧3回の同時起動

エルフーンがポットデスに「ふくろだたき」

ポットデスの特性「くだけるよろい」が発動して防御4段階下降すばやさ6段階上昇

ポットデスの持ち物「じゃくてんほけん」が発動して攻撃2段階上昇特攻2段階上昇

ギミックをここまでにする場合:ポットデスの特攻2段階上昇威力220「アシストパワー」で攻撃

 

ギミック2:防御ダウン解除と持ち物消費による軽業起動

ポットデスがサワムラーに「バトンタッチ」

サワムラー攻撃特攻2段階上昇すばやさ6段階上昇が引き継がれる

サワムラーの持ち物「しろいハーブ」が発動して、防御4段階下降がなくなる

持ち物を消費したのでサワムラーの特性「かるわざ」が発動して、すばやさが2倍になる

 

ここまでが1ターン目のこちらの動きで、1ターン目に相手が「トリックルーム」を使ってきたものとする。

ここからが次のターン(2ターン目)

 

ギミック3:すばやさ1809以上達成によるトリル無視

エルフーンが「おいかぜ」

味方がおいかぜ状態になり、サワムラーすばやさが2倍になる

 

それではこのサワムラーのすばやさを計算してみましょう。

 

計算1 元の値

サワムラーの元々のすばやさ実数値は114

 

計算2 ランク補正

すばやさランク6段階上昇 4倍

114 * 4 = 456 

 

計算3 その他補正

かるわざ 2倍

おいかぜ 2倍 合計4倍

456 * 4 = 1824

 

計算4 まひ補正

まひではないのでそのまま

 

サワムラーのすばやさは「1824」

 

成功時のサワムラーインファイト使用後)

 

 

本構築の1段ギミック

 

 前述のルチャブル構築では、ポットデスのアシストパワーで攻めるルートは取らずに全試合バトンタッチを狙ったのですが、今回は、いつなんどきトリックルームが来てもいいようにすることより、構築としてある程度勝てるようにすることを重視したので、バトンタッチをしない展開も設けました。

 エルフーン+ポットデスを「エルポット」と名付けました。

 

 エルフーン+ポットデスの選出をしたとき、相手がトリックルームを使いそうにないなら、バトンタッチをせずにアシストパワーで攻めていきます。

 

 特攻2段階上昇威力220アシストパワーは等倍ならちょっと固め(特攻特化残り耐久のタケルライコの1.1倍程度の硬さ)のポケモンをワンパンできます。

 テツノ系・メタグロスなどのエスパーはシャドーボールでワンパンできます。

 

 エスパーテラスタルで悪弱点を維持して弱点保険を発動させつつ火力を1.5倍にすることもできます。

 ねこだまし無効でテラクラスター等倍の非テラスタル時も偉いです。テラパゴスの隣を破壊してテラクラスターを耐えている間に隣でテラパゴスのHPを削り、H252D252ステラテラパゴスまでワンパンするエスパーテラスタルアシストパワーで試合を終わらせる、という理想展開があります。

 

 袋叩き後は防御がペラペラなので、物理優先で倒していきます。

 いろいろな要素(一部は後述)により、物理ポケモンが2匹相手の場に出ることはあまりないです。

 

 エルフーンのすばやさから高火力エスパー打点が飛んでくる構築ということになります。1ターン目はすばやさ184で、2ターン目はすばやさ364で動けます。

 エルフーン以上のすばやさがゴロゴロいて、あくタイプもゴロゴロいる普段のランクバトルと違って、エルフーン以上のすばやさのポケモンがほぼいない・あくタイプはガオガエンくらいなので、かなり今回の環境に適合していました。

 

エスパーテラスタル ポットデス

 

 

ブルベリープロローグ練習会1回目

 

 上で書いた動きのサワムラーは別のかるわざポケモンでもいいです。

 ブルーベリープロローグのことを考えていなかったとき、カジュアルバトルでルチャブルで戦い、ルチャブルいわなだれの火力が低かったので、、攻撃種族値が高いオオニューラか地震を使えるサワムラーに変えようと考えていました。

 エルフーンとポットデスとサワムラーの組み合わせがブルーベリープロローグのレギュレーションで実現可能だったので、サワムラーとし、ブルーベリープロローグ練習会に出てみました。

 

 エースの高火力範囲技として地面テラス地震をできるようにし、浮いている&先制技から味方を守れる&スイーパーになれる&予備のおいかぜ要員になれるポケモンとして丸腰ファイアローを入れ、ボックスにいた未育成のブリジュラス・バサギリをパーティーに突っ込んで、やってみよう!のノリで参加しました。

 

 すると

ブルベリープロローグ 練習会参加1回目 結果

 ※試合回数上限:15

 

 11勝2敗で優勝できてしまいました。勝率五分くらいだと思っていたので予想外でした。

 

 しかも、2敗は同一人物のエルフーン+ウネルミナモのおいかぜ+珠かえんほうしゃにやられたのですが、くさテラスのままだったエルフーンをみずテラスに変えれば解決しそうでした。

 

 トリックルーム構築相手にサワムラーが先制して勝った試合もありました。

 

 

 

パーティー

 

 戦える構築であることが分かったので、微調整しました。

 ブリジュラスとバサギリは、なんとなく突っ込んだポケモンではありましたが、変えを考えているうちに、相手の初手が物理2匹になるという事態(そうなるとポットデスが戦いにくい)を起きにくくしてくれているということに気がついたので、正式にパーティーメンバーになりました。

 

レンタルパーティー

 本記事は書くことが多いので、上の画像に載っている情報は省略して書いていきます。

 

 

エルフーン

167(252)-64(-)-105-97-96(4)-184(252+)

A個体値0

 

 すばやさは、最初はすばやさ無振りポットデスの2倍+1の228振りとしていましたが、最速にして本当に良かったです。VS同族以外にチラチーノ+1、ジャローダ+3の意味でも活きました。

 

 テラパゴス入りと違いテラスタルを温存する必要が薄いので、エルフーンが行動前に倒されそうならテラスタルを思い切って使っていました。

 特攻無振りでもフェアリー抜群組を2発で倒してくれてありがたかったです。最速にしてても火力耐久ともにそこそこあります。

 この構築だとあまり関係ないですが、もしテラパゴス最速の実数値が奇数だったら、わたほうしがおいかぜに対して確定先制になってもっと活躍してたのになーと思います、と書いたところでクリアチャームテラパゴスが一定数いたことを思い出しました。

 

