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【ポケモン】2021年にした仕様検証 Part2

2021年の仕様検証やwiki編集の記録をまとめておきたい②

 

 

はじめに

 

 ポケモンの仕様について自力で検証したことについて書く記事で、前回のPart1の続きです。

tetspond.hatenablog.com

 

 

 

 

 

みらいよち

第八世代ソードで検証

 

きっかけ

 

元々みらいよち - ポケモンWikiにこういう記述がありました。

  • 攻撃時のサイコフィールドにより威力は上がる。
    • 使用者がひこうタイプである場合、場にいてもいなくてもサイコフィールドの効果は受けられない。
      • ひこうタイプだがくろいてっきゅうを持つポケモンの場合、場にいればサイコフィールドの効果を受けて威力が上がる。場にいなければくろいてっきゅうは無視されて威力が上がらない。
    • 使用者がふゆう/ふうせんなどで地面にいないポケモンであるとき、場にいればサイコフィールドの効果を受けられずに威力は上がらない。場にいなければふゆう/ふうせんは無視され、威力が上がる。

 

 地面につければひこうタイプでも威力が上がるのなら、重力などはどうだろう?と疑問に思いました。重力なら場ではなく手持ちにいてももしかすると威力が上がるかもしれないとも思いました。

 

 

検証と結果

 

 地面にいないポケモンを地面にいるようにさせるためには、くろいてっきゅう・じゅうりょく・ねをはる状態・うちおとす状態のどれかが必要です。

 これら4つのうち、検証されていない後ろ3つを検証しました。

 

サイコフィールドかつ

使用者がひこうタイプで場にいる

→威力そのまま

 

サイコフィールドかつ

使用者がひこうタイプで手持ちにいる

→威力そのまま

 

サイコフィールドかつ重力かつ

使用者がひこうタイプで場にいる

→威力アップ

 

サイコフィールドかつ重力かつ

使用者がひこうタイプで手持ちにいる

→威力アップ

 

サイコフィールドかつ

使用者がひこうタイプで場にいて、ねをはる状態をバトンで引き継いでいる

→威力アップ

 

サイコフィールドかつ

使用者がひこうタイプで場にいて、うちおとす状態になっている

→威力アップ

 

 

まとめ

 

 接地させればサイコフィールドの影響を受けるという予想どおりの結果になりました。

 面白い発見は、じゅうりょく状態であれば手持ちのひこうタイプも接地している扱いになるということでした。

 

 

 

ガラルカモネギの進化条件について

 

検証結果

 

野生ポケモンに対するこちらのポケモンのほえる

野生ポケモンが使うほえるテレポート

野生ポケモンのにげごし

で戦闘を終了させた場合、その戦闘で急所に3回攻撃を当てても進化しないということを確認しました。

 

 

後日

 

 編集して2ヶ月くらい経った頃にZaggyoさんが追加で検証してくださり、現在の記述はこのようになっています。

 

 

 

 

 

野生ポケモンからのほえる

 

 自分よりレベルが高い野生ポケモンに対するほえるについての仕様は既に記述がありました。しかし、自分よりレベルが低い野生ポケモンからのほえるについての仕様についての記述がありませんでした。

 

第八世代において、使用者が野生ポケモンであり使用者よりトレーナー側のポケモンのレベルが高い場合、ほえるは失敗する

という仕様を確認しました。

 

 

その後

 

 現在、ポケモンwikiのほえるの仕様はふきとばしのページにだいたい統合されています。

 ふきとばしの仕様も整理され、「野生ポケモン戦では使っても使われてもレベルが高い相手には失敗」という旨の記述になっています。

 

 

 

ワイルドエリア天候またぎ

 

 第八世代ワイルドエリアで感じていた現象を編集しました。

 

 場所Aと場所Bの境目付近の場所A側のエリアから場所Bの草むらを見ると、場所Bにポケモンのシンボルが現れます。場所AとBで天候が違う場合、そのポケモンは場所Bではなく場所Aの天候に合わせて出現しています。

 境界を越えて場所Bの草むらに行くと、境界を越えたことで天候は変わるものの出現したシンボルは出現したままであるため戦うことができます。視界から消すとそのポケモンはいなくなります。場所B側から場所Bの草むらにシンボルを出現させると、今度は場所Bの天候に合わせてちゃんとポケモンが出現します。

 

 これを利用すると、例えば

霧のときにしか出現したい~~を捕まえたいけど、~~が出る場所は今日霧じゃない……あ、でも隣が霧になってるから、それを利用して隣から除いてシンボルを出現させることで~~に出会えるな!

ということができます。

 

 

紫色の部分を追記する形で編集しました。どう表現するか難しかったです。

  • 天候に応じて出現するポケモンは変化する。出現ポケモンの変化は草むらのポケモンのみならず、固定シンボルのポケモンにも影響する。
    • エリアの境界付近にいるときに境界の向こう側の別のエリアにシンボルで出現するポケモンは、向こう側のエリアではなくこちら側のエリアの天候の影響を受ける。

 

 

 

 

 

デスバーンへの進化関連

第八世代ソードで検証

 

 デスバーンへの進化の条件であるダメージの蓄積はどのようなことによってリセットされるのか、何依存の記録なのか、などを調べています。

tetspond.hatenablog.com

 ダメージ蓄積後に別ロムで進化する、個体に情報が記録されている驚きの事実

 

 

 

きんちょうかんとトレーナーのきのみ

第八世代ソードで検証

 

相手のポケモンの特性が他のポケモンのきのみ消費を封じる特性「きんちょうかん」であっても、トレーナーは自分のポケモンに対してきのみを使うことができるというのを確認しました。

 

