ゴチルゼル2匹がかりでロックをしたい
ハピナスの圧倒的HPを並べてHP割合判定を勝ち取りたい

はじめに
ポケットモンスタースカーレット・バイオレットのシングルバトルの記事です。
なんでもありの6匹選出のシングルバトルの仲間大会が開かれました。普段できないことをするチャンスだと思い、2匹のゴチルゼルと4匹のハピナスで挑み、やりたかったことを実現できました。今回はそれについて書きます。
大会概要
2025/1/12(日) 14:00~15:59
【拡散希望】
— サマンサ遭遇隊/毎週日曜仲間大会開催 (@p_v_samansa) 2025年1月10日
日曜日 1月12日14時から
なんでもありカオス大会をやります!
アルセウス6体 同じポケモン6体
本当になんでも大丈夫です!
みんなで理論値パーティーを見つけよう!#仲間大会 pic.twitter.com/lMubY0RY3l
6匹選出シングル
禁止級伝説・幻使用可能
ポケモンも道具も重複可能
対戦回数上限:99
なかなか遊ぶことのできないルールです。
大会開始の15分くらい前に、この大会を知りました。
最初は、レベル1統一で毒びし・いたみわけorがむしゃらで伝説ポケモンを倒して遊ぼうかということを思ったのですが、レベル1もレベル50になってしまうノーマルルールの設定の大会だったため、それはできませんでした。
その後に、複数のゴチルゼル+複数のHPタンクのハピナスという面白い構成を思いついたので、それで戦うことにしました。今回のゴチルゼル2匹の連携については、もともと考えてはいて、それが今回の大会と頭の中で結びつきました。
いわゆるTOD戦術ということになり、「仲間大会でTOD」を好ましく思わない方がいることも知っているのですが、今回の大会はなんでもありがコンセプトなので、気兼ねなくこの戦術に決めました。
戦術の前提:こだわりスカーフといちゃもん
今回は、敵にこだわりスカーフを渡して技をこだわらせた後、敵にいちゃもんを使います。
技こだわっているポケモンはその技しか使えませんが、いちゃもん状態のポケモンは同じ技を2回連続で選択できません。この2つが重なった敵は、2ターンに1回わるあがきをします。
以下のようになります。
Nターン目
敵が技A(こだわっている技)を使う
N+1ターン目
敵はこだわりスカーフの効果で技Aを出したいが、いちゃもんの効果で技Aを選択できない
→出せる技がないので、「たたかう」を選ぶとわるあがきを使う
(ゴチルゼルがこの戦術をやる場合、特性かげふみにより、相手にとって「たたかう」以外の選択肢は降参しかない)
N+2ターン目
前のターンはわるあがきを使っていることになるため、いちゃもんに邪魔されることなく技Aを選択することができる。
N+3ターン目
再びわるあがき
スカーフトリックいちゃもん関係の約4年前の過去記事
【ポケモン】非暴力不服従の皇帝3 スカーフトリックいちゃもん白馬バドレックス (強制わるあがき#3) - テツポンドのブログ
ゴチルゼルが1匹の場合
通常の対戦でゴチルゼル1匹でこれをやろうとすると、こんな構成になります。
ゴチルゼル HB特化
特性 かげふみ
持ち物 こだわりスカーフ
技 トリック いちゃもん ねむる いやしのはどうor攻撃技
持ち物がこだわりスカーフで固定されるためたべのこしを持てない、技枠1つがトリックでつぶれるという問題があり、低火力のポケモンでしかロックが成立しません。
それを解決するために他のポケモンで敵にこだわりスカーフを渡そうとすると、ゴチルゼルを出す前に交換で控えに逃げられる可能性があります。
しかし、ゴチルゼル2匹がかりであれば、その問題を解決できます。
今回の戦術
今回は、ゴチルゼル2匹でロックをかけます。
以下のように動きます。
1
1匹目のゴチルゼルで、こだわりスカーフをトリックし、倒されます。
余裕があれば、倒されるまでの間に、あまえる・いちゃもんを使います。