 「ポットデス叩きを看破できるギミック通はそういないし、エルフーンブリジュラス警戒で出てきたこの指使いは違う並びを見て安心してこの指を使わずにエルフーンのタスキ破壊を優先するだろう」という願望のもと、エレブーなどがいても構わずエルポット選出をしていました。3勝くらい・1敗。

 

 

 

ポットデス

167(252)-63(-)-108(180)-176(44+)-138(28)-91(4)

種族値:60-65-65-134-114-70)

A個体値0

 

 すばやさは、+2でエルフーンを抜いてしまうと、相手からの攻撃で行動順が入れ替わってしまう事故が起きるため、4振りだけです。これだけでもギミック発動時はおいかぜ最速ジャローダまで抜けます。

 

 ぼうぎょは、威力11、11、17、13のふくろだたきを順に受けるときのダメージが変化するラインを調べて設定しました。だいたい54ダメージ入ります。もう1段階上げるなら252振りの117になります。

この作業にこのダメージ計算ツールがとても便利でした。威力設定自由と「周囲値」なる機能がぴったりでした。

理にかなったダメージ計算ツール

 こういう味方殴られ前提ポケモンは、防御に振ることでも特殊耐久が上がります。

 

 せいぎのこころの比じゃないくらい、くだけるよろいのエフェクト2回→弱点保険発動→くだけるよろいのエフェクト2回→くだけるよろいのエフェクト2回→くだけるよろいのエフェクト1回→テキスト表示2回 の演出が長く、計測したら40秒ありました。

 初ターンからエスパーテラスタルしたら、テラスタル演出も込みで1分超えそうです。

 

 トリックルーム警戒でほえるを使われてしまうのでトリックルームをSVで新規習得したのが損にでした。

 

 

 

サワムラー

141(52)-189(252+)-83(76)-x-131(4)-114(52)

種族値:50-120-53-35-110-87)

 

 範囲テラクラスターを2回耐えたり、きせきのタネフィールドグラスラを1回耐えたりするくらいの耐久になります。

ギリギリ高乱数で耐える攻撃でいうと

物理:じめんテラスタル後のファイアローの特化ブレイブバード15/16耐え

特殊:臆病CSメガネテラパゴスの通常テラクラスター13/16耐え

になります(記事を書いているときに計算しました)。

 

 火力目的のじめんテラスタルでしたが、じんらい無効・エスパーフェアリー等倍と防御面でも役立ちました。

 

 ポットデスがバトンタッチを使わなかったときも、しろいハーブ+インファイトの相性が良く、テラパゴスに抜群攻撃をできるため、活躍しました。

 ねこだましワイドガードは覚えるだけでも得だなと思いました。警戒されることを覚えておくことが立ち回りにおいて重要でした。

 

 エルポット選出のときは叩き順の関係でサワムラーを3匹目、ファイアロー等を4匹目にします。

2024/1/28追記

 上記記述についての詳細解説記事を書きました。

tetspond.hatenablog.com

 

 

ファイアロー

180(212)-146(252+)-71(4)-84-69(4)-158(92)

 

 以下構築で有名な丸腰アロー完全再現です。今確認したら、性別まで同じでした。

note.com

 以前別の構築に入れたときは違う調整・技にしていたのですが、今回は、85族を抜くことを前提としてなんとなく91族まで抜いたすばやさ実数値が本家と一致したこと、ファストガードが構築に必要がだったことから、こうなりました。ちなみに、調整変更後、ダメ計ツールの登録でHPの値を変更し忘れていたことに今気がつきました。

 ポットデスのアシパで敵を倒したあとに先制技持ちがでてきたとき、ポットデスまもる+ファイアロー出しの動きをして、(エルフーンのアンコールも防ぎながら)ファストガード+アシストパワーをできるのがえらかったです。

 

 ポルターガイスト無効・はたきおとす初回ダメージ軽減というメリットもありました。

 

 

 

ブリジュラス

197(252)-112(-)-166(4+)-146(4)-116(244)-106(4)

 

 「あまりにも無駄がないブリジュラス」という記事があまりにも好きだったので、これを真似しました。

castelibrary.hatenablog.com

ステータスは4だけいじっています。とくに特防は「無駄がない」を名乗るなら絶対こっちのほうがいいです。テラスタイプは実用性の判断でフェアリーに変えてしまいましたがステラもステラで強いと思います。

<元記事リスペクト>

とくぼう:偶数で、とつげきチョッキの補正がかかったときに切り捨てがなく、無駄がない。

すばやさ:4振りながら、先制されて受けた攻撃はボディプレスの火力上昇に変換でき、無駄がない。また、おいかぜで持ち物非考慮なら全使用可能ポケモンを抜け、無駄がない。

HP:上記で確保した努力値36で物理耐久と特殊耐久を同時に上げることができ、無駄がない。

 

 ミラーコートは、事前の練習では2,3回決まりましたが、基本的に殴ったほうが強いのと、1回見せると瞑想を積まれまくって終わってしまうので、本番では活躍しませんでした。HDベース+チョッキが固いのでダメージがあまり出ないという問題もありました。理想の一例は、テラスタルを使ってHPを半分以上残して初手を倒し、出てきたテラパゴスのステラテラクラスターを耐えて決める流れです。

 

 エルフーンのふくろだたきはこのポケモンにとっても嬉しい技です。防御4段階上昇のボディプレスで物理を詰ませながら相手を攻撃します。

 相手は初手で物理を並べるとエルフーン+ブリジュラスで詰むので、そういう初手が少なかったです。ポットデスに貢献しています。

 

 

 

バサギリ

70-187(252)-115-x-91-150(252+)

 

 がんせきアックスの存在によりテラパゴスを初手に呼びやすいのでポットデスに貢献しています。

 テラパゴスへの殺意が高い構成です。フェイントと味方の格闘技でテラパゴスを狙ってもよし、格闘テラスインファイトで殴ってもよし。

 

 

 

 

ブルベリープロローグ練習会2回目

 

 無駄がないブリジュラスが大好きであること、メインルート以外の動きも試してみたかったことから、ブルベリープロローグ練習会にポットデスを封印して参加しました。

 選出しないときでも同時採用ポケモンのデータと技のデータはHOMEに残ってしまうので、ポットデスは特殊ルール用に以前育成した別個体にしました。

 

ブルベリープロローグ 練習会2回目 結果

 これも11勝2敗で、かなり勝てました。これも予想外でした。

 大会終了時刻時点では1位で、その後に終了した対戦の結果により抜かれてしまい3位でした。

 

フェイント大活躍シーン

 

 

 

本番

 

 2日目深夜に5試合、3日目10時~20時頃に40試合しました。

 

本番 結果

 

 

ブルーベリープロローグ

32勝13敗

106位 1752.791

 

公式大会の過去最高順位です!

