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【ポケモン剣盾シングル】禁伝2体環境でも孵化厳選偽装構築でマスターボール級到達 ラム剣舞ファイアローとイバンリオル

平均種族値350台の孵化厳選途中偽装パーティーで、禁止級伝説2体までありルールのマスターボール級に到達

ポケットモンスターソードシールド ランクバトル シングル シリーズ12 シーズン29)

 

ラムのみで麻痺を治すファイアロー

 

はじめに

 

 ポケモンソードシールドのインターネット対戦にて、孵化厳選をしているような見た目のパーティーでランクバトルを戦うというのを過去に2シーズンやりました。

 孵化厳選偽装構築と言いながら実のところは孵化厳選偽装縛りです。

 

 第一回 セキタンザン+タスキリオル+メタモン

tetspond.hatenablog.com

マスターボール級到達

 

第二回

メタモン偽装ゾロア偽装メタモン入りゾロア厳選偽装パ

(セキタンザン+タスキゾロア+じゅうなんメタモン

tetspond.hatenablog.com

ハイパーボール級到達

 

 上記二つは、12月と1月、ランクバトルシングルシリーズ11の禁止級伝説1体使用可能ルールにおいて実施したものでした。

 今回、ランクバトルシングルシリーズ12の禁止級伝説2体使用可能ルールにおいても挑戦してみることにしました。

 

 

 

 

孵化厳選偽装パーティーとは(前置き)

 

【ポケモン剣盾シングル】孵化厳選偽装パーティーでマスターボール級に到達!セキタンザン+タマゴ×3+リオル+メタモン - テツポンドのブログ

のコピペです)

 

 まるで孵化厳選をしている最中かのような見ためでありながら実際は戦闘を考慮した育成を施されているパーティーのことです。「厳選偽装」「孵化偽装」「孵化作業偽装」「厳選途中偽装」などいろいろな表現があります。

 

 マッチングした対戦相手は、「チーム選択画面でAボタン連打してたら孵化厳選中の手持ちで間違えて潜っちゃったやつか〜 余裕〜」と思い油断してくれるので、その隙をつこう!というのが"偽装"という言葉が付いている理由だと思います。

 もちろんその効果などたかがしれているので、実際はコンセプトパーティー・なりきりパーティーに近いです。

 勝利すると、孵化厳選偽装パーティーに負けたという屈辱を相手に与えます。

 

 基本的な構成は、孵化歩数を短縮する特性を持ちうるポケモン(セキタンザンやファイアローなど)+タマゴからその姿で孵化するポケモンコータスホルビーなど)+メタモン+タマゴです。どれくらいしっかり偽装するかによって、これは変わってきます。

 タマゴはバトルチームに登録することはできませんが、手持ちに入れた状態で手持ちをチームとして選択すればタマゴ入りパーティーでのインターネット対戦が可能です。少し話がそれますが、これ関連で小さな表示の不具合を発見して記事を書いたので興味があればどうぞ(

【ポケモン剣盾】ソードシールドにおける小さなバグを発見 「タマゴ参加不可表示バグ」 - テツポンドのブログ )〜。

 

 

 

パーティー

 

孵化厳選偽装構築の選出画面

 

 最も王道のタマゴ3つ入りの孵化厳選偽装パーティーです。

 

並びは

ファイアロー(孵化を早める特性をもちうる種族のポケモン

リオル(タマゴからその姿で生まれるポケモン

タマゴ 3つ

メタモン

です。

 

選出は全試合

先発ファイアロー

控えリオル・メタモン

です。

孵化厳選偽装縛りだけでなく選出固定縛りもやってました。

 

ファイアローがいますが剣盾で、

リオルがいますがシングルです。

 

 

ファイアロー

 