かげふみにより、こだわりスカーフを持ち技をこだわった敵が場にいる状態を次に繋ぎます。
2
2匹目のゴチルゼルを出します。
いちゃもんを使い、相手をいちゃもん状態にします。
3
いちゃもん→まもる→いやしのはどう→まもる→いちゃもん→まもる→いやしのはどう→まもる……のループを繰り返します。
2ターンに1回のこだわっている技を繰り出すターンにはまもるを使うことで、相手からはわるあがきの攻撃しか受けません。初めていちゃもんを相手に使った次のターンはわるあがきのターンなので、次もいちゃもんを空うちする必要があるということには注意は必要です。
相手のわるあがき2回につき1回いやしのはどうをして相手を回復させることで、相手のHPを維持して退場を阻止します。
4
総合時間終了に合わせて相手がわるあがきの反動で倒れるように、いやしのはどうをやめて時間を調整します。
5
総合時間切れ。判定で勝ちます。
控えにハピナスが4匹いるので、2匹目のゴチルゼルが多少削れていてもHP割合は有利です。理想は最終ターンにゴチルゼルがねむることです。
持ち物枠とトリックの枠を1匹目のゴチルゼルが担うことによって、2匹目のゴチルゼルがたべのこしを持ち、まもるを覚えることができます。
たべのこしにより、ループを続けていてもわるあがきのダメージで消耗しません。
また、2ターンに1回まもるをすることにより、いちゃもん付与後は相手がこだわっている技を完全カットすることができます。
パーティー
1匹目のゴチルゼル
最速HS
特性 かげふみ
持ち物 こだわりスカーフ
テラスタル ひこう
技 トリック いちゃもん あまえる ちょうはつ
2匹目のゴチルゼル
HB特化
特性 かげふみ
持ち物 たべのこし
テラスタル フェアリー
技 いちゃもん まもる いやしのはどう ねむる
ハピナス1~4
以前の仲間大会で育成したH252ハピナス2匹と、レイドバトルで捕まえた未育成のH個体値31ハピナス2匹(本当は最低でもHPへの努力値振りはすべき)
HPタンクハピナスについて
上記6匹を選出した場合、HP総量は
177+177+362+362+330+330=1738 です。
総合時間終了時、1匹目のゴチルゼルがひんし、2匹目のゴチルゼルの残りHPが半分の88だった場合、残りHP割合は、
(88+362+362+330+330)/1738 = 1472/1738 =0.8469... → 84%です。
※小数点以下(%表記時)は切り捨てられます。
一方、敵が、6匹全員同じHPで、1匹だけ倒れている場合、
残りHP割合は、5/6 = 0.8333 → 83%です。
このように、体力半分のポケモンが1匹混じっているというディスアドバンテージがあったとしても、ハピナスの圧倒的HPによりHP割合判定で勝つことができます。
育成していないハピナスが2匹いてこの結果なので、4匹全員がHPマックスだとさらにもう少し強いです。
すごいHPタンクです。
ただ、ハピナスなしでも、うまくターン調整できれば今回の戦術で勝つことは可能です。そのため、ちょっとHP高めの普通のポケモンを入れて、メインの戦術がだめでも戦えるようにしておくのが本来は良いです。
今回は準備時間がなかったことと絵面が面白いことと上位を目指すタイプの戦術ではないと思っていたことからハピナス4となりました。
実際の対戦
時間がかかる戦術で、思ったより成功率が高かったので、2時間で8試合しかできませんでした。

1試合目 フリーザー
スカーフトリックでふぶきで固定させます。2回目のふぶきで凍りそのまま1匹目のゴチルゼルが倒されます。
2匹目のゴチルゼルで予定どおり、いちゃもん→いちゃもん→まもる→いやしのはどう→まもるとループに持ち込みました。ふぶきは最初のいちゃもんのターンだけ被弾することになりましたが、凍りませんでした。
相手が途中から放置したため、相手の時間切れで勝ちました。
2試合目 1試合目と同じ方 岩オーガポン