SV初の公式大会参加が良い結果に終わって良かったです。

今までの最高はこれです。

【ポケモン剣盾ダブル】公式大会「とびはねろ!コイキング」 イバン滅びラプラス選出固定でどこまで行けるかチャレンジで最終レート1652・288位 - テツポンドのブログ

 

20時頃に45試合終わったときに49位で、最終2桁順位いけるか?と思っていましたが、朝起きてみたら103位になっていてダメでした。

 

勝率71.1%でそのわりにレートが高いのは負けのうち3試合が最初の5試合に集中していたから、格上に負けることが多かったから、だと思います。

 

 

 

大会用火力指数メモ

 

68040 抜群インファイト

56700  抜群シングルテラス地震

42525 抜群ダブルテラス地震

37800 抜群シングル地震

36666 抜群はたき初回

34020 インファイト

28350 抜群ダブル地震

28350  シングルテラス地震

24570 抜群はたき2回目

21168 ダブルテラス地震

18333 はたき初回

17010 半減インファイト

14175 ダブル地震

12285 はたき2回目

 

330 116160 +2テラスアシパ

240  84480 +2抜群シャドボ

220  77440 +2アシパ

165  58080 +2半減テラスアシパ

120  42240 +2シャドボ 

110  38720 +2半減アシパ

 

56940 2倍流星

53120 4倍ボディプレ

40320 2倍120ヘビボ

39840 3倍ボディプレ

33200 2.5倍ボディプレ

28470 流星

26560 2倍ボディプレ

13280 ボディプレ

 

 

 

対戦履歴メモ

 

ooxxx 7872

 

ooooo 7-3 2146 1562.594

7試合目:エルブリ選出(物理5枚のため)

 

ooooo 12-3 1637.003 548

13試合目終了時 1603.381 1052

 

oxooo 16-4  1678.690 226th

18試合目終了時420 1650.954

 

oxooo 20-5 1725.057 71th

23試合目終了時 184 1691.915

24試合目じーまーこう 1709.054 115

 

xooxo 23-7 1732.839 64th

26試合目:バサギリデビュー・エルブリ選出(物理5枚)ウォーグルふきとばし

28試合目:エルブリ(物理5枚)水テラで1T降参される 1733.263 60th

 

xooox 26-9 1736.652 71th

31試合目:バサブリサワアロー(VSエルゴルーグ入りエレブー)

33試合目終了時 1741.037 61th

34試合目終了時 1754.274 40th

 

 xxooo 29-11 1749.929 51位

40試合目 トリル読み2ターン目バトンにほえるを合わせられ負けそうな局面だったが回線切れで勝ち

 

xxooo 32-13

42試合目 エレブーこのゆび

44試合目 ネツキ再戦 バサブリサワアロー 1740.739 69th

45試合目 19:59終了 

32勝13敗 1752.791 49th

 

エルポットじゃない選出 3勝2敗

エルポット選出 29勝11敗

 

すばやさ1824サワムラーギミック関連 3試合(トリル構築が少なかった)

した試合 ファイアローと並んで先制しまくったせいでトリックルーム中であるという感覚が抜けてしまい、カポエラー登場に対してファストガードしてしまい、そこから大きく崩れて負け

しなかった試合 トリルをしない読みで動いたらトリルされ、うそなきばかぢからカラマネロのトリル後のじごくづきでポットデスを倒される パーティーが低速寄りだった(最速がテラパゴス)ので、トリル読み行動をできたなと反省

途中でした試合 トリルの次のターンにバトンしたらほえるを使われておしまいになる。だがその直後に相手の回線が切れて勝ち。短気な人ならこちらが切断してるくらいの負け確定具合だった。

 

 

 

アシストパワー 発射 (剣盾のほうがチュインドーンという爽快感がありました)

上位でパウワウに滅ぼされた図



テラパゴス不採用について

 

 ブルーベリープロローグはテラパゴス一強環境です。

 他の方の構築記事を見ても、採用しないことに理由が必要と複数書かれています。過激なことを言うことに気持ちよさを感じるタイプの人は「テラパゴスがいない構築は構築と呼べない」なんて言ってもいます。

 上位では、剣盾末期の禁伝幻無制限ルールでのザシアン採用率を超える採用率だったかもしれません。

 

 今回は、

・最初に仲間大会に参加するときに突っ込んだブリジュラスとバサギリがなかなかいい役割を後付けで持てたことと、

・そうであれば仲間大会優勝のパーティーから変にチームをいじりたくなかったこと、

・そうしてテラパゴスなしパーティーのままであれば後述の壺構築品評会に出展できること

から、テラパゴスなしで本構築は本番に挑みました。

 ブルーベリープロローグで検索して出てくるツイートを見るかぎり、テラパゴスなし構築の最高順位っぽいです。

 

 テラパゴスの種族値700はテラス兼の消費が前提となります。テラパゴスにテラスタルを使うことは、他のポケモンの耐性変更にも使えるテラスタルを、600族を火力1.2倍700族に強化するために使うという行為です。一致テラスをよく使う身なのでその強さに異論はないですが、テラスタルの耐性変更という強みは消えます。

 テラパゴス入りはテラスタルをほぼ必ずテラパゴスに使ってきたので、テラスタルの耐性変更を考慮せずに対戦を進めていけるのが快適でした。テラパゴスのテラスタルは、コマンド選択時に起動を選択する種族値100上昇&特性変化の形態変化なので、相手だけがメガシンカ、自分だけがテラスタルを使っているような感覚でした。

 

 

 

第7回壺構築品評会 提出

 

 壺構築品評会という、テーマに沿ったギミックを入れた怪しいな壺のような構築(他人に勧められた際にうさんくさいと感じる構築)を出展してみんなで評価する会があります。

 第7回(1月開催)のテーマが「ブルーベリー図鑑」だったので、この構築を提出しました。

 

 提出された14の壺構築の1つとして会場に陳列されました。2つ目として並んでいます。

kyukafuremingu.hatenadiary.com

 

 

<提出内容>

ルール :ダブルバトル

構築名称:【ブルーベリープロローグ】エルポット叩きパ 〜トリル下先制サワムラーを添えて〜

 

構築の簡易解説(280字制限 280字ぴったり)

追い風されてもトリルされても先制したい!そんな願いを叶えるのはアローだけじゃない!この戦術を考え3年の職人の構築!
VSトリル
HBポットデスを袋叩きし弱保を発動させつつS+6、それをサワムラーにバトンすると白いハーブ発動でB-4が消え軽業発動(初手無攻撃ギミックだが猫トリル等相手には成立する)!ここに追い風を加えればS1824!1809以上になり、行動順計算の関係(オーバーフローではない)でトリル下でも先制できる!
VS非トリル
バトンせずC+2威力220アシパで上からワンパン(物理ポケ優先)!先制技からはアローがファスガ(疾風返しと違い変化技も防ぐ)で守る!