<孵化厳選偽装パーティーとして>

 通常特性「ほのおのからだ」が孵化歩数を半減させる効果を持ちます。

 ひでんわざがあった第六世代まではそらをとぶと孵化用特性を両立することからかなり使われていたようです。

 剣盾においては、ダウンロードコンテンツ鎧の孤島からの登場となり、特別たくさん出現するわけでもないので、孵化要員としている人は多くないかもしれません。しかし、剣盾で最も手に入れやすい孵化要員であるセキタンザンと比べるとすばやさが高く、けむりだまを持たせていなくても野生のポケモンから逃げやすいという利点があり、使っている人もいるかもしれません。(ゴーストタイプは、第六世代以降交代封じ無効と一緒ににげる確定成功という仕様をもらっており、そのため逃げるだけなら実は剣盾初期からいるシャンデラでいいという話はあります。)

 大事なのは孵化要員としてみんなが認識できるかどうかなので、第六世代で実績があるということでファイアローはOKでしょう。

 

ファイアロー(最終)

ほのお・ひこう

種族値 71-81-71-74-69-126 合計499

個体値 31-31-31-x-31-31

努力値 12-252-4-0-36-204

性格 いじっぱり

実数値 155-146-92-x-94-172

特性 はやてのつばさ

道具 ラムのみ

技 フレアドライブ ブレイブバード はがねのつばさ つるぎのまい

 

こうげき:数値が足りないので特化

すばやさ:サンダー抜きかつ+1ですいすい準速ガマゲロゲ抜きの169付近で考えた結果

     準速エースバーン(171)・最速104族相当抜きに落ち着く

 耐久 :残りを"(ステロ4倍なので)HPが奇数"かつ"ダウンロード対策の防御<特防"になるように配分

 

<持ち物と変化技について>

 最初はおいかぜを覚えていて、無理な相手と対面したときにダイマックスを諦めてメタモンダイマックスするようにしていましたが、おいかぜメタモンでは臆病CSカイオーガとのダイマックスうちあいで高確率で負けることなどから、あまり使う機会がありませんでした。

 前回のセキタンザンに倣って弱点保険を持っていましたが、弱点は3つとそう多くもなく、ラム剣舞を使ってみたいという気持ちもあったことから、持ち物をラムのみに変えて技をつるぎのまいに変えました。

 

<役割について>

 初手に出して、初手ダイマか初手剣舞からのダイマをします。

 相手の強力なポケモンを引っ張り出してメタモンに繋ぐか、相手のリオルが無理なポケモンを処理してリオルに繋ぐか、という役割です。

 

<ここが良かった>

 はがねのつばさは他の技を覚えさせているときにわざマシンをみかけて何となく覚えさせたのですが、いわタイプに対してもダメージを与えられてリオルが無理なポケモンを倒せてよかったです。VSダイマなしHD特化バンギラスは、防御+1でエッジを耐えつつダイスチル2回で98.8%で倒せます。遭遇しませんでしたがウツロイド一撃。

 ただし、代わりにちょうはつやダブルウイングやソーラービームを覚えさせるのもそれはそれで強そうです。(この構築はゴツメヌオーに自己再生されているだけで勝てなくなりますが、下降補正ありソーラービームベースダイソウゲンならHBヌオーをほぼぴったりの確定1発)

 

 リオルのタスキ警戒とステロ4倍のファイアローがいるということで、カバルドンラグラージがステロを撒きにきやすく、それらのポケモンが使うあくびに対してラム剣舞が刺さり、強かったです。

 

 剣舞による火力アップとダイバーンによる炎技補正で、低い攻撃種族値のわりには高耐久ポケモンを突破していました。

火力目安:A+2晴れダイバーンで、無振りダイマサンダーちょうどぴったり確定1発、HB特化ポリゴン2に77%~91%

 

  オーロンゲのリフレクターより前にダイジェットでダメージを与えることができる点などが特性の強さでした。防御特化寄りではないオーロンゲが電磁波から入ってきた場合は道具消費のみでダイジェット2回で倒せました。

 2回目の状態異常で麻痺になってしまってもHPが満タンで痺れなければ先制できるところも良かったです。

 

 

 

リオル

 

<孵化厳選偽装パーティーとして>(前々回のコピペ)

