剣盾ランクマがまた一段階終わるのでシーズン36について書きたい
はじめに
ポケットモンスターソードシールド(剣盾)の記事です。
現在、ソードシールドで続いているランクバトル(通称:ランクマ)のシーズン36について書きます。
レートや順位志向の考え方でいくと今月が実質最終月ですというお話です。
- はじめに
- 剣盾ランクバトルシリーズ14・シーズン36について
- 今回新たに来たお知らせ
- 考えられる影響
- 実質最終日
- シーズン36の間に起きた変化
- シーズン36構築記事
- 私の場合
- 上位帯の場合
- ポケモン使用率
- その他
- おわりに
剣盾ランクバトルシリーズ14・シーズン36について
(この記事自体を書くだけならここまで詳しく書かなくてもよい箇所なんですが、いずれ消えるこの「お知らせ」をインターネット上に記録として残しておこうという意図からこう書きました。)
現在も、剣盾のランクバトルは続いています。2022年11月から、シリーズ14が始まり、同月からシーズン36が始まっています。
シリーズ:使えるポケモンなどのルールごとの区切りで、SVのレギュレーションに相当します。
シーズン:最終ランクや最終順位のための区切りで、剣盾のシーズンと同じです。
これまで、シーズン1が1か月半くらいだったことを除けば、シーズンはシーズン35まで1か月単位で切り替わっていましたが、シーズン36は、サービス終了まで続きます。
データ上は、2100年1月1日までということになっていて面白いです。
ポケモンHOMEに情報が載っています。
スマホ版ポケモンHOMEのお知らせに、剣盾関連のお知らせであっても今も有効なものは残っています。
その中で、現行のシリーズ14についてのお知らせもあります。
(ちなみに、他に、HOMEと剣盾の連携でガラル御三家がもらえるぞ!のお知らせが一番下に残っています。)
お知らせの中身は以下のとおりで、2022年11月からサービス終了まで、シリーズ14と2022年11月シーズン(シーズン36)が継続されるということが書かれています。月ごとの最終ランクの発表と報酬もないとのことです。
ルールは、禁止級伝説を2体までチームに入れられるGSルールで、2022年2月から7ヶ月続いたシリーズ12と同一です。
【ランクバトル】2022年11月シーズン(シーズン36)以降のランクバトルについて
2022/9/9
そして、そのお知らせに続いて、剣盾関連の2つのお知らせがあります。
こういう並びです。
まず、これです。
『ポケットモンスター ソード・シールド』インターネット機能における今後の更新予定について
2022/10/13
新たに以下のことが追加されています。
・2022年11月シーズン以降、シーズンの更新は予定していない
・このシーズンの成績は、ポケモンHOMEで確認できるランクバトルの成績に反映されない
そして、ランクバトルのシーズンごとに掲載されるお知らせも掲載中です。
【ランクバトル】2022年11月シーズン(シーズン36)開催中!
表示では2022/9/9となっていますが、このお知らせは11月シーズンが開催されてから掲載されるはずなので、たぶん何かの間違いが絡んでいます。
今回新たに来たお知らせ
今回、2023年8月14日に、剣盾に関する新しいお知らせがスマホ版ポケモンHOMEに来ました。
ランクバトルを含む通信対戦のデータは、今までポケモンHOMEで確認できるようになっていたのですが、そこのデータの更新が10月1日8:59で終了になるということです。
『ポケットモンスター ソード・シールド』のバトルデータ更新終了について
2023/8/14
考えられる影響
その1 レート
自分のレート:わからなくなる
他人のレート:わからなくなる
レートは、なぜか剣盾から、ゲーム内では確認できなくなりました(ランクバトル限定の事象で、仲間大会ではレートも確認できました)。そのため、今まではポケモンHOMEでしか確認できませんでした。
※期中の場合は確認できるのは上位1000人限定
今回、ポケモンHOMEで自分の対戦データを確認することができなくなることから、
ので、レートの確認ができなくなります。
その2 順位(現在)
自分の現在順位:引き続きわかるはず
他人の現在順位:わからなくなる
自分の順位自体は、ゲーム内のランクバトルの画面で情報を更新することで確認することができます。ここに関して特にアナウンスはないので、そこを確認できることは変わらないはずです。
しかし、他人の順位は、今までポケモンHOMEでしか確認できませんでした。そこの更新が停止するので、他人の順位はわからなくなります。
それに伴って、順位を証明するのが難しくなります。