 

 

 参加は今回が3回連続3回目になります。280字ぴったり提出も3回連続です。今回も、文体を普段と変えて、正式名称ではなく略称や漢字を使うことで、文字数の圧縮を行いました。入れたい情報をできるだけ入れました。

 丁寧に記事を書くときの書き方で同じ内容を書いたらたぶん字数が2倍近くになると思います。

 

 記述には、減点意見対策が詰まっています。

アローだけじゃない:「そのコンセプト、アローが一人でやってるよ」対策

3年の職人:「(トリプルバトル界隈では有名な)限界突破キングドラの真似だ」対策

※自分で職人(壺職人の意味)を名乗るのはどうかとも思ったのですが、他の言葉を探しても同じような問題があったので、これにしました。

HB:「ポットデスを殴られるだけで順番事故で崩壊しそう」対策

※正確にはHBに振り切っていないですが、HBと呼ぶことを自分に許せる範囲でした。

初手無攻撃ギミックだが~:「初手で相手に干渉しないギミックは弱い」対策

物理ポケ優先 ファスガ:「常時防御4段階下降のエース、弱すぎる」対策

(疾風返しと違い~)「新技にはやてがえしという技があって」対策

 

 減点意見対策以外の対策文章

(オーバーフローではない):誤解対策

点数を考えると、正の効果はなく、むしろこれに13字使った分だけ負の効果があるくらいですが、誤解が多いところなのであらかじめ訂正を仕込んでいます。本品評会でオーバーフローという言葉を使ってしまっている方は、文章をしっかり読む意識をもったほうが良いです。ポケモンに限らず、人生全体にとって実りがあると思います。

 

 前回提出構築の記事から以下文章をそのまま載せます。

 持ち物なしファイアローは2023年に公式大会で優勝構築に入るという華々しい結果を残しましたが、そういう事実を忘れてよく見てみると、相当「他人に勧められた際にうさんくさいと感じるポケモン」ではないでしょうか??

 

 

 

第7回壺構築品評会 採点

 

時間がなかったので、コメントは一部のみ書きます。

 

1:その系統は減点しがちですが、下品なタイプではないので減点しませんでした。

 

3:ワンパンを狙えないなら放置されやすいニャオニクスの性質が活きています。たべのこしファストガードは他のほうが強そうです。特に踊り子の強みである守りながらの行動ができることとエースであることからまもるがほしいです。しばらくオドリドリのみずテラスとフェアリーめざめるダンスの文章はミスか?と思っていましたが、踊り子で攻撃するという意味だと気がつきました。

 

7:誓いのセッターは誓い成功時でも次のターンにじだんだ系が威力2倍になるという仕様を初めて知りました。ポケモンwikiには書かれていました。面白いです。

 

8:じこあんじされる側はまもるを入れたいです。

 

9:弱いかもしれませんが、アロマミストも入っていてほしいです。そもそも存在を忘れられていそうです。

 

10:一部にのみ伝わる短い表現で書くならm1のテツandトモです。

 

12:受け取ったかんろなみつを相手に渡すところまでギミックが繋がっているのが美しいです。

 

13:ひゃっきやこうの追加効果発動率は30%です。

 

14:ボルトロスのにほんばれの採用意図が気になります。

 

 

 今回は本記事の3段ギミックを基準に考えたので過去2回より2点分くらい辛口採点になってしまっています。

7点 火の海 カミツオロチ
6点 ムラムラニャオドー 
5点 ニャオドリ スキスワドーブル 仲間作りドーブル ドブベトニクス
4点 セキタンザン バフラッシャ バシャドドゲ
3点 4倍寿司 
2点 きあいパンチエビワラー 虹 

 

 

 

第7回壺構築品評会 結果や反応など

ここは記事公開後に他の方の記事などを見ながら追記していく場所です。

 

結果

 

(満点220 平均151)

177点 3位入賞

スト審査員(ルートさん)特別賞

kyukafuremingu.hatenadiary.com

 初入賞・初特別賞です。ありがとうございます。嬉しいです。

 

 

 とても嬉しかったのが以下コメントです。

ゲスト審査員コメント

仕様としての指名度はそこそこある(と思う)トリル時の超々高速ポケモンですが、それをある程度納得のいく構築に仕上げている発想力は相当なものだと思いました

 

 

 でも、前回の提出時の記事のこの文章↓は心に覚えておきたいです。

 「自然にできた構築を提出する機会があれば提出するというだけなので、点数については「へー」「嬉しい」という感想にとどめ、部分的な構築・文章のアドバイスだけしっかり受け止めようというスタンスです。」

 ただ、次回は、一つ思い浮かんだことがあるので品評会用に構築を作るというのをするかもしれません。

 

 

 

 

反応

 

>レギュFの構築に限ると書いてあるのにブルーベリープロローグ云々

 「テラパゴスなしのブルーベリープロローグの構築はレギュFの構築である」は真です。

 また、前回の品評会のルール違反コライドン入り構築を素通りし「今回の構築はレギュ的にどうなの」と思った方は、ダブルスタンダードに気をつけながら日常生活を送る必要があります。そういうの良くないと思います!

