2022年にインターネット上で調べて編集した仕様のことをまとめておきたい②
はじめに
2022年のポケモン本編仕様調査に関する記事の第5回です。第4回からは自力検証以外のところをまとめています。インターネットで記事や動画を見つけてそれをもとにポケモンwikiなどを編集した記録です。
前回↓
このシリーズの一覧
【ポケモン】2020年にした仕様文献調査 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part1 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part2 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part1 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2021年にした仕様文献調査 Part4 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2022年にした仕様文献調査 Part1 - テツポンドのブログ
もう2024年にもなってしまいましたが……始めます。
ねごと+フェイント
2022年春の時点では、ポケモンwikiのフェイントのページ
とありました。
多良津さん(ブイズトリプルバトル・仕様関係の方。)が、第六世代でねごとでフェイントが出ることを発見しました。
当時はTwitterの動画があったのですが、今はTwitterアカウントごと消えています。好きな方だったので残念です。
に修正しました。
この記事を書くにあたって第九世代(バイオレットver3.0.0)で自分で確認してみたところ、同じでした。
また、ねごとのページ
ねごと - ポケモンWiki には、フェイントについて何も書かれていなかったので、書きました。
選ばれる技
多くの他のわざが出るわざと異なり、以下の技はねごとで出すことができる。優先度が異なる技でもねごとと同じ優先度で使用できる。
(略)
(略)
ねこのてでフェイントは出ないので、それとの混同でミスがあったのだと思います。
ちなみに、ねごとで選ばれない技というのがあり、溜め技などがそれに該当します。
ねごと+ワンウェポンのポケモンも溜め技を覚えるならそれを覚えておいたほうが得です(ダイマックスがなくなった今、得は少ないですが、損にはなりません)。これを実践している人は少ないですが、事例を紹介しておきます。
【ポケモン剣盾】ボルケニオンの技はこの2つ以外いりません。スチームバーストがインチキすぎる世界線 - YouTube
↑ ねごと+スチームバーストの他にねごとガチ勢がうるさいのでソーラービームを入れたとのこと。ねごとガチ勢としてとても満足しています。
↑ このブログの記事です。味方催眠+ねごと+ドラゴンテール+ほえるをメインにするトドロクツキの最後の1枠に、そらをとぶを入れています。
剣盾ランクバトルの参加可否判定+ガラルヤドン,ガラル外リージョンフォーム
以下記事で調査内容をまとめています。tetspond.hatenablog.com
シリーズ1(シーズン1。2019年12月。)においては、
禁止のはずのキョダイマックスをダイオウドウだけ使えた
シリーズ2(シーズン2と3。2020年1月と2月。持ち時間導入シリーズ)においては、
レギュレーション上は使用不可だが、ヤドン (ガラルのすがた)も使用可能。また、レギュレーション上は使用可能だが、ギャロップやヒヒダルマなどのガラルのすがたをもつポケモンのガラルのすがたではない個体は、シーズン3期間中に既にポケモンHOMEを介して入手できるものの使用不可。
という内容を
に書きました。
また、上記記事には書いていない内容ですが、
シリーズ5(シーズン7と8。2020年7月と8月。鎧組解禁シーズン)において、
ガラル地方ででタマゴから育てることができないマタドガスとライチュウのガラルにいないすがたは、バトルレギュレーションマークをつけることでこのシリーズから使用可能。
となったことを書きました。
ふういん
既知の仕様ではあるのですが、ふういんは、ふういん使用ターンの相手の対象技を繰り出させなくする効果に加えて、ふういん使用ターンの次の行動選択から、相手にその技を選択できなくさせる効果もあります。
