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【ポケモン剣盾】ヌケニン2on2仲間大会優勝!歴史に学ぶダイジェットヌケニン

仲間大会で優勝したので紹介したい

 

ヌケニンのダイジェット

 

はじめに

 

 ポケットモンスターソード・シールドの仲間大会の記事です。

 

 9月18日(日)に、ぼくボブ(トレーナーネーム:Epiphany)さんが主催する、ポケモン剣盾の仲間大会「ヌケニン2on2」に参加しました。

 優勝できたので、記事を書きます。

 

 

ヌケニン&ヌケニン VS ヌケニン&ヌケニン

 

ルールなど

 

 主催の方が書いた以下の大会告知記事参照です。

 ヌケニン2匹だけをバトルチームに入れてダブルバトルし、ダイマックス可能・過去作限定技禁止・持ち物重複不可、というのが概要です。

epiphany-bob.hatenablog.com

 

 

 

過去のヌケニン2on2

 

 実は、ヌケニン2on2は過去にも開かれています。

sursursursursur.hatenablog.com

【大会総括】ヌケニン2on2お疲れ様でした。 - こうするとこうなる

 

 面白い戦術を考える人のブログを遡るとヌケニン2on2の記事がある、ということは一度ではなく、今回のヌケニン2on2開催告知前から、ヌケニン2on2に触れたことがありました。

 

 

 歴史に学ぶことは大切なので、前回優勝者・四畳半さんの構築を参考にすることにしました。

yojyosyugi.hatenablog.com

概要:タスキヌケニンダイジェット ぼうじんゴーグルヌケニンこらえる 次のターンすばやさ上昇により先に攻撃して勝ち(砂撒き戦術に勝てる)

 

 前回大会では、決勝がこの戦術のミラーであるなど、ほぼこの戦術が結論のように見える結果となっていました。

 前回と今回でルールは多少違うものの、自分自身での考察ではこれを超えるアイデアはなかったため、今回の大会では前回大会優勝戦術をそのまま使うことにしました。さらに、今回エントリー数が多く再戦があまり多くなかったため、再戦含めて選出の左右も基本の選出・行動に固定しました。

 

 

 

使用ヌケニン

 

 本当に内容が一緒で、大して考察もできていないので、ここには詳しくは何も書かず、読者の方には上の記事を読んでいただくことにします。

 

ヌケニン ①

ダイマックスするほう

自分から見て左に出すほう

ヌケニン(1匹目)


ヌケニン ②

ダイマックスしないほう

自分から見て右に出すほう

 

ヌケニン(2匹目)

 

 

 

過去のヌケニン2on2との違い

 

・仲間大会形式であること

・道具の重複不可であること

・No終盤のきのみ(ジャポのみ・レンブのみ)が使用可能であること

が、前回のヌケニン2on2との違いとして挙げられます。

 

 

 1つ目については、再戦が発生する&ノーマルルールで戦うことから、どちらのヌケニンが初戦のときに左右どちらにいたヌケニンなのかがバレないように、2匹のヌケニンのニックネームを同じにする必要があります。

 前回優勝者は「リディー」「スール」というニックネームをつけていましたが、そこは真似せず、デフォルトの「ヌケニン」のままにしました。

 ちなみに、ヌケニンに進化するとき、ツチニンにつけていたニックネームはテッカニンにしか引き継がれません。ツチニン時代は「にんたま05」「にんたま23」というニックネームをつけていました(最初期は孵化厳選でナンバリングニックネームをつけていたので。今回は当時の孵化余りからSVを探してたくさんある無邪気ミントを与えるだけで厳選が済みました。)。

 

 2つ目については、こちらが使用する戦術としては元々道具が別々だったので影響がありません。

 試合後の考察ですが、両方タスキができなくなったことで、1ターン目両かげうちが少なくなっているかもしれず、そこはこちらに有利だったかもしれません。

 