 

 

>ここまでやって出てくるのがサワムラーなの嘘すぎる。まだジュカインのが強くないですか?両刀で採用できて真空波もあるし、誓いコンボすればめちゃくちゃ意表を突けそうです。

ブルーベリープローグの話をするなら環境でサワムラーはアタッカーとしてはジュカインより強いポケモンですし、レギュFの話をするなら代替案は普通オオニューラになります。

しんくうは:先制できるようにしたポケモンが不一致威力40で攻撃するのが弱いです。

誓いコンボ:ファイアローを抜いて3手(交代含む)使うのは圧倒的に弱いです。

ジュカインが好きだったのでしょうか。かっこいいですよね(筆者はジュプトルのほうが好み)。

 

>ブリジュラスもちゃんと入れてるのが偉い。

たまたま突っ込んだことから始まりましたが偉かったです。

>ここにバトンタッチを組み込んでグレンアルマとは差別化できるんだぞとしてるところも普通に偉い。

そうなんです。レギュFの構築として見ると悪弱点砕ける鎧は他にもいるのですが、バトンタッチが差別化になります。1808超えまで考えるとポットデス系統しかいないんです。

 

>コレ無理にブルプロにする意味ありました?ポットデスエルフーンとサブプランのブリジュラスでブルーベリー図鑑要素は取れてますしね。テラパゴスなしであの順位はすごいとは思うんだけどそれはそうと普通にレギュF仕様のフルパワー構築が見たかった

壺構築用に構築を作るということをせずに自然の営みからの壺を提出したのでこうなりました。

サワムラーをオオニューラに変えませんか?Sの数値要求下がりますよ?火力も上がりますし。

レギュFとしてみると、物理耐久が上がり、さらにすばやさの努力値52を耐久に回せるオオニューラが強いのはたしかにそうです。フェアリー等倍も偉いです。ただ、範囲技の火力はオオニューラがじしんを覚えない関係でサワムラーのほうが上です。

 

 

 

その他

 

 品評会参加者がブルーベリープロローグで好成績をたくさん残していたのは、テラパゴス一強ルールとエースを活躍させるギミックが噛み合っていたからだと思っています。

 

   

 全体として見て、仕方のない減点・採点側の理解不足による減点しかなく、10点満点換算だと8点程度の点数を取れたので、満足しています。

 PJCS予選によりしばらく開催されないという報があったのでちょうど良かったです。  

 これがなくてもこういう構築を作って遊ぶのであまり変わりはないです。引き続き楽しんでいきます。

 

 

 

おわりに

 

 今世代、ダブルバトルではランクバトルで最終3桁を取ることができていなかった(そもそもマスボ級でしっかり戦ったシーズンがほぼない)ので、良い成績を取れて良かったです。しかも、それが自分にとって思い入れのある構築を使ってのものだったので、嬉しいです。

 

 お読みいただきありがとうございました。

 

 

2024/1/27 追記

 今月の初レギュFのマスボ上げに使ったら、ランク9ゲージ3/4から25勝32敗で57試合かかりました。ランクバトルの環境では弱いということがよく分かりました。

 

 

tetspond.hatenablog.com

 

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【ポケモン】2022年にした仕様文献調査 Part2

2022年にインターネット上で調べて編集した仕様のことをまとめておきたい②

 

 

はじめに

 

 2022年のポケモン本編仕様調査に関する記事の第5回です。第4回からは自力検証以外のところをまとめています。インターネットで記事や動画を見つけてそれをもとにポケモンwikiなどを編集した記録です。

 

 前回↓

tetspond.hatenablog.com

 

 

 このシリーズの一覧

【ポケモン】2020年にした仕様文献調査 - テツポンドのブログ

【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part1 - テツポンドのブログ

【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part2 - テツポンドのブログ

【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part1 - テツポンドのブログ

【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part4 - テツポンドのブログ

【ポケモン】2022年にした仕様文献調査 Part1 - テツポンドのブログ

 

 

 もう2024年にもなってしまいましたが……始めます。

 

 

 

 

ねごと+フェイント

 

 

 2022年春の時点では、ポケモンwikiのフェイントのページ 

フェイント - ポケモンWiki に

* ねこのてねごとゆびをふるで選ばれない。

とありました。

 

 多良津さん(ブイズトリプルバトル・仕様関係の方。)が、第六世代でねごとでフェイントが出ることを発見しました。

 当時はTwitterの動画があったのですが、今はTwitterアカウントごと消えています。好きな方だったので残念です。

 

* ねこのてゆびをふるで選ばれない。

に修正しました。

 

 この記事を書くにあたって第九世代(バイオレットver3.0.0)で自分で確認してみたところ、同じでした。

 

 

 また、ねごとのページ 

ねごと - ポケモンWiki には、フェイントについて何も書かれていなかったので、書きました。

 

選ばれる技

多くの他のわざが出るわざと異なり、以下の技はねごとで出すことができる。優先度が異なる技でもねごとと同じ優先度で使用できる。

(略)

(略)

 

 

 ねこのてでフェイントは出ないので、それとの混同でミスがあったのだと思います。

 

 

 ちなみに、ねごとで選ばれない技というのがあり、溜め技などがそれに該当します。

ねごと+ワンウェポンのポケモンも溜め技を覚えるならそれを覚えておいたほうが得です(ダイマックスがなくなった今、得は少ないですが、損にはなりません)。これを実践している人は少ないですが、事例を紹介しておきます。

 

【ポケモン剣盾】ボルケニオンの技はこの2つ以外いりません。スチームバーストがインチキすぎる世界線 - YouTube

↑ ねごと+スチームバーストの他にねごとガチ勢がうるさいのでソーラービームを入れたとのこと。ねごとガチ勢としてとても満足しています。

 

tetspond.hatenablog.com

↑ このブログの記事です。味方催眠+ねごと+ドラゴンテール+ほえるをメインにするトドロクツキの最後の1枠に、そらをとぶを入れています。

 

 

 

 

剣盾ランクバトルの参加可否判定+ガラルヤドン,ガラル外リージョンフォーム

 

 以下記事で調査内容をまとめています。tetspond.hatenablog.com

 

 

 シリーズ1(シーズン1。2019年12月。)においては、

禁止のはずのキョダイマックスをダイオウドウだけ使えた

 

  シリーズ2(シーズン2と3。2020年1月と2月。持ち時間導入シリーズ)においては、

レギュレーション上は使用不可だが、ヤドン (ガラルのすがた)も使用可能。また、レギュレーション上は使用可能だが、ギャロップヒヒダルマなどのガラルのすがたをもつポケモンのガラルのすがたではない個体は、シーズン3期間中に既にポケモンHOMEを介して入手できるものの使用不可。

という内容を

ランクバトル (第八世代) - ポケモンWiki

に書きました。

 

 

 また、上記記事には書いていない内容ですが、

 シリーズ5(シーズン7と8。2020年7月と8月。鎧組解禁シーズン)において、

ガラル地方ででタマゴから育てることができないマタドガスライチュウのガラルにいないすがたは、バトルレギュレーションマークをつけることでこのシリーズから使用可能。

となったことを書きました。

 

 

 

ふういん

 

 既知の仕様ではあるのですが、ふういんは、ふういん使用ターンの相手の対象技を繰り出させなくする効果に加えて、ふういん使用ターンの次の行動選択から、相手にその技を選択できなくさせる効果もあります。

