剣盾シーズン33にて、シングル最終830位・ダブル最終711位で同時最終3桁順位を達成できたので、1つの記事でまとめて紹介したい
はじめに
ポケットモンスターソード・シールドの普通の対戦記事です。多少のポケモン対戦知識がある人向けの言葉使いで書きます。
今まで対戦系を書く場合にも、ルールか戦術が特殊なものしかなかったので、普通の対戦記事は初めてです。
ポケモン剣盾ランクバトルシリーズ12シーズン33(2022年8月)で、シングル最終830位・ダブル最終711位を取り、シングルダブル同時に最終3桁順位を達成できました。ポケモンHOMEによるとこのシーズンの参加者数がシングルダブルともに20万人(どのように数えられているのかは不明)なので、上位0.5%未満にあたります。
せっかくの両方最終3桁なので、一つの記事に両方を書いてみます。
ダブル
概要
ツボラキをすることしか考えていない選出固定4匹構築
最遅HCリリバホワイトキュレム+耐久全振りオボントリルサイチェン日食ネクロズマで、トリルを貼りながら相手の残数を削る
→トリル中のツボツボが先手でラッキーにガードシェアする
→異次元耐久で相手を詰ませる
という構築です。
シングル専の方のために補足すると、この後半は「ツボラキ」と呼ばれています。ダブルではこの戦術くらいでしか採用されないツボツボの採用率がこのシリーズで100~150位6回・圏外1回なので、ツボラキの使用率もだいたいそんな感じです。
INC Feb(世界大会の2月の予選)でレート1700を達成したツボラキほぼそのままです。
メンバー
232(252)-129-111(4)-244(252+)-120-90(-)
特性:ターボブレイズ
持ち物:リリバのみ
ふぶき りゅうせいぐん だいちのちから まもる
ダイマックスアドベンチャーでたまたま引き当てたA9S1の攻撃低め最遅個体
この個体を入手することがなければキュレムを最遅でトリルと組み合わせようとは思わなかったです。
クロスフレイムだと雨でザシアンに効かなくなるのでだいちのちからになり、守っている間にネクロズマが動くという動きが便利だったので、ダブルのテンプレ技構成になりました。
技の採用率がシングルだとフリドラ92クロスフレイム74だいち68シャドボ50れいど35流星28ふぶき8、ダブルだとだいち89流星73まもる68ふぶき62フリドラ40クロスフレイム18げんし13、となっていて、まもる抜きにしても違いが面白いです。
ダイマックスボルトロスを一撃で倒したりタスキごと倒したり天候を変えたりするダイアイス、禁伝に抜群をついたり攻撃デバフしてラッキーのサポートをする大ドラグーン、H84振りザシアンまで確定・H252は31%で倒しつつ耐久を上げるダイアース。
リリバ込みでザシアンのきょじゅうざんを何とか耐えます。攻撃特化だと赤ゲージまで持っていかれるので、そこまで頼らずに行動の選択肢を増やすために持っていた感じです。カミツルギのダイスチルくらいならダイマックス で1/3程度のダメージに抑えられます。
204(252)-177-159(92)-133-165(164+)-74(-)
特性:プリズムアーマー
持ち物:オボンのみ
トリックルーム メテオドライブ フォトンゲイザー サイドチェンジ
隠れ特性孵化あまりを元手に地道に増やしたGTS資産で手に入れたネクロズマがS個体値3でした。
いかく一回でフォトンゲイザーが特殊に切り替わります。
メテオドライブはダイアースを耐えたザシアンを削り取るのに使います、が、計算したらH252ザシアンならフォトンゲイザーで足りていたので、後述のステロ・リフレクター・ふういんなどの珍技のほうが活躍したかもしれないことに今気がつきました。
ネクロズマのサイドチェンジは読まれないので、1回目はかなり決まります。キュレムに飛んでくる鋼をネクロで、ネクロへの弱点技をダイマキュレムで受ける動きがきれいでした。