 3つ目については、前回が2020年1月(剣盾発売からまもない頃)に行われ、今回が2022年(冠の雪原登場後)であることによる違いです。

 ジャポのみは元々ゴツメがあって、使われる物理技は元々非ダイマでの接触攻撃だったのでそんなに関係ないです。レンブのみが特に影響あります。後で書きます。

 

 

 過去作限定技についての言及は前回大会にはありませんでしたが、前回大会当時はポケモンHOME解禁前で過去作限定技はルール関係なくそもそも使用不可だったので、そこは今回の大会と変化がありません。

 

 

 

試合内容

 

当時の試合メモです。

17試合あるので清書は諦めました。

 

全ての試合で、1ターン目

左のきあいのタスキヌケニンダイマックスしてダイジェット

右のぼうじんゴーグルヌケニンがこらえる

としています。

 

フロル まもる防塵 タスキ砂

Epiphany 主催 タスキかげ ダイマ 1531

ややこな1547 何か タスキ鬼火→砂 かげかげで勝ち 1548

G1470 タスキかげ 砂 1560

Daiki1485 タスキじゃない砂 ゴーグルじゃないあな 1573 1

ハッチマン1545 ゴーグルこらえる タスキ砂 1588 1 6-0

もっさん1497 ニコニコ砂ゴーグルじゃない まもる貫通 1601 1 7-0

あきとし1570 ミラー 通常どうしのかげどうそくまけ 1583 3 7-1

Jason1498  まもる貫通 ゴーグじゃない砂 1596 1 8-1

ややこな1585 分散影 1匹目ジェット タスキ2匹目影ジェットで勝ち 1612 1 9-1

ビルス1480 影集中だがこらえる側 タスキがジェット耐える 2Tゴツメこらえる ゴツメにジェット タスキを陰で倒す 3t影勝ち 1622 1 10-1

モミジ1535 ミラー 2T通常への影同速勝ち ダイマ敵はウォール 3T降参もらう 1635 1 11-1

しーどら1586 ほぼミラー ダイマタスキ削り こらえる側に集中してもらう 2Tダイマ敵がウォール かげ同速勝ちで通常を倒す 3T降参もらい勝ち 1649 1 12-1

あきとし1593 再戦かつミラー 左がダイマ 1Tこらえるにジェットしダイマにジェットされる 2T同速負け 1631 1 12-2

Atlas1525  ジェットにレンブのみ こらえるにおにび 負け 1610 4  12-3

たこやき1534 タスキダイブ 勝ち 1623 1 13-3

ネオフラダリ1409 ミンミンタスキ砂 ツクツクゴーグルこらえる 勝ち 1631 1 14-3

1631 22:25くらい?~58

 

 

 相手もダイマックスしたのは4試合、完全ミラーと思われるのは3試合でした。4試合の中で4回勝敗に影響する同速勝負があり、2勝2敗でした。

 

 今のところのミラー勝敗構造の考察です。

 ミラーの場合、1ターン目のジェットで互いに損害を与えられたかどうか(=こらえてないほうを攻撃できたか)で、25%で有利、50%で互角、25%で不利になります。

 そして、2ターン目のダイマしていないヌケニンのかげうち同速勝負でも、50%で有利、50%で不利になります(このターン互いのダイマヌケニンは2連こらえるを考慮せず通常ヌケニンにダイジェットを使う想定)。

 1ターン目+2ターン目の勝負合計で勝敗が決まります。例えば、1ターン目の勝負結果が互角+2ターン目の勝負結果が不利なら負けです。

 勝負合計が互角(有利1回不利1回)であったときのみ、3ターン目のダイマヌケニンうしの同速勝負が発生し、50%で勝ち、50%で負けになります。

 

 

 他に負けた試合は、15試合目、ダイジェットで相手のレンブのみが発動してダイマヌケニンを倒され、こらえているヌケニンに鬼火を使われて負けた試合です。

 メタられました。後で詳しく書きます。

 

 