 

 これにより、ダブルバトル

1ターン目 トリックルーム ふういん(byトリックルームを覚えたポケモン

2ターン目 先制爆発 先制爆発

と動いた場合でも、2ターン目に相手にトリックルームを使われることがありません。

 2ターン目に相手が行動するタイミングではふういんが解除されていますが、相手は技選択時点でトリックルームを選択することができないため、トリックルームを使うということがないのです。

 

ふういん (状態変化) - ポケモンWiki

 そのあたりを書きました。 

 実は今までポケモンwikiでそこに言及されていなかったのです。

 対戦にがっつり関わってくる要素なのに一部のプレイヤーが知っているだけでという仕様が稀に存在します。

 

 今は、Zaggyoさんが記述を整理してくださりこういう記述になっています。

  • ふういん状態になった次のターンから、相手のポケモンは封じられた技を選択しようとすると「<ポケモン名>は ふういんで <技名>が だせない!」というメッセージが出て選択がキャンセルされ、技の選択画面に戻される。
    • 選択できる技が1つも無くなったポケモンの場合は、「たたかう」コマンドを押すとわるあがきを使用することになる。

 

 その後Zaggyoさんによって追記された内容で、以下の内容が面白くて好きです。

「ふういん状態のポケモンがわるあがきしか出せなくなったきでも、相手のポケモンはわるあがきを使用できる。」

 わるあがきは「覚えている技」という扱いにはならないのでこのようになるのかな、と考えています。

 

 

 

ニドリーノ+タマゴ

 

ニドキング - ポケモンWikiの備考に倣って

ニドリーノのページに書きました。

   
* ニドリーナと違ってタマゴを見つけられる。その際はメタモンが必要。

 

 実例つぶやきの調査結果は以下のとおりです。

 

 

 ニドラン関係の孵化の仕様はニドラン♂の備考にだいたい書かれています。

ニドラン♂ - ポケモンWiki

 

 

 

ツチニン+タマゴ技

 

* タマゴわざはヌケニンメタモンの組み合わせでも遺伝可能。

の記述に
** ヌケニンは性別不明でありオスではないが、普通はオスからしかタマゴわざを遺伝できない第五世代以前であっても、遺伝可能。

を足しました。

 

 ツチニンのタマゴわざを覚えているヌケニンメタモンとともに預けると、性別不明であり♂ではないにもかかわらず第五世代以前であってもわざの遺伝が可能であるというのをヌケニンのページに2021年9月に書いていたので、それをツチニンのページにも書いたかたちです。

 

 

 

タマゴ技の解禁

 

タマゴわざ - ポケモンWiki

の備考に

と書いてあったので、

(オーラポケモンやマックスレイドバトルによって、その技を覚えたポケモン自体は最初から入手可能であった)

と追記しました。

 

 もし、そういう入手手段もなく本当にタマゴ技が一時期まで解禁されていないポケモンが剣盾にいたら、この文章を修正するので教えてほしいです。

 

 

 第九世代では、ベラカスのコスモパワーがアルセウスをSVに連れてこれるようになるまで未解禁タマゴ技だったということなど、こういう話がいくつかありました。

 以下サイトにまとめられていました。(「HOME解禁前の情報」の「+」を開くと出てきます。)

latest.pokewiki.net

 

 

 

その他

 

ポケルス - ポケモンWiki

 備考にぐちゃぐちゃにいろいろなことが書かれていたので、仕様と備考に分けて仕様の中にいくつかの小項目を立てて、整理しました。

 今ではさらに詳細な記述が別の人によって書き加えられています。

 しれっと第九世代で廃止された要素です。

 

 

 

おわりに

 

 2022年6月~9月途中の編集記録でした。

 お読みいただきありがとうございました。

 久しぶりの4000字に達しない記事です。

 

  Part1の「おわりに」を見ると、公式大会トリックマジックには手が回らなかったと書いてあります。

 今回は、ブルーベリープロローグに手を回します。2回参加した仲間大会練習会で、表選出固定の回で11-2で1位、表選出のキーを封印したもう片方の回で11-2で3位を取れたので、本番もうまくいったらいいな~と思っています。

 

 

 次回は、ちょうどいい構築がありこれ↓に参加するため、その記事になる予定です。

kyukafuremingu.hatenadiary.com

 

 

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【ポケモンSVシングル】壁+しっぽきり+マルチスケイルでとても硬いみがわりを作ろう(シーズン13構築記事・最高レート1926)

とてもかたいみがわりを盾に積み技を複数回使いたい

 

カイリュー りゅうのまい

 

 

はじめに

 

 ポケットモンスタースカーレット・バイオレット、ランクバトル・シングル・シーズン13の構築記事です。

 

 リフレクター・ひかりのかべをセットした状態で、後攻しっぽきりでカイリューにみがわりを渡したら、壁とマルチスケイルでみがわりが4倍の硬さになり、りゅうのまいを複数回使える!という構築です。

 瞬間レート1900超え(保存していれば最終3桁のライン)を達成しました。

 

 

 

 

構築経緯

 

 マルチスケイルは、本体のHPがマックスであれば、みがわりのHPがマックスかどうかに関係なく発動します。

 

<みがわり>

 普段のマルチスケイルは1回発動した後は回復しないかぎり再発動できません。発動するということはダメージを受けるということであり、その時点で、HPマックスの状態ではなくなるからです。

 しかし、みがわりであればそうではありません。本体のHPがマックスの状態であれば、みがわりが攻撃を受けた後も本体のHPはマックスのままです。そして、みがわりが壊れるまでずっとマルチスケイルが発動し続けます。さらに、みがわりが壊れた後も、本体が最初に攻撃を受けるときにマルチスケイルが発動します。

 

<しっぽきり>

 ただ、普通は、みがわりを使うと、みがわりを使うためにHPを消費することによりHPがマックスでなくなっているため、直後の相手の攻撃にはマルチスケイルが発動しません。

 そこで、しっぽきりという技を使うことにしました。HP満タンの状態で、みがわりカイリューを場に出すことができます。

 

<壁>

 普段のしっぽきりでは、みがわりを盾に1回攻撃を防いで、その隙に技を1回使うだけです。しかし、みがわりが攻撃を耐えればもっと自由に行動できる回数が増えます。

 リフレクター・ひかりのかべ(通称:壁)で、耐久を補強することにしました。

 

 