スカーフトリックが無効であるため、あまえるを連打しました。なぜか光合成を連打してきたため、3回甘えたあと2匹目のゴチルゼルに交換します。
まもるとねむるで耐久します。急所テラスつたこんぼうで危なくなったときがありましたが、まもるを挟むことによるたべのこしの回復によってぎりぎり次のターンの攻撃を耐えて眠ることができました。
相手が途中から放置したため、相手の時間切れで勝ちました。
3試合目 虫統一 スカーフバサギリ
最初のターンがスカーフ交換会になります。上からがんせきアックスを2回うたれて、実質何もしないまま1匹目のゴチルゼルが倒れました。
2匹目のゴチルゼルががんせきアックスをよけていちゃもんをつけ、ループに入りました。
最終ターン、テラスタルで時間を稼ぎ、バサギリをわるあがきの反動で倒し、ゴチルゼルは眠る、という完璧な動きをでき、判定勝ちしました。選択時間60秒なので、思ったより終了までのターン数がないので、相手の時間管理によっては危なかったです。今回は最後にがんせきアックスのPPが切れて毎ターンわるあがきするようになっていたため、調整しやすかったです。
4試合目 ラウドボーン 黒バドレックス
ハピナスで釣り交換を試みるもフレアソングで居座ってきたので、スカーフを渡して、ゴーストタイプのかげふみ無効知らない願望で、ゴチルゼルでループに入ろうとしたら、黒バドに交換され、終わりました。負け。
5試合目 主催者 ディンルー
じしんでこだわりました。1匹目のゴチルゼルでひこうテラスタルを切ってあまえるを入れたところ降参をされました。2匹目が出る前に終了した唯一の試合です。
6試合目 主催者再戦 キョジオーン
しおづけでこだわりました。相手のたべのこしをトリックでもらえたので、あまえる3回からいちゃもんをつけて、わるあがきのターンに2匹目に交換しました。
ここからはループです。いやしのはどうを見せたあたりで降参をもらいました。
7試合目 コライドン こだわり
フレアドライブの火力が高く、1匹目のゴチルゼルはワンパンされ、2匹目もHPが10しか残りませんでした。2匹目は耐えていちゃもんを入れるところまではいったものの、やけどをしたこともあり次のターンのわるあがきを耐えませんでした。
最後、相手のパオジアンのせいなるつるぎでハピナスが次々とワンパンされていきました(一回この絵を見たかったので降参せず続けました)。
8試合目 白バドレックス
やどりぎのタネでこだわりました。あまえる3回+いちゃもんをいれてわるあがきのターンに2匹目に交換しました。
ループに入ったところ、ループ3周目くらいで降参をもらいました。
以下のアーカイブの1:30:30から、6試合目・7試合目を相手視点で見ることができます。
強い伝説(特にトリックが効かないザシアン)ができていたら負けていました。
結果
6勝2敗
最終レート1548.903 (最高は6試合目終了時の1554)
4位

思っていたよりしっかり戦える戦術でした。勝率は良かったものの、試合数を稼げない戦術なので、3位以上には届きませんでした。
やりたかったことをできたので楽しかったです。
雑記
ここ最近の弊ブログのGoogle経由アクセスのトップになぜかいるのがこちらの記事です。
【ポケモン】実現可能なHPの最大値・最小値はいくつ? - テツポンドのブログ
今回以上にハピナスがHPの高さで活躍する、お気に入りの記事です。
おわりに
仲間大会は、勝ちを第一目標に据えるのも楽しいですが、普段できないことをやって楽しむ場でもあり、今回もそういう意味で楽しむことができました。勝てるとさらに嬉しく、今回はそういう嬉しさもありました。
お読みいただきありがとうございました。
ポケモン記事の毎週投稿が4周年を迎えました。いつまで続けるかを考えることはたまにあるものの、まだ続けるので引き続きよろしくお願いします。
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