耐久全振りだとかなり硬く、弱点ダイマックスわざ+等倍攻撃を耐えることはよくあり、頼もしかったです。
生き残ってキュレムのダイマ技の恩恵を受けるとさらに硬くなり、たまに想定していない耐え方をしました。
ツボツボ
96(4)-15-310(252+)-15-282(252)-9
特性:がんじょう
持ち物:イバンのみ
ガードシェア パワーシェア ステルスロック はたきおとす
パワーシェア・トリル中のためにA0C0S0個体です。当然、3箇所がOKの個体に王冠を使う方法でやりましたが、それでもそこそこ大変でした。
ガードシェアをするためツボツボ単体では効率が悪いBD振りです。「防御だけ数値あげられれば十分だからHBツボツボ」というのもいますが、イバンのみを持っていることもありBD振りになりました。
パワーシェアは実質・攻撃特攻半減技です。相手残数3以上でもラッキーの回避上昇までのサポートになりますが、残数2以下だと特に強いです。
ステルスロックは、ガードシェア成功後ラッキーだけが残って相手が3匹以上いるとき、ガオガエンなどに守る絡みのサイクルを回されるとエフェクト含めて地球投げで倒す前に総合時間判定負けしてしまうことがあるため、入れました。ダブルでは珍しい技です(他人のツボラキに入っていていいなと思い入れ始めました)。どくどくのほうが相手に刺さる残数2以下の場面だとだいたいラッキーだけでもなんとかなるので、
はたきおとすは、時間を稼がれてやっかいなたべのこし・火力増強アイテムをなくしたり、HP1ポケモンを倒したりもします。ツボツボ生存中のラッキーへのこだわりトリックの対策になります。
特徴的なステータスと優秀な特性と恵まれた補助技がすばらしいポケモンです。
ラッキー
357(252)-9(-)-57(252)-x-138(4+)-55
特性:しぜんかいふく
持ち物:しんかのきせき
タマゴうみ ちいさくなる まるくなる ちきゅうなげ
A0S0ですがすばやさ下降をかけていません。白馬バドレックスと同速になると、回復が安定しなくてやっかいだからとかそういう理由だったかもしれません。
王道は「あまえる」ですが「まるくなる」採用です。相手の交代でリセットされないという利点があります。最近見ないですが鉄壁ボディプレス勢に強いという強みもありました。一方、1段階だけというところよりも、せいなるつるぎザシアンに回避同様無視されるというところが弱みです。
今までラッキーの技4枠目で一番すごい!と思ったのは、ウーラオスから特性をもらってTOD対策をするためのスキルスワップです。
耐久について、以前に記事を書いています。
構築全体
禁伝x2+ツボラキの選出しか考えていなかった=構築作りをさぼっていたので、他2匹はいるだけポケモンでした。
ザシアンに強くなくておいかぜかな?と思わせてトリックルームを通しやすくするエルフーンと、ザシアンに強くなくてフィールド展開を意識させるレヒレが入っていました。
初手ザシアンに対しては、まもるとサイドチェンジ・トリックルームを使ってダイアースを当てにいきます。ラッキーの天敵であるため早めに倒したいです。
ネクロズマをディアルガに、キュレムをパルキアに変えたディアパルツボラキも使ったのですが、ネクロズマキュレムの構築の方が強かったです。
ザシアンが先発に出てきやすく、ザシアンを誘って倒せるのが良いのかもしれないと思い、何かへの対策として「返り討ち」って強いなと再確認しました。リリバで耐えてダイアースの流れが一番ザシアンを倒せていました(トリル後だとザシアンを動かしてもらえないことが多い)。
結果
(仲間大会に慣れすぎていて、順位とパーティーとレートが載っている結果画像を載せようと思いましたがそんなものはありませんでした)
30勝16敗(途中まではそんなに勝てないディアパルツボラキだった)
レート1693
最終順位 711位