 普通はHP1/4分を外付けするのがしっぽきりですが、今回はその1/4が4倍になっているため、1匹分を外付けしていると言えます。これは、変化技を使えるダイマックスカイリューを使っているようなものです(過言)。

 

 

 

基本の動き

 

クレッフィで壁を貼る

(壁を貼ることで相手の攻撃を2回耐えるときは、壁→でんじは→もう片方の壁と動いていました。)

 

相手に倒される

or てっていこうせんで退場

or ミミズズに交代

 

ミミズズで余裕があればステルスロックを撒く

 

ミミズズでしっぽきり

みがわりつきのカイリューを出す

 

カイリューりゅうのまい

 

カイリューでひこうテラバースト

 

 

 

 

パーティー

 

クレッフィ 

 

テラスタイプ:はがね(使わない)

種族値 57-80-91-80-87-75

個体値 31-x-31-31-31-31

努力値 252-0-156-0-100-0

性格 おだやか(特防アップ・攻撃ダウン)

実数値 164-x-131-100-132-95

特性 いたずらごころ

持ち物 ひかりのねんど

技 リフレクター ひかりのかべ でんじは てっていこうせん

 

 すばやさブーストハバタクカミ・テツノツツミなどにも先手を取って壁を貼れます。 

 アカツキガチグマのだいちのちから2回でほぼぴったり倒れます。そういうケースだと壁を最大限後ろに残せます。

 一方、暇になる状況もあり、HPが半分より残っていてミミズズ交換ができそうなときはクレッフィを残しておく動きもしました。結構そういう試合が多かったです。残しておくと、カイリューからクレッフィに引いて2回目の壁を貼ってでんじはを入れた後に単純に殴り合って勝つというプランをとれます。

 

 退場手段を持つ壁貼り役としては、レジエレキもいます。レジエレキは壁貼り以外もたくさんいるのでちゃんとした比較ではないですが、シーズン13の使用率はレジエレキ75位、クレッフィ135位でした。終盤、1回レジエレキに変えてみたことがあったのですが、すばやさブーストにも先制できること、タイプが優秀なこと、耐久数値がレジエレキより高いことなどから、クレッフィのほうが壁貼りとしては優秀でした。アタッカー要素を求めないなら、一番優秀な壁貼り役です。

 

 

 

ミミズズ

 

テラスタイプ:はがね(使わない)

種族値 70-85-145-60-55-65

個体値 31-31-31-x-31-31

努力値 244-0-12-0-252-0

性格 しんちょう(特防アップ・特攻ダウン)

実数値 176-105-167-x-117-85

特性 どしょく

持ち物 オボンのみ

技 アイアンヘッド ボディプレス ステルスロック しっぽきり

 

 最初、最遅にするつもりで育成しましたが、個体値0・下降補正なしで戦い始めました。すると、カイリューが倒れた後にクレッフィでもう一度壁と麻痺をセットしてミミズズで上からアイアンヘッド連打という動きをとれる試合がありました。無振りガチグマの下は取りたかったので、この数値がなんだかんだちょうどいいような気がし、最後までこの数値でした。

 

 オボンのみを持つことで、弱点技を受けても75%未満のダメージに抑えればしっぽきりを使えます。弱点技以外なら、壁によりだいたい2回受ける余裕があるので、相手のパーティーカイリュー・パオジアンなどがいるときはステルスロック→しっぽきりと動きました。

 最初、努力値をHPに252振っていたのですが、オーガポンのツタこんぼうを受けて残りHPが89になり、オボンが発動しないが、しっぽきりを使えない、という悲劇の状況が発生したので、その試合の後ちゃんと偶数にしました。

 

 4桁帯だと地面技をたまに使われました。

 

 

 

カイリュー

 

テラスタイプ:ひこう(毎試合使います)

種族値 91-134-95-100-100-80

個体値 31-31-31-x-31-31

努力値 244-44-52-0-12-156

性格 いじっぱり(攻撃アップ・特攻ダウン)

実数値 197-176-122-x-122-120

特性 マルチスケイル

持ち物 するどいくちばし

技 テラバースト りゅうのまい アンコール はねやすめ

 

 高い種族値ポケモンがマルチスケイルを持っているのは本当にやめてほしいなとバランスの視点からは思いますが、この戦術を使ううえでは嬉しいです。

 このブログでは条件を満たすポケモンがそれしかいないという理由でマイナーポケモンを使うことがありますが、条件を満たすポケモンがメジャーポケモンならメジャーポケモンを使います。

 

 以前はすばやさ1段階上昇でゲンガー抜きの意味でのすばやさ120でしたが、今ではオーガポン抜きの意味に変わり引き続き有用なのが面白いです。炎オーガポンは特性かたやぶりにより本戦術に強いので、そこを意識した数値なのは良かったのかなと思います。

 

 サーフゴー以外のひこう半減ポケモンがあまりいなくて、ひこうテラバーストのとおりが良かったです。

 どの技も活躍し、変えようと思うことがありませんでした。りゅうのまいはコンセプトにより必要ですし、アンコールはみがわりと合わせて単純なエースでは止まってしまうような耐久型に刺さりましたし、はねやすめは壁と合わせて高い耐久を活かしました。

 ただ、別の技でもそれはそれで活躍してしまいそうな気がします。カイリューなので。

 

 

ほか3匹

 

ハバタクカミ:高速ポケモンを入れておきたかったため。交換からのアンコールを警戒させられるテツノツツミのほが良かったかもしれません。たしか別のポケモンにしていた時期もありました。

 

ガブリアス:つらいでんきタイプの選出率を抑えるため。ずっとパーティーに入れていました。

 

ルチャブルゴチルゼル

 ステルスロックがめちゃくちゃつらかったので、ディンルー・カバルドンなどをはめることができる、くろいまなざしアンコールビルドアップバトンタッチルチャブルをパーティーに入れました。↓の動画のルチャブルです。

【ポケモンSV】初手ステロ?全員ハメます。ルチャブルが謎の技構成で全員起点にして打ち消す世界線 - YouTube

 1試合、アカツキガチグマのあくびとしんくうはをアンコールして活躍した試合がありましたが、その後はディンルー入りに選出しても初手がディンルーではない試合ばかりで、1試合初手ディンルーと対面してもふきとばしから入られ、数試合ただやられるだけというのが続いたので、パーティーから抜けました。

 代わりに、役割を果たしているか怪しいですが、選出しないゴチルゼルをパーティーに入れました。

 

 

 

完全体みがわりの硬さ

 

 ミミズズのHPの1/4である44のHPを持ったみがわりをカイリューが受け取り、壁とマルチスケイルがのったときの硬さを紹介します。

 カイリューはひこうタイプにテラスタルしています。

 