順位を確認する方法が各々のSwitchのランクバトルの画面上の順位表記を見ることだけになるということで、順位を示すためには、スクリーンショットをアップロードする必要がありますが、それぞれが画像をアップしただけでは画像加工の可能性を排除できません。今までは、順位画像のツイートとHOMEの情報のセットで正確性が担保されていましたが、それがなくなってしまうのが今後です。
対策として、リアルタイムの配信をし、一つの映像配信の中に、リアルタイムの配信であることを示すもの(例:インターネット時報)と、Switch剣盾ランクバトルの順位更新の瞬間を同時に移す、のような案を考えましたが、これもSwitchで過去の映像を流すことで嘘をつくことができるので穴がありました。
シーズン35までの精度では順位をアピールできなくなってしまいます。
その3 順位(最終)
自分の最終順位:わからなくなる
他人の最終順位:わからなくなる
以前のお知らせで、月ごとの最終的なランキングの発表と報酬がないと書かれていました。今まで、1シーズン=1月だったことを踏まえると、これは、今回のシーズンにおいて最終的にシーズンの最終結果を発表することがないという意味だと解釈できます。
そのため、今までのシーズンならシーズン終了後にあった「前のシーズンの最終順位は何位でした」の画面も表示されないことになります。
そうなると、ポケモンHOMEで確認するしかなかったわけですが、その更新がシーズン終了より前に停止してしまいます。
それにより、自分の最終的な順位をシーズン終了時に知ることもできなくなります。
終了時刻にとても近い時刻に更新してスクリーンショットを撮ったとしても、更新より後に順位が変動している可能性を排除できません。これは仲間大会のシステムからの類推ですが、最終時刻数風前に成立した対戦は最終時刻を過ぎても続行できる一方で、最終時刻にかけて対戦を行わないプレーヤーは順位の確認を最終時刻直前までしか行うことができないということになってそうです。
その4 競技的プレイヤーの数
上記の理由によって、高いレートや高い順位を目指していたプレーヤーが完全に撤退する可能性があります。
これによって、剣盾ランクバトルの人口がますます減るかもしれません。
実質最終日
上述のその1~3の理由から、高いレートをとること、高い順位をとって認めてもらうことなどを目的とする人にとっては、剣盾ランクバトルは実質2023年10月1日8:59で終わります。
2023年9月30日がいわゆる「最終日」ということになります。
シーズン36の間に起きた変化
現在、SVでは、レギュレーションD・シーズン10の途中で使用可能なポケモンが変更になるという狂った出来事が起きています。
過去に剣盾においてもシーズンの途中で、隠れ特性御三家が途中で解禁されたり、鎧の孤島の教え技が解禁されたり、ガラルヤドキングと隠れ特性カセキメラが解禁されたり、というように、特性・技・リージョンフォーム関係は変更されることはありました。
このシーズン36においても、わずかな技の変化がありました。
それが、ポケモンHOMEがver3.0.0になったことに伴う、アローラライチュウのボルテッカー解禁です。
バトルレギュレーションマークまたは第八世代以降産とボルテッカーを両立することはそれまでできませんでした。
ボルテッカーを覚えたアローラライチュウを入手することは、第七世代でしかできませんでした。これは2023年9月の碧の仮面解禁後も同様です。そして、そのアローラライチュウがランクバトルに参加できるようにするためにはバトルレギュレーションマークをつける必要があり、それをするとボルテッカーを忘れてしまい、思い出すこともできませんでした。
2023年5月のポケモンHOME ver3.0.0のアップデートにより、ポケモンHOMEからポケモンをソフトに移動させる際に、そのソフトでそのポケモンが種族として覚えることができる範囲の中で、そのポケモンが思い出し可能な技を思い出せるという仕組みが追加されました。
第七世代でボルテッカーを覚えさせたアローラライチュウを、一度SVに引き出しそのときにボルテッカーをHOME上で技思い出しすることで、SVでの「現在覚えている技」にボルテッカーが追加され、その個体の「(これまで覚えていた技」にボルテッカーが追加されます。こうしたアローラライチュウをHOMEに戻して剣盾に移そうとすると、ボルテッカーを他ソフトで現在覚えていて移し先ソフトでも種族として覚えることができる技として、技思い出しすることができます。
以下の方によって発見されました。以下記事の検証12番です。
アローラライチュウは攻撃の種族値85より特攻の種族値95のほうが高いですが、技威力の関係で、攻撃特化ボルテッカーの火力は特攻特化かみなりの火力よりも高いです。
