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【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part2

2021年にインターネット上で調べて編集した仕様のことをまとめておきたい②

 

 

2021年の仕様調査に関する記事の第5回です。

 

最初の3回では、2021年に自分で検証することによって調べた仕様についてまとめました。

【ポケモン】2021年にした仕様検証 Part1 - テツポンドのブログ

【ポケモン】2021年にした仕様検証 Part2 - テツポンドのブログ

【ポケモン】2021年にした仕様検証 Part3 - テツポンドのブログ

 

 前回から、インターネットの海に散らばった仕様検証を、仕様知識の集積場所であるポケモンwikiに持ってきた記録について書いています。

tetspond.hatenablog.com

 

 

 

 

 

へんしん使用後に下がっている能力があったらしろいハーブがすぐ発動

 

情報元

 

二文目に

しろいハーブは、へんしんの直後に、コピーした低いランクを取り除いた

と書いてあります。

 

ポケモンwiki しろいハーブ のページに

へんしん (状態変化)状態になり-1以下のランク補正をコピーした場合も発動する。<!--第八世代-->

と書きました。

コメントアウト部分(編集画面じゃないと表示されない部分)は、「第八世代で検証しただけで他の世代では未検証だよ〜」という意味です。

 

現在では仕様検証の神であるZaggyoさんの追加検証によって

* へんしん (状態変化)|へんしん状態やじこあんじで-1以下のランク補正をコピーした場合も発動する。<!--第四世代~第八世代-->

となっています。

 

 

 

 

ふうせん+ねをはる 地面技は有効

 

情報元

www.youtube.com

 

動画内では、ねをはるをバトンタッチで受け継いだ風船持ちキリキザンカバルドン地震を受けています。

 

 

技「ねをはる」を使ったときに使用者に付与される「ねをはる状態」には、回復効果の他に地面にいないポケモンも地面にいるようになるという効果があります。そして「ねをはる状態」はバトンタッチ可能です。

 

一方、持ち物「ふうせん」を持っているポケモンは、地面にいるポケモンも地面にいるようになるという効果があります。

 

 

 ポケモンwiki「ねをはる」のページには、既にふうせん以外の地面にいなくさせる効果との組み合わせの仕様について書いてありました。

 ここにふうせんも追加しておきました。

 

 

 ポケモンwiki「ふうせん」のページには、既にねをはる以外にふうせんと重複可能である「じゅうりょく状態」について書かれていました。

  • 場がじゅうりょく状態の場合は地面にいることになり、攻撃を受けるとふうせんは割れる。じゅうりょく状態でふうせんを持つポケモンが場に出てきてもふうせんのメッセージは出ない。ふうせんの効果が残っている間にじゅうりょく状態が解除されてもふうせんのメッセージは現れない。

この項目と並べて、ねをはるについても書きました。

 

後にZaggyoさんがメッセージ表示についても記述してくださりました。

  • ねをはる状態のときは地面にいることになり、攻撃を受けるとふうせんは割れる。
    • ふうせんを持ったポケモンバトンタッチでねをはる状態を引き継いだ場合も、ふうせんのメッセージは現れる。

 

 

 

ほのお・ひこうからタイプ無になったときのめざめるダンスのタイプ

 

情報元

 

 

ほのお単タイプがもえつきるを使いタイプなしになったとき、

 めざめるダンスのタイプは「なし」になる

 ハロウィンかもりののろいを受けている場合はくさorゴーストになる

という仕様までは既にポケモンwikiに書かれていました。

 

ほのお・ひこうタイプがもえつきるとはねやすめでタイプなしになった場合も同様であるという検証結果が書いてあったため、追記しました。

 

ファイヤーの特性をおどりこにしたりもえつきるを使わせたりした後、

ファイヤーにはねやすめを使わせてから別のポケモンめざめるダンスを使い

おどりこの効果でファイヤーが使っためざめるダンスのタイプを調べる

という手順を踏む必要があり、複雑です。

 

 

また、

  • わざのタイプはタイプ1に合わせるため、必ずタイプ一致になる。

という記述があったので、

  • わざのタイプはタイプ1に合わせるため、タイプ無しになっていないかぎりタイプ一致になる。

タイプなしだとタイプ一致にならないという仕様を踏まえて、と書きかえました。

 仕様を記述するとき「必ず」って言葉は普通使わないので、備考と仕様がごちゃ混ぜになっていた時代の名残っぽさがある記述だな、と思いました。

 

 

 

タイプなし+ハロウィンorもりののろい へのタイプなしポケモンのミラータイプ

 

ミラータイプは、相手のタイプをコピーする技です。

 

情報元

フローチャート分かりやすいです。

 

元々ポケモンwiki「ミラータイプ」にもある程度はこれ関連の記述がありました。

  • 対象のタイプが無い場合は失敗する。

 

 使用者もタイプがない場合については書かれていませんでした。

 なので、追加しました。

 

  • 対象のタイプが無い場合は失敗する。
    • 例えばほのお単タイプのポケモンもえつきるを使用していた場合や、ほのお・ひこうタイプのポケモンがもえつきるとはねやすめを両方使用していた場合など。
    • ほのお単タイプのポケモンがもえつきるを使用していた場合などでも、もりののろいハロウィンによりタイプを追加されている場合は失敗しない。その場合、ミラータイプを使用したポケモンのタイプは以下の例外を除きノーマルタイプ+追加されたタイプになる。
      • 使用者もタイプが無い場合は、タイプが無い状態ともりののろい・ハロウィン状態をコピーし、くさ単タイプまたはゴースト単タイプになる。