 

物理方面

A特化カイリューのスケイルショット5発確定耐え

A特化ブーストトドロクツキのひこうテラスアクロバット確定耐え

 

特殊方面

C特化アカツキガチグマのブラットムーン+しんくうは確定耐え

HB特化サーフゴーの通常たたりめ3回確定耐え

 

 

 みがわりなのに、普通のポケモンみたいな硬さです。

 ここに、状態異常無効・デバフ無効・追加効果無効までセットでついてきます。強いです。

 

 

ミミズズ しっぽきり

 

戦績

 

瞬間最高レート 1926.068

瞬間最高順位 374位(2023/12/30)

最終レート 1717.840 

最終順位 5393位

 

 

 レギュAかBかCのころにこの戦術をやろうと思ったときには、オーロンゲを壁貼り役に選んでしまい、ほぼ毎回交換でミミズズを出さなければならず大変であまり勝てませんでした。退場手段を持つクレッフィの存在が頭になかったです。

 12月にふと、クレッフィのほうがいいということに気がつき、戦いたくなったので、マスボ上げに使うことにしました。

 

【ポケモンSVシングル】ステラテラバースト連打構築の検討(こだわり+あまのじゃく) - テツポンドのブログ

で5連敗した状態からスタートし、11勝6敗でマスボ級に到達しました。

 

 最後のほうの勝率が良かったので、「結構戦えるのかもしれないし、少しマスボ級でも戦ってみよう」と何戦かしたところ、16勝9敗で4万位から4000位(レート1711)まで上がりました。

 その後も少しずつ順調に順位を上げ、12/30に7連勝で374位(合計68勝43敗、レート1919)になれました。

そこから、9連敗で3000位付近まで落ち、

その後、434位(合計84勝58敗、レート1926)に戻ってきたあと、

12-26で9524位になり、

最終的には合計121勝104敗のレート1717.840で終わりました。

 

 レート1720付近から1920付近までうろうろしました。

 相手のうまさに関係なく勝つときは勝って負けるときは負けるタイプの構築なのかな、それでこうなったのかな、と考えています。

 

 

 今までの傾向から見て1920くらいあれば最終3桁に残せるというのが分かっていた(結果的にはレート1914なら最終3桁)のですが、最終3桁は以下の構築で取れているので保存をせずに戦いました。

tetspond.hatenablog.com

 この戦術でどこまでいけるのだろうというのを試したいという気持ちや、相手の攻撃でみがわりが割れなかったときの相手の長考がとても楽しいことから、戦いを継続しました。

 

 

 

この戦術で戦った感想

 

 戦術成功時の理想は、相手にステルスロックをまけている状態で、みがわりを盾に2回りゅうのまいをできた状態です。

 最速ブーストエナジーハバタクカミなどは抜けませんが、みがわりが壊れても体力マックスの壁カイリューが残っているわけなので、攻撃を耐えて返しでワンパンしていけます。

 

 みがわりを残した状態で突破するのか、みがわりを消費してさらにもう一度りゅうのまいを使うのか、さらにマルチスケイルを消費してさらにさらにりゅうのまいを使うのか、という判断を毎試合求められました。

 H振りテラスウーラオス・ガチグマをワンパンするためには2回りゅうのまいが必要で、コンセプト上2回りゅうのまいを使うことはうまくいけばそんなに難しくないので、2回使う試合が多かったです。

 アンコールなどがうまく決まりりゅうのまいを4回使えると、最速ブーストハバタクカミも抜けます。

 

 

 りゅうのまいした次のターンの上からのアンコールがきつそうに見えて、実は、アンコールの後の攻撃2回ををみがわりとマルスケで耐えきれるので、苦しくありませんでした。アンコールでハメたつもりでも、化け物カイリューがすくすく育ちます。

 下からのアンコールはちょっときついときもありました。

 

 選出する3匹がどくびし耐性をもっているので、どくびし展開が全く苦にならないのが良かったです。

 

 

頻出のきつかった要素

ステルスロック

ふきとばしディンルー(ほかの2匹をひんしにしてカイリューでりゅうまいしにいきますが、ほぼ負け)

火力高めの水ウーラオス(特にテラスタル後)

サーフゴー(特にHBでんじは系とわるだくみ系)

 

 

 同じ選出固定の展開構築でも、他にレート1900にのった重力ガブや噴火コータスはもっと行動が固定されていたので、この構築は比較的頭を使いました。

【ポケモンSVシングル】選出固定の重力地震特化構築 〜ねばねばネットアメモース+ステルスロックじゅうりょくラッキー+じしんガブリアス〜 シーズン2構築記事 最終1839位レート1947 - テツポンドのブログ

【ポケモンSVシングル】選出完全固定&基本行動固定の噴火3回特化構築 ステルスロック+サイコフィールド+トリックルーム+こだわりメガネ晴れふんか シーズン8(レギュレーションD) 最終845位レート1933 - テツポンドのブログ

 

 明らかなプレイングミスで負けた試合が10試合くらいあり、たぶん普通のポケモンシングル対戦に力を入れている人が扱ったらもっと勝てると思います。

 

 

  あと、この戦術はレギュA(旧称シリーズ1)でも使える戦術です。そのときなら、ディンルーもオーガポンもウーラオスもいないので、もっと勝てていたかもしれません。レギュAでどれくらい戦えるのか試してみたかったです。

 環境がインフレする一方だとこういう悔しさが生じるときがあります。

 

 

おわりに

 

 今回の戦術を思いついて実行している人がいないかTwitterで検索しましたが、いませんでした。しっぽきり+カイリュー自体、つぶやきが少なかったです。カイリューはしっぽきりと一番相性がいいと思うので意外です……

 この構築で戦っているときに、初手モトトカゲがしっぽきりでカイリューに繋ぐ構築には当たりました。

 

 

 もう1つ、カイリューが重要な役割を果たすシングルの構築を後で記事にします。

 条件を満たすポケモンがたまたまメジャーポケモンだった例として、他に、以下の構築のウーラオスがいます。

tetspond.hatenablog.com

 

 

 今回は、作った構築がそこそこやれたので高順位を目指しましたが、「他の人がいろいろ考えてコンテンツを提供してくれている通常の対戦の通常の戦い方には注力せず、その分ほかの部分に注力する」という基本姿勢は変わらない予定です。

 

 

 今年初めての記事でした。

 お読みいただきありがとうございました。

 今年もよろしくお願いします。

 

 

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