 危なかった試合は、3試合目の、ダイジェットで1匹倒した後鬼火でダイマックスヌケニンを倒された試合です。

 相手はタスキ持ちだったので、2ターン目のこちらのゴーグルヌケニンのかげうちで倒せず返しのかげうちで負けかと思いました。しかし、相手が砂嵐を使ってくれたので勝ちました。

 相手は、こちらがダイジェットですばやさが上がっているのでタスキを盾に砂嵐の倒れる順勝負を仕掛ければ勝てると思ったのでしょう。

 

 

 多くの試合では、相手が1ターン目にすなあらしを使ってくれ、すばやさの上がったこちらのゴーグルヌケニンVS相手の普通のゴーグルヌケニンという構図になってくれたので、イージーウィンできました。

 

 

 

結果

 

ヌケニン2on2 結果

エントリー数 38人

実際の参加者 36人

 

14勝3敗

レート1631

1位

 

<<< 優勝 >>>

 

 優勝できました!

 

 同じように前回優勝者の構築を参考にしていた人がレート1550にも到達していなかったという結果が存在するため、マッチングも良かったのかもしれません。

 

 一時は12勝1敗でレート1649になったのですが、1位、しかも2位との差について余裕を持っての1位のはずなのに、1650に到達しようとして潜り2連敗してレート1610になってしまいました。

 1回勝ってレート1623で再び1位になり、もう1回勝ってレート1631になり、ここで様子見に移ることにしました。21:58まで順位確認を定期的に続け、1位のまま終わりました。

 大会終了付近でも順位の変動はなかったようで、午前1時に1位という結果が出ました。わずかレート4の差での優勝だったようです。

 

 景品として、オシャボ11種類セットをいただきました。コンペボール・サファリボールなどは初ゲットですし、かげふみゴチルゼルゲット時に消費したドリームボールも補填できました。

 

 

 

ポケモンHOMEデータ

 

順位 上から5つ

1631 自分

1627 試合メモ① 何か タスキ鬼火→砂 かげかげで勝ち 試合メモ② 分散影 1匹目ジェット タスキ2匹目影ジェットで勝ち 1612 1 9-1

1611 試合メモ① ミラー 通常どうしのかげどうそくまけ 試合メモ②再戦かつミラー 左がダイマ 1Tこらえるにジェットしダイマにジェットされる 2T同速負け

1600 試合メモ ほぼミラー ダイマタスキ削り こらえる側に集中してもらう 2Tダイマ敵がウォール かげ同速勝ちで通常を倒す 3T降参もらい勝ち

1574 対戦なし

 

ヌケニン 技採用率

かげうち96.6

こらえる57.3

すなあらし52.5

まもる36.9

おにび28.5

かぜおこし24.0

ゴーストダイブ 22.8

トリック 11.4

シャドーボール9.0

かたくなる 7.6

 

ヌケニン性格採用率 上位10性格を分類すると

すばやさ上昇 83.8%

すばやさ下降 10.7%

それ以外 4.6%

 

ヌケニン 持ち物使用率

タスキ41.0 ゴーグル35.4 ゴツメ8.6 スカーフ7.2 ジャポ2.8 レンブ1.9 こうこうのしっぽ1.3 せんせいの爪1.0 かえんだま0.8

 

ヌケニン 倒した技

かげうち75.1 かぜおこし15.2 シャドボ5.5 ゴーストダイブ2.9 どろぼう1.3

 

 

 

 

ヌケニンへの対抗策

 

レンブおにび

 

レンブのみ 発動シーン

 

 負けた試合の相手、レンブのみ使いは主催の方でした。

 レンブのみ+きあいのタスキでそれぞれ正面の相手におにびを使うことで、タスキジェット+ゴーグルこらえるに対して、ダイジェットでどちらを攻撃されても、鬼火が当たれば勝てるのか〜と関心しました。

 大会終了後、主催の方に上記の内容を話したところ、それは考えていなくて、レンブのみにダイジェットを当ててもらうお祈りだったそうです。この場合、メタってるのに成功率50%で勝てません。