 進化しないポケモン・ラッキーやガラルサニーゴなどのシングルで実際に使われている進化前ポケモンだと孵化厳選を偽装している感じが強くなるので、シングルでは使われていないのでより孵化厳選感があるリオルはいい味を出しています。ダブルではリオルは普通に使われていることに後から気がついたのですがシングルなので問題ないということにします。

 小さくてかわいいのでまさに進化前という感じ。

 

リオル(最終案)

かくとう

種族値 40-70-40-35-40-60

個体値 31-31-31-31-31-0

努力値 196-252-20-4-36-0

性格 ゆうかん

実数値 140-134-63-56-65-58

特性 いたずらごころ

持ち物 イバンのみ

技 みがわり あなをほる まねっこ バレットパンチ

 

HP:16n以外の4n(イバン発動後天候ダメージ4回耐え)かつTOD意識で高く

 

 以下の記事の戦術をするリオルです。

tetspond.hatenablog.com

 今回は、記事で触れていたものの使っていなかったイバン型を使ってみることにしました。タスキ型はタスキ潰しをされるとそれで終わりなのですが、タスキを潰される機会は多くあったためです。

 みがわり3回→あなをほる→まねっこ連打で、攻撃を避け続けながら相手を倒すロマンです。

 

 

<ここが良かった>

 ファイアローが無理な一般ポケモン(浮いてたり回復したり接触反応したり地震したり)を処理してくれた後、禁止伝説2体を完封して勝利できた試合が何回かあり、普通に強かったです。

 ファイアローがわずかに仕留め損なった無理な一般ポケモンに対してまねっこ先制攻撃で処理ができ、その次のポケモンの前でループ始動できるのも良かったです。

 

 エースバーンまたはランドロスのダイジェットで味方が倒された後に出してまねっこすると、とびはねるorそらをとぶでループをすぐに始動できます。浮いているポケモンでも大丈夫になります。

 

 ファイアローが2体倒す活躍をしたときは、浮いているポケモン相手でも攻撃を避け続けることでTOD勝ちできる点も面白い強さでした。

 

 無理なポケモンが残っているときでも、みがわりでダイマックスターンを枯らす、バレットパンチかまねっこでタスキを潰すという仕事ができます。特に前者はファイアローに対する返しのダイマックスを凌いでメタモンを通す動きに使えました。

 

 

<ここがダメだった>

 バドレックスを前にループを始動しようとしたものの、緊張感のせいでイバンが発動しませんでした。この点はタスキに劣ります。

 

 タスキ同様ダブルウイング相手にはループを始動できません。なお普通の連続技は耐えることがあります。

 

 一般ポケモンは基本リオルが無理なポケモンです。今の使用率30番以内だと特殊ガマゲロゲとレヒレ以外は無理。

 

 

 

メタモン

 

<孵化厳選偽装パーティーとして>(前々回のコピペ)

 うまい文章の説明ができませんが万能孵化厳選用ポケモン

 本当はタマゴを孵化させようとしているときにメタモンを連れ歩くことは少ないのですが、3匹目のポケモンとしては適任であると思います。「生まれたポケモンの半端な個体値を特定するために通信対戦のレベル50統一機能を利用しようとし、そのときに数合わせでメタモンを手持ちに入れた。または一度そのタイミングで預かり屋から引き取っていてたまたま手持ちに入れた。」という設定が可能です。

 

 

スカーフ持ち

最速ではなく、ほぼ最遅

他の情報は省略

 

 ファイアローと協力して相手のポケモンを倒してリオルを通したり、リオルでダイマックスを凌いでからメタモンを通したり、とシナジーがありました。

 

 マスターランク到達の試合では、交換出し・リオル捨て・ファイアロー捨てで相手3体のポケモン全てに変身し、最後はザシアンに変身した状態で+2きょじゅうざんでダイマックスドラパルトを切り裂いて、3匹全てメタモンが倒して試合完了というテクニカルかつ美しい締めをしました。

 

 強かったです。

 

