2022年にインターネット上で調べてポケモンwikiの編集をした仕様のことをまとめておきたい③
はじめに
2022年の仕様調査に関する記事の第6回です。最初の3回では、2022年に自分で検証することによって調べた仕様についてまとめました。
【ポケモン】2022年した仕様検証 Part1 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2022年した仕様検証 Part2 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2022年した仕様検証 Part3 - テツポンドのブログ
第4回から、インターネットの海に散らばった仕様検証を、仕様知識の集積場所であるポケモンwikiに持ってきた記録について書いています。今回はそのPart3です。
【ポケモン】2022年にした仕様文献調査 Part1 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2022年にした仕様文献調査 Part2 - テツポンドのブログ
タンバシティのメノクラゲ+色違い
HGSSにて、タンバシティで条件を満たすと詰み防止のためのメノクラゲをもらえるという隠し要素があります。
色違いがもらえるということが検証されたので、タンバシティのページとメノクラゲのページに追記しました。
この検証は3桁再生ですが、もっと再生されていてほしいですね。忍耐力尊敬します。
マナフィの専用技
で、マナフィだけ専用技が書かれていませんでした。
あれ、ハートスワップは?と調べてみると、どうやら第七世代以降はマギアナが覚えることによって専用技ではなくなっているようです。
それでも、登場当初は専用技だったので、「(第六世代まで)」をつけて専用技:ハートスワップと記載しました。
今では、それに加えてブレイブチャージも書かれています。
どうして、専用技を持たない準伝説ポケモンを差し置いてマナフィとクレセリアには2つ目の専用技が与えられたんですかねー……
そういえば、ばかぢからは当初3レジの専用技だったという話、それ以降の世代の人間にとってはすごく意外な事実です。
こだわり系アイテムとぶきよう獲得
不思議な仕様で、ポケモンwikiに書かれていない仕様に遭遇しました。
こだわりアイテムを持ったポケモンがスキルスワップで不器用になると、最初に拘った技以外も選択できるが、技は失敗するという知識を得た
— Zouking (@Zouking1) 2020年7月11日
#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/UuMur9tvLj
本文には書かれていないですが、ゲンガーがこだわり系アイテムを持っているということで間違いないと思います。
1ターン目
ゲンガー スキルスワップ ゲンガーの特性がぶきようになる
2ターン目
ゲンガー ほろびのうた 失敗する
3ターン目
ゲンガー トリック 失敗する
第七世代以降、こだわり系アイテムの仕様に、こだわった技以外を出そうとしても失敗するというのが追加されました。
注 これは、仮に技選択を潜り抜けてもそうなるようになったという意味で、第六世代以前も技選択時の制限により普通はこだわった技以外を出すことはできませんでした。
一番メジャーな例は、こだわりアイテムを持ってゆびをふるをして、溜め技(そらをとぶなど)が出たとき、
他の持ち物なら、ゆびをふるでそらをとぶを出して飛翔し、次のターンに着地攻撃するということになるはずのところ、
次のターンの行動が失敗になる
という事例です。
そこに、別の事例が加わったということになります。
普通に考えると、こだわった状態になった後に道具の効果が無効になった場合、こだわった技以外の技も選択することができ、さらに行動を成功させることができそうです。
実際、さしおさえ・マジックルームで道具の効果が無効になった場合は、そのとおりになります。
しかし、特性ぶきようを得た場合は違うのです。こだわった技以外を選んだ場合、選ぶこと自体はできますが、行動を成功させることができません。
- すでに技をこだわっているポケモンが特性ぶきようやさしおさえ/マジックルーム状態になって道具をさしおさえられると、技を自由に選べるようになる(ただし、第七世代以降は次項の仕様により選べても失敗する場合がある)。状態が治ると先ほどこだわっていた技しか出せなくなる。
- 第七世代以降では、こだわり系アイテムで技をこだわったポケモンがこだわった技以外を使うと必ず失敗する。
- この仕様は、こだわり系アイテムを持ちながら使った技で特性がぶきようになった場合にも、ぶきようを無視して働く。
今(2024/2/25)は、第七世代という項目に「次項」の部分が分離されて、こうなっています。
技をこだわっているポケモンが、以下の方法でこだわった技以外を使おうとすると失敗する。このとき、出そうとした技はメッセージで表示される。ただし、わるあがきを出すときは成功する。
- 技をこだわった後、特性ぶきようの効果を得てこだわった技以外を出そうとすると失敗する。
- さしおさえ/マジックルームによりこだわった技以外を選べたときは失敗しない。ぶきようとさしおさえ/マジックルームが両立している場合も失敗しない。
関連豆知識
「第五世代・第六世代のみ」の項の上のところに書いてある仕様により、
「しめつけバンドの効果 で しめつける しか 出せない!」というようなメッセージを表示させるという遊びをできます。
ネコにこばん
ポケモンwikiの「ネコにこばん」にこのような記述があります。
第五世代以降では、1度の戦闘で拾えるお金の最大値は99,999円である[4][5]。
これの根拠として示されているのが第五世代の検証でした。
第六世代について、検証したツイートを見つけたので、参照を追加しました。
第五世代と同じ結果でした。
今はアカウントが消えてしまった多良津さんのツイートでした。
レポートにたくさんかきこんでいます
こういう検証ツイートを見かけました。
何だか微妙に拡散されているのでちゃんと検証しました。
— いー (@yie_than) 2022年10月16日
結論から言うと上のは違いました。ごめんなさい。
ボックス操作によって「たくさん」になる原因は「6ボックス以上、ボックス内に変更があったとき」です。 pic.twitter.com/sh0THSPfGd
レポート - ポケモンWiki には、
- HGSSなどでは、レポートを書くときに出てくる表示に「ポケモンレポートに かきこんでいます」と「レポートに たくさん かきこんでいます」の2種類がある。ポケモンボックスの操作によって6つ以上のボックスに変更があったときに後者の表示が出ることが確認されている[1]。
と書いたのですが、今見たら
- 第四世代などでは、レポートを書くときに出てくる表示に「ポケモンレポートに かきこんでいます」と「レポートに たくさん かきこんでいます」の2種類がある。ハートゴールド・ソウルシルバーの場合、ポケモンボックスの操作によって6つ以上のボックスに変更があったときに後者の表示が出ることが確認されている[3]。
になっていました。たしかにこちらのほうが正確な記述なので、反省しました。
また、元のツイートでは、他にも検証がなされていて、
・ボックス単位でセーブ
・変更のあったボックスのみセーブ
・6ボックス以上だと「たくさん」と言われるけれどただの目安
と推測されていました。
おわりに
2022年終了から1年2か月ほど経過していますが、2022年にした~シリーズをやっと終えました。
お読みいただきありがとうございました。
関係ない話題ですが、今日のポケモン竜王戦ゲーム部門優勝インタビューの「今年の目標は?」に対する「ポケットモンスターに関しては、~~」という回答は、後に続くであろう質問に対しての漢字五文字関連の回答を想定したものであったであろうに、そこでインタビューが終わってしまって、「え、終わっちゃうの!?」と拍子抜けしました……。
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