話がそれますが、きんちょうかん+ほおぶくろの挙動が面白いので仕様マニアの方々は調べてみてください。

 

 

 

 

ポケモンHOMEからの図鑑未登録ポケモン引き出し

 

 

Pokémon GO産の伝説のポケモンをHOMEからソード・シールドに引き出す場合、そのセーブデータで既に捕まえていないと引き出すことはできない。剣盾産のポケモンは未登録でも引き出し可能。

 

 このような記述がポケモンwikiにありました。しかし、GTSで手に入れたカイオーガなどを普通に引き出していたので、この記述は少なくとも部分的には間違っています。

 インターネット上の情報などからの推測およびこれまでの自分自身でのポケモンHOMEでの出来事などから推測した結果、こうなりました。

 

GTS以外で入手したPokémon GO産の伝説のポケモンをHOMEからソード・シールドに引き出す場合、そのセーブデータで既に捕まえていないと引き出すことはできない。剣盾産のポケモンは未登録でも引き出し可能。

 

GTS以外で入手した」を追記。つまり、GTSで手に入れたポケモンはこの現象の対象にならず、それ以外のポケモンはこの現象の対象になるという意味です。

 

 ここについて、まだ間違っている可能性もあるので、情報をくださる方がいればありがたいです。

 

 

 

 

HP1へのそうでんみねうちで弱点保険は発動するか

第八世代ソードで検証

 

みねうち - ポケモンWikiには

すでにHPが1の相手に使用したときもHPが1残る。これにより受けたダメージが0になったとしても、攻撃を無効化したことにはならない。

とあります。

 具体例として、ふうせんがわれる、ダメージを受けると発動する特性が発動する、ということが挙げられていました。

 

 具体例の他の例として、「そうでんみねうちで弱点保険が発動する」というのもあるのではないかと気になりました。

 

 

結果

 発動しました。

 追記。

 

 

 実戦でそうでんみねうちで味方の弱点保険を発動させてみたいところですが、戦術として明らかに無理がありそうです。一番実現可能性がましなのは第六世代トリプル(そうでん・弱点保険は第六世代から)

 

 

 

 

ねごとで剣盾削除技が選ばれるか

第八世代ソードで検証

 

 ソードシールドにおいて、いくつか技が削除されて使えなくなりました。剣盾削除技とここでは呼びます。

 特性よちむなら剣盾削除技が反応対象ということもあり、技を対象とする効果の仕様において剣盾削除技がどのような扱いになるかは様々です。

 ねごとはどうなのか、記述がなかったため調べました。

 

 

検証

GTSで入手したリフレッシュ(剣盾削除技)とねむるとねごとを覚えたイーブイを用意。

1番道路で、攻撃を受けてねむり、ねごとを何回か使用。

十数回やって一度もリフレッシュ選ばれず。

 

結果

ソードシールドで削除された技は、ねごとで選ばれない技に含まれる。

 

 

おまけ

ねごとで出ない技にはため技とダイマックスほうもあります。

技スペースが空いているねごとウオノラゴンには溜め技入れ得です。

 

 

テクスチャー

第八世代ソードで検証

 

 テクスチャーでタイプが変化した後、受けていた「もりののろい」か「ハロウィン」の効果がなくなることを確認しました。

 

 ポケモンwikiに書かれていなかったので編集。

 もりののろいとハロウィンのページにもこのことを書きました。

 

 これに関連する仕様をZaggyoさんが調べて追記してくださりました。

以下の技は選ばれない。第五世代までは、覚えている技が全て「選ばれない技」のときは失敗する。第六世代以降では、一番上の技が「選ばれない技」のときは失敗する。

  • 自分と同じタイプのわざ: タイプを複数持つポケモンの場合、所有する全てのタイプの技が選ばれない。もりののろい・ハロウィンで追加されたタイプも所有するタイプとみなす。例えばノーマルくさタイプ→ノーマルタイプのような変化は起こらない。

 

 発見のきっかけはゆびをふる1on1仲間大会でこの状況が発生したことでした。指振りはこういう役にも立ちます。

 

 

 

ハロウィンもりののろいとタイプコピー効果

第八世代ソードで検証

 

 「へんしん」または「ミラータイプ」によりタイプをコピーするとき、ハロウィン状態orもりののろい状態もコピーされるという仕様がありました。

 

 では、ハロウィン状態orもりののろい状態でない状態もコピーするのでしょうか?検証しました。

 

 

結果

 ハロウィン状態orもりののろい状態であるポケモンが、そうでないポケモンに対してミラータイプを使用すると、それまで受けていたハロウィン状態orもりののろい状態が消えるという結果になりました。

 まとめると、ハロウィン状態orもりののろい状態の有無をコピーしているということになります。

 

(追加検証)

 今回の記事を書くにあたって調べ直したのですが、くさタイプでありハロウィン状態でゴーストを追加されているポケモンがゴーストくさタイプにミラータイプを使った場合、ミラータイプは成功してゴーストくさタイプになりハロウィン状態は消えました。補足として、タイプが同じなら通常はミラータイプは失敗します。

 この事例も、ハロウィン状態orもりののろい状態の有無をコピーしているという仕様解釈で辻褄があいます。

 

 

 

おわりに

 

 今回の内容が、「9月上旬に検証したことの一部+7月・8月に検証したこと」です。そのうち、残りを載せたPart3を書きます。

  手持ちにも重力がかかってるのがとても面白い発見でした。

 

 お読みいただきありがとうございました。約4800字でした。

 

 ここ数日はSwitchを完全に封印して難題に取り組んでいます。今回の記事は書きためておいたものです。終わったらまたいろいろやっていきたいものです。書きたい記事・やりたいことがたくさんあります。

 

 

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