 勝率はメタる相手との戦いで50%を超えるようにしなければ、メタる相手それ自体を自分も使って戦う勝率50%の戦いを仕掛けるほうがいいということになってしまうのが注意しなければいけないところです(ご本人もとっさの思いつきなので考察不足とは言っていたので、仕方ないです)。

 

 それはさておき、レンブのみ+タスキで両方おにびは、こらえるジェットに安定して勝てる戦術だということにたどり着けました。

 前回大会では存在しなかったレンブのみが環境入りしました。

 優勝者らしく改善案を考察できて嬉しかったです。

 

 レンブタスキ両鬼火は、やけどダメージより砂ダメージのほうが先に入る関係で、すなあらしを主軸にした戦術には弱いです。

 今回使用した「タスキジェット+ゴーグルこらえる」、それに強い「タスキ鬼火+レンブ鬼火」、それに強い「タスキ砂嵐+ゴーグルこらえる」、で三すくみ関係になります。

 この3つへの合計勝敗で有利を取れる戦術が存在しなければ、この三角環境が終着点かもしれません。でもまだ先がありそうな気がします。

 数分後、さっそく、タスキと何かの初手かげうち集中がタスキレンブに有利・他2つに互角で、この3戦術に総合的に有利であることに気がつきました。

 そして、タスキ+ゴーグルの持ち物組み合わせなら、ジェットこらえる・砂こらえるorまもる・両かげうちを使い分けることができて、再戦がある仲間大会だと有利だろうなと思いました。

 初手両かげうちが強いならゴツゴツメットも強くなってくるだろうか、なども考え始めてわからなくなりました。

 

 

 

 ヌケニン1on1ですら選択肢がたくさんあって難しかったのに、2on2となるとさらに難しいです。

 

 一度メタモン1on1のすくみ構造完全把握の達成感を知ってしまうと、他の考察の終わりのなさに途方に暮れやすくなります。

【ポケモン剣盾】仲間大会メタモン1on1 結果などの総括 - テツポンドのブログ

 

 普通の対戦くらい様々な動きで溢れていたら諦めがつきますが、取る行動が限られているだけにモヤモヤします。

 

 

 

初手両方ゴーストダイブ

 

 「タスキジェット+ゴーグルこらえる」をメタろうと、1ターン目に2匹とも最速ゴーストダイブを使うという戦術をしている方がいました。

 

 大会後にその方とお話しし、「タスキジェット+ゴーグルこらえる」側のゴーストダイブを想定していなかったので有利になれませんでした〜のようなことを言われました。

 少し考察したところだと、ダイジェットが先か、ダイジェット先のダイブが先かの同速勝負に勝てばほぼ試合に勝てそうなこと(実際の対戦ではこれで数的有利を取り次のターンS上昇ダイブで相手の攻撃をかわしながら勝ちました)、もし同速勝負に負けてダイジェットが発動しなくても2ターン目の通常ヌケニンが相手のダイブ攻撃より先にダイブで隠れることができればダイウォールと合わせて勝負が続くことなどから、悪くても五分五分・良ければ有利くらいの試合になるのかなと思いました。

 

 この考察は、ダイジェット発動まで毎ターン4匹のヌケニンが同速勝負をするので、とても考察が難しいです。

 

 やはりヌケニン2on2の考察は難しいです。優勝しても、分からないままです。

 

 

おわりに

 

 また仲間大会で優勝することができ嬉しいです。

 仲間大会優勝は5回目です。1年半で5回優勝なら満足です。

 一定規模以上の大会で1位をとって優勝をしたのは2on2の指イバン滅び・なりきり1on1のフーディンと合わせて3回目です。

【ポケモン剣盾ダブル】制限あり2on2仲間大会優勝!マリルリ&イエッサン♀で「この指滅び(イバンダイビングを添えて)」

tetspond.hatenablog.com

 

 

 お読みいただきありがとうございました。

 また、優勝の大半は前回優勝者の四畳半さんのおかげなので、四畳半さんに感謝申し上げます。

 

過去のヌケニン関連記事

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