ただ、剣盾では、ライジングボルトとの相性が良すぎるため、電気技以外の火力を高める意味でも、特殊型が多数であることに変わりはないでしょう。
調べている途中に知ったんですが、シーズン35はピカチュウがシングルで使用率135位なんですね……
2023/10/8 追記
この記事を読んでくださった方から、配布限定のうたうピカチュウにボルテッカーを覚えさせることができるようになったので、うたうとボルテッカーの両立をピカチュウと通常ライチュウができるようになったという情報がありました。
たしかに、レジェンズアルセウスに連れていき、そこでボルテッカーを後天的に覚えれば、ポケモンHOMEから剣盾に移すときにボルテッカーを覚えた状態で剣盾に移せます。
これも、ポケモンHOMEの更新によって発生する変化でした。
シーズン36構築記事
まじめに探しました。
シングルではポケモン徹底攻略に5件ありました。
ダブルで見つかったのはこれだけでした。
#ポケモン剣盾 で、特殊戦術系ギミックパーティー「がんじょうヌケニン」に、ガオガエン対策として巨大進撃を組み合わせました。
— テツポンド (@tetspond) 2023年4月29日
【ポケモン剣盾ダブル】シーズン36構築記事 スタンダード頑丈ヌケニン(ミミロップメレシー)+キョダイマックスカイリキーのキョダイシンゲキ https://t.co/ATnmoynNWX
自分自身の記事しか見つかりませんでした。
同じルールだったときの構築記事を、シリーズ14用として紹介しているものも含めるなら、以下がありました。
【ポケモン剣盾・シリーズ14】レンタルパーティ一覧【GSルール】 | クレイジーポケモンメディア†APPDATE†
こういう ↓ ツイートを見つけて面白かったです。
ただし、これらのツイートは以下を前提としています。
・構築記事はシーズンが終わったときに書くものという固定観念
・HOMEにおけるサービス終了までという記載よりもランクバトルの画面上の2100年までという表示を重要視する見方
sシーズン36の構築記事、曾祖父の構築紹介から始まってそう
— Joaquín/ほあきん (@Joaquin_poke238) 2022年11月2日
シーズン36終わりに書かれる構築記事、もはや人生の総括記事でしょ
— モミジ。 (@maplepoke_118) 2022年11月1日
私の場合
シングル
SV発売後もランクバトルを目的を持ちつつ楽しめるように、勝率が50%を切るギミックパーティーでスーパーボール級を漂っていました。
「対戦相手が見つかりません」を引き起こしつつもたまにマッチングするので、対戦を繰り返してハイパーボール級に上がるところまでは行きました。ただ、新しい年度になったあたりから特に、マッチング不成立の頻度が上がり、そこで止まっています。
ダブル
シングルより過疎化の程度が激しいことが予想できたため、SV発売前にマスターボール級に上げておきました。キョダイカイリキー入り頑丈ヌケニンパーティーでした。
SV発売からしばらく経ってから、再び対戦しようとしたのですが、今まで1回もマッチングできていません
ランクバトルで「対戦相手が みつかりません」と表示される図
上位帯の場合
たしか今回のお知らせが出た1か月前の段階ではシングルでもレート2000到達者がいなかったように記憶しているのですが、先ほど見たら1位の人がレート2000を超えていました。
シングル 2023/9/24 14:43時点
レート2000到達者 1人
レート1900到達者 9人(上の1人を含む)
TOP レート2017
ダブル 2023/9/24 14:43時点
レート1900到達者 3人
TOP レート1910
最終日、どうなるのでしょうか!?
ポケモン使用率
シングル
ダブル
その他
・ランク10(ハイパーボール級)にいるときに、~~(ランク11)とマッチングしました!という表示が出たことがありました。マスターボール級は表記上ランクMAXとなっていますが内部上はランク11ということになっているのだと思います。
・マスターランクリボンは剣盾でもSVでもつけることができます。
レギュレーションマークなしのマスターランクリボンもちというのを作れます。
・剣盾でレベル50できたえた!になっているポケモンも実現可能です。
(SVに移動してきたえた後剣盾に移す)
追記 10/1終了後の記事を書きました
最終1桁や構築記事やサービス終了タイミングの予想について書いています。
おわりに
時の移り変わりを感じます。個人的に時の移り変わりを感じる、いつもとは違う場所でこの記事の後半を書いたので余計にそう思います。
お読みいただきありがとうございました。
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