 

 

テクスチャー→もえつきるドーブル2体(片方はハロウィンを受けている)で検証できます。

動きそれ自体よりも用意が面倒なタイプの検証です。

ふる/ikarisla さんに感謝

 

 

2022/12/11追記

 Zaggyoさんの編集で、情報が更新されていました。

 使用者側にもりののろい/ハロウィンがかかっている場合について追加されています。第七と第八世代で、失敗扱いか成功扱いかが異なるようです。第八世代でこの検証を実現するのがすごいです。まねっこでどうにかするのでしょうか・・・。

 

  • 対象のタイプが無いときは失敗する。
    • 対象がタイプ無し+もりののろい/ハロウィン状態であるときは失敗しない。以下の例外を除き、このとき使用者はノーマル+もりののろい/ハロウィン状態になる。
      • 使用者がタイプ無しである場合、タイプ無し+もりののろい/ハロウィン状態になる。
      • 第七世代のみ、使用者がタイプ無しだがもりののろい・ハロウィン状態である場合、タイプ無し+もりののろい/ハロウィン状態になる。
      • 第八世代では、使用者がタイプ無しで対象と同じタイプが追加されている場合は失敗する。追加されているタイプが異なるなら成功してノーマル+もりののろい/ハロウィン状態になる。

 

 

 

 

よちむは剣盾で廃止された技にも反応するのか

 

よちむは、場に出たと気に相手の技を威力が高いものを優先して1つ読み取る特性です。

 

情報元

twitter.com

 

追記しました。

 

 

<情報の集積は大事だと思った話>

上記の検証ツイートまとめにおいて、2020年2月にねごと上だと廃止技は存在しないものとして扱われることが確認されていました。

しかし、ポケモンwikiには記述がなかったことから、2021年に同じ検証をしてしまっています(【ポケモン】2021年にした仕様検証 Part2 - テツポンドのブログ)。

もちろん、複数人が検証すること自体は意味があることなんですが、一度検証されていればある程度の確かさは確保されているため、個人的には二度手間を避けたいです。だから、仕様検証の結果がまとめられているポケモンwikiという場所が存在することはとても大切だな、と思います。

 

 

 

番外 要検証である(だった)仕様

 

要検証1 ねむりの仕様その1

 

ポケモンwikiねむるのページには、

「ホワイト2で確認できなかった記述をコメントアウト」という変更コメントとともにコメントアウトされている、

ねむけ状態のポケモンがねむるを使ってねむり状態になった場合、眠るターン数が3で固定ではなく、通常のねむりと同様に眠るターン数が決定される。

という記述があります。

 

ねむり(状態異常)のページにも下線部と同じような記述があったのでコメントアウトしておきました。

 

あとで検証しようと思いつつ、できていません。

 

 

 

要検証2 ねむりの仕様その2

 

ねむり(状態異常)のページに書いてある、

「ねむり状態になったときにねむるターン数が決定される」という記述についてです。

 

ちゃんと記録をとってなかったので再検証が必要なんですが、

野生ポケモンを眠らせて捕まえてセーブした後に戦闘に繰り出したときと、

その戦闘が終わってからセーブしたところからやり直して再び戦闘に繰り出したときで、

起きるターンが違いました。

 

ねむり状態になったときにねむるターン数が決定されるのなら、起きるターンは同じになるはずでは?

ということで、この記述が間違っている可能性が出てきました。

 

とはいえ

第五世代のねむらせて強制交代させる戦術(第五世代のみ交代するとねむりターンがリセットされることを利用する戦術)においては、「最速で起きなかった場合は、ふきとばしを使われて次にもう一回場に出ても、また最速で起きずにふきとばしを使われてしまう」という現象があるようで、

それを踏まえると

「ねむり状態になったときにねむるターン数が決定される」

という記述は正しそうに思えます。

 

前者の検証はセーブリセットによってねむりの情報が変更してしまった可能性なども考えられます。

よく分からないのでポケモンwikiの記述はそのままにしています。

 

これも詳しく検証しようと思いつつできていないものです。

 

 

 

持ち物なしグラカイへのトリック失敗

 

 

 

 

 

詳しい検証をする準備が整うより前に修正されたようで、ポケモンwikiカイオーガグラードンの「固有の仕様」の項目に何も書けていません。

 

と思ってましたが、トリックのページにこんな記述がありました。

Zaggyoさんが書いてくださっていました。

「対象が」ではなく「使用者か対象のどちらかが」となっているということは、スカーフカイオーガに対してトリックをしかけるロトム側が道具を何も持っていない場合もトリックが失敗していたということですね。なるほど。

 

 

 

 

おわりに

 

 動画はそれを見ないと中身の情報にアクセスしにくいので、

ツイート、

できれば普通の検索に引っかかりやすい ブログなど

さらにできれば仕様知識がまとまっているポケモンwiki

に情報を残しておいてもらえると、情報にアクセスしたい側としてはありがたいです。

 しかし、時代は動画……。

 

 

 お読みいただきありがとうございました。

 2022年5月16日、本ブログの合計アクセス数が6万に到達しました!ありがたいです。もうすぐ記事100本目、もうすぐ毎週記事投稿開始から1年半です。

 

 

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