これにより、ダブルバトルで
1ターン目 トリックルーム ふういん(byトリックルームを覚えたポケモン)
2ターン目 先制爆発 先制爆発
と動いた場合でも、2ターン目に相手にトリックルームを使われることがありません。
2ターン目に相手が行動するタイミングではふういんが解除されていますが、相手は技選択時点でトリックルームを選択することができないため、トリックルームを使うということがないのです。
そのあたりを書きました。
実は今までポケモンwikiでそこに言及されていなかったのです。
対戦にがっつり関わってくる要素なのに一部のプレイヤーが知っているだけでという仕様が稀に存在します。
今は、Zaggyoさんが記述を整理してくださりこういう記述になっています。
- ふういん状態になった次のターンから、相手のポケモンは封じられた技を選択しようとすると「<ポケモン名>は ふういんで <技名>が だせない!」というメッセージが出て選択がキャンセルされ、技の選択画面に戻される。
その後Zaggyoさんによって追記された内容で、以下の内容が面白くて好きです。
「ふういん状態のポケモンがわるあがきしか出せなくなったきでも、相手のポケモンはわるあがきを使用できる。」
わるあがきは「覚えている技」という扱いにはならないのでこのようになるのかな、と考えています。
ニドリーノ+タマゴ
ニドキング - ポケモンWikiの備考に倣って
ニドリーノのページに書きました。
* ニドリーナと違ってタマゴを見つけられる。その際はメタモンが必要。
実例つぶやきの調査結果は以下のとおりです。
あれ!?ニドリーノ(とメタモン)を預けたのにタマゴからニドラン♀が出てきた...?
— 青海波 (@noboribetunoyu) 2020年11月2日
これめんどくさいやつじゃん(確信)
ニドラン関係の孵化の仕様はニドラン♂の備考にだいたい書かれています。
ツチニン+タマゴ技
* タマゴわざはヌケニンとメタモンの組み合わせでも遺伝可能。
の記述に
** ヌケニンは性別不明でありオスではないが、普通はオスからしかタマゴわざを遺伝できない第五世代以前であっても、遺伝可能。
を足しました。
ツチニンのタマゴわざを覚えているヌケニンをメタモンとともに預けると、性別不明であり♂ではないにもかかわらず第五世代以前であってもわざの遺伝が可能であるというのをヌケニンのページに2021年9月に書いていたので、それをツチニンのページにも書いたかたちです。
タマゴ技の解禁
の備考に
- 第八世代ではソード・シールドにおけるラプラスのうたかたのアリア、鎧の孤島時点でのカラカラのみきりなど、バージョンアップやエキスパンションパスの適用によって同ソフト内で徐々に遺伝経路が解禁されていった例がある。
と書いてあったので、
(オーラポケモンやマックスレイドバトルによって、その技を覚えたポケモン自体は最初から入手可能であった)
と追記しました。
もし、そういう入手手段もなく本当にタマゴ技が一時期まで解禁されていないポケモンが剣盾にいたら、この文章を修正するので教えてほしいです。
第九世代では、ベラカスのコスモパワーがアルセウスをSVに連れてこれるようになるまで未解禁タマゴ技だったということなど、こういう話がいくつかありました。
以下サイトにまとめられていました。(「HOME解禁前の情報」の「+」を開くと出てきます。)
その他
備考にぐちゃぐちゃにいろいろなことが書かれていたので、仕様と備考に分けて仕様の中にいくつかの小項目を立てて、整理しました。
今ではさらに詳細な記述が別の人によって書き加えられています。
しれっと第九世代で廃止された要素です。
おわりに
2022年6月~9月途中の編集記録でした。
お読みいただきありがとうございました。
久しぶりの4000字に達しない記事です。
Part1の「おわりに」を見ると、公式大会トリックマジックには手が回らなかったと書いてあります。
今回は、ブルーベリープロローグに手を回します。2回参加した仲間大会練習会で、表選出固定の回で11-2で1位、表選出のキーを封印したもう片方の回で11-2で3位を取れたので、本番もうまくいったらいいな~と思っています。
次回は、ちょうどいい構築がありこれ↓に参加するため、その記事になる予定です。
kyukafuremingu.hatenadiary.com