2021年にインターネット上で調べて編集した仕様のことをまとめておきたい
はじめに
2021年の仕様調査に関する記事の第4回です。前3回では、2021年に自分で検証することによって調べた仕様についてまとめました。
【ポケモン】2021年にした仕様検証 Part2 - テツポンドのブログ
【ポケモン】2021年にした仕様検証 Part3 - テツポンドのブログ
今回は、自力検証以外のところをまとめていきます。インターネットで記事や動画を見つけてそれをもとにポケモンwikiなどを編集した記録です。
昨年度版がこちらです。
始めます。
- はじめに
- おおひでり+よびみずのテキストバグ
- シードはフィールドに接地していなくても発動
- アンコールの優先度保存効果は、第八世代でも健在
- きずなへんげは味方倒しでも発動
- ゴーストダイブで消えているとフィールド効果は受けないが、シード発動
- ゴーストダイブで消えていても、かわりもの発動
- おわりに
おおひでり+よびみずのテキストバグ
「おわりのだいち」で水技が蒸発した直後(他の技を挟むとダメ)に「よびみず」を持つポケモンに対して技を打つと呼び水のテキストが表示されるバグ
— むしはん (@grozunui) 2019年3月16日
呼び水の隣に技を打っても吸い寄せないため、実害・実用性共に無しhttps://t.co/B2ezD2qpPv
上記のツイートを発見し、
の備考に下記のように追記しました。
元ツイート
A glitch with Desolate Land and Storm Drain: pic.twitter.com/SjE5Nd0aeA
— Leonard Craft III (@DaWoblefet) 2019年3月15日
に対して、ザッギョさん(日本)が再現しようとしたが失敗した旨のリプを送っています。
I tried to reproduce this glitch, but somehow failed. pic.twitter.com/HHr7RgEgIT
— ザッギョ (@zakocky) 2019年3月16日
分からないことが多く、このテキストバグについてはお手上げです。
しかし、そういうときであっても、情報はTwitter以外の場所にも保存されているべきだと思っているので、今回のように書きました。
シードはフィールドに接地していなくても発動
バチンウニでエレキフィールドを貼って後続のフワライドのエレキシードを発動させる戦術などで、実践でも例がある仕様です。
しかし、wikiに持ち主が接地していなくてもシードが発動することについて書かれていませんでした。書きました。
まっさらな状態から考えると、
フィールドは基本的に地面にいるポケモンに対して効果を与えるので、フィールド関連アイテムのシードは地面にいないポケモンが持っていても発動するのか
って分からないですよね。
アンコールの優先度保存効果は、第八世代でも健在
下記の下線部を付け足しました。
- 技を使う前にアンコール状態になると、選んでいた技に関わらず直前に使った技を使う。
アンコールによって直前に使った技を強制的に使わせられるとき、元々選んでいた技の優先度で強制される技を繰り出すという仕様があります。
前のターンにいわなだれをしたテラキオンがでんこうせっかを選択し、エルフーンがテラキオンにアンコールすると優先度+1いわなだれができる、というふうに実戦でも使われていました。
ところで、第八世代では、優先度にまつわる効果が変更された場合それが即座に適用されるようになりました。ニャオニクスからいたずらごころをスキルスワップでもらったモロバレルが即優先度+1キノコのほうしを繰り出す、というやつです。
優先度についてのこの仕様変更は、このアンコールの優先度保存の仕様にも及んでいるのだろうか……?と気になっていました。
調べてみたところ、下の参考動画をみるかぎり剣盾においても第七世代以前と同じ仕様のままのようでした。
この記述をするにあたっての参考動画
同じような疑問を持つ人がいるだろうと思い、第八世代でも同じだと確認されている旨を追記しておきました。
話題寄り道
アンコールの仕様については、以前このような手間のかかる検証をしたことがあります。興味があればどうぞ〜
きずなへんげは味方倒しでも発動
「効果」の項目には「相手のポケモンをひんしにさせると」とありましたが、
「特性の仕様」の項目には「味方のポケモンを倒しても発動する」とあります。
元々ポケモンwikiにおいて、「特性の仕様」が他の箇所より信頼性高めであること
相手のポケモンを倒したとき、味方でも発動、という二つの記述が並んでいるとき、前者で味方でも発動することを見落としていたと考えるのが自然であること
以上から、「効果」の部分を「相手のポケモン」から「他のポケモン」に変えました。
この仕様は邪悪なことができそうです。
味方を倒しながらきずなへんげ、という絆があるんだかないんだか分からないギミック、面白そうです。
ゴーストダイブで消えているとフィールド効果は受けないが、シード発動
こんな動画を見つけました。
「シャドーダイブ状態」ではフィールドの効果を受けないが、シード系アイテムは条件を満たせば発動するのか
→発動する(動画内3:45)
後に、別の方の編集によって、
フィールド - ポケモンWiki #シード系アイテム
のところに、「姿を隠していても発動する」と、シード関連の仕様の中に書かれました。
(ちなみに、このwikiのシード系アイテムの仕様に書かれている、”既に能力ランク+6だから発動していなかったけど能力が下がった!”というときの仕様が面白いです。)
ゴーストダイブで消えていても、かわりもの発動
先ほどの動画と同じものです。
【ポケモンSM】ギミックPT仕様書の山へ!【ゴーストダイブ検証編】 - ニコニコ動画
目の前のポケモンがゴーストダイブで消えている「シャドーダイブ状態」になっている状態で、かわりものメタモンを出したときにどうなるか
→かわりものが発動(動画内6:45)
おわりに
昨年の仕様文献調査一つの記事にしていたのですが、今年は3000字くらいを目安に区切ってPart1、Part2……としていきます。
昨年度版の記事の「おわりに」にて、ちょっと長めの文章を書いていたことを久しぶりに思い出しました。
https://tetspond.hatenablog.com/entry/2021/01/23/230010#おわりに
仕様の情報が集積される場がこれからも続いていくといいなと思っています。
あと、技のページで習得者を世代横断的に見ることができるのはポケモン徹底攻略にない魅力なので、そこも続くことを願います。
編集している皆さんに感謝。
お読みいただきありがとうございました。
Twitterアカウント
3306字