マスター昇格決定の瞬間 変なブレを写した画像

 

 

成績

 

メモを載せます。

 

ファイアロー部分の孵化要員枠を最初はコロコロ変えています。

一番低いところからファイアローで上げていってマスターまでいったので、ファイアローでマスター到達とは十分名乗れます。

 

 

以下、構築の変遷のメモ

 

セキタンザン

ooxxx oxxx 3-7

+(o)(1試合対戦記録がHOMEに載っていない。対戦回数と勝敗にはカウントされている。おそらく勝ち扱い。最初の10試合のどこかの間の試合。)

 

ここで

変更 セキタンザン→ウルガモス

おくびょうCSほのおのからだ@弱点保険 のつもりが実はHBだった 数戦した後発覚

 

リオルにC妥協とびひざ採用個体からこらえる採用個体へ変えたのもこのあたりだったか

書いている2日前のことなのに記憶が曖昧

 

xoxxo xxoxx 3-7 合計6-13

70767 65654

 

ウルガモス

おくびょうCSむしのしらせ@弱点保険 に変更

 

xxoxo xoxxx 3-7 合計9-21

32323 23210(この数字はランクゲージのn/8のn 後から勝敗を元に計算 ただし、このときランク8のゲージ0/8絵はなくランク7まで落ちた記憶があるので、ゲージの計算を間違っていそう 勝敗で±1/8で連勝だけ特別で+3/8と認識してたけど)

 

ウルガモス終了

ここまで9-21

 

ファイアロー育成

弱点保険おいかぜファイアロー

oxoox xooxx 5-5 合計14-26

 

リオルをみがわりイバン型に変更

ooxxo oxxxo 5-5 合計19-31

 

ラム剣舞ファイアロー

oxxoo o 4-2

 

ハイパー昇格 23勝33敗 勝率41%

 

ここまで

セキタンザン3-7

ウルガモス6-14

ファイアロー14-12

 

 

xoxx 1-3 合計24-36

ファイアロー15-15

 

ファイアローの技のPPを上げたのがこのあたり?記憶が曖昧

xxoox xoxxx 3-7

ここまで70試合やって 27勝43敗 勝率39%

 

ファイアローをHP159からダウンロード調整のHP155に変えたのがこのあたり?記憶が曖昧

oxxox oxooo 6-4

ここまで80試合やって33勝47敗 勝率41%

 

リオルをHP140の配分の個体にしたのがこのあたり

xxxxx xooox 3-7

81試合目・90試合目がマスターチャレンジ

ここまで90試合やって35勝55敗 勝率39%

 

リオルのダイマックスレベルを一応あげたのがこのあたり

xoxxo o 3-3

96試合目、3回目のマスターチャレンジで勝ち!マスター!

昇格時 23236位 (4/24 21:14)

ここまで96試合やって39勝57敗 勝率41%

 

マスターまで39-57

ハイパーまでが23-33だったので

ハイパーランクでは13-24 勝率35%

 

マスターボール

oxoo 3-1

ここまで100試合やって42勝58敗 勝率42%

 

 

 

おわりに

 

 ファイアローは、かっこいいなと思いつつも攻撃種族値の低さから敬遠していました。しかし、使ってみると思ったより爽快感があり、性能としても好きになりました。そしてよく考えたら今までの孵化厳選偽装で使っていたセキタンザンもAC80でした。

 タイプ一致ダイジェットって強いなとも思いました。やはり剣盾はダイジェット環境。

 

 禁伝2体環境の中、タマゴ3つ入り孵化厳選偽装縛りでランクマのマスターに上がれてとても嬉しいです。

 ルールが退屈であっても、こういうふうに縛りを設けてマスターボール級到達を目指すという遊び方ならわりと楽しめると思います。孵化厳選偽装が嫌ならタイプ統一とかでも良さそうです。

 

 お読みいただきありがとうございました。

 

 

 今回と関係ない話ですが、以前あとで体裁を整えると書いていた下記記事の体裁を整えました。

tetspond.hatenablog.com

 

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