27日(土)にシングルを最終3桁ラインに乗せた後、「ダブルもまた最終3桁に乗せることができれば同時最終3桁だな、普通に対戦で勝ちを目指すシーズンなんてほぼないし、この機会に達成しておこう」と思い、ディアパルツボラキに別れを告げてダブル合体禁伝ツボラキを使い始めました。連勝し、3桁が見え始めたあたりからは流石に負けの試合も入り始めましたが順調に少しずつ順位を上げていき、29日(月)にレート1693に乗りました。
このシリーズでは、ダブルの最終3桁ラインのレートが、最高は一月目の1692、最近は1675付近だったため、1690あたりまでくれば安心かな、ということでレートを保存しました。
達成できて良かったです。
禁伝1匹ルールのときにネクロズマがフレフワンになったキュレフワンツボラキで最終3桁を2回取っているので、今回が3回目です。
シングル
概要
特性変更系の技が効かないなど、特殊な仕様を持つ専用特性がいくつか存在します(「とびだすなかみ」はこれに該当しない、「バトルスイッチ」はこれに該当する)。
それらの特性を持つポケモンたちでパーティーを組んでみました。
基本の動きは
バドレックスで壁はり
→メタモンとバドレックスで〆る
です。
メンバー
バドレックス(こくばじょうのすがた)
175-84(-)-101(4)-217(252)-120-222(252+)
特性:じんばいったい(きんちょうかん+くろのいななき)
持ち物:きあいのタスキ
アストラルビット ちょうはつ リフレクター ひかりのかべ
<ステータス関連>
A個体値8(バドレックス厳選は以下の記事のバドレックスのために使ってしまったので、ポケモンHOMEのGTSで入手)
【ポケモン剣盾】仲間大会禁伝1on1 いちゃもんアンコール白馬バドレックスで16勝4敗レート1646 エントリー405人中7位 - テツポンドのブログ
<技関連>
終盤以外はラッキーをよく見かけて、よくわるあがきさせてました。ちょうはつを受けてから1回居座ってわるあがきでバドレックスのタスキ削り→交換という動きは結構されました。ラッキーが戦略的に回避せずにわるあがきしていました。
<使用感など>
アストラルビットだけでも強かったです。
壁構築上位の記事で壁はりポケモンを取っておく動きが強いと書かれていて、交換出しでエースが削れておいしくないなと当初あまり理解をしていなかったのですが、今回後ろが耐久があるジガルデだったためこの動きをよく取り、実感しました。
まれにダイマックスするだろうと思っていましたが、記憶が正しければ1回もダイマックスしなかったです。
ジガルデ(50%フォルム)
50%
188(36)-167(252+)-142(4)-90(-)-135(156)-123(60)
100%
296(36)-167(252+)-142(4)-90(-)-135(156)-113(60)
特性:スワームチェンジ
持ち物:いのちのたま
<ステータス関連>
ダイマックスアドベンチャーでたまたま"いじっぱり"個体を引いたため、ミントはたくさんあったのですがこれも何かの縁かと思い、竜舞型だとよくいるS+1でフェローチェまで抜く最速ではなく、S+2でそうなりS+1でサンダー付近抜きのすばやさにしつつ珠火力特化にしました。
<技関連>
ダイソウゲンでたくさんのヌオーを倒しました。
げきりんがないことで、ダイマックス中に浮いているポケモン入りのサイクルに対して与えられるダメージが少ないという弱点はありました。
ただ、ダイドラグーンもフェアリー無効ですし、その状況下で無効タイプがないダイロックを打つことがそれなりに安定することもあったため、この構成も悪くはないのかなと思います(攻撃が上がっていないダイロック+ダイアースでもラッキーを倒せることが多かったことがそれを支えました)。
<使用感関連>
ダイアースや壁で氷技もおかしな耐え方をするので面白かったです。
ただし壁があっても火力のある弱点技をダイマなしで受けるのはそれなりに痛かったり、相手のドラグーンは効果も受けたくなかったり、ダイジェットされるとすばやさ有利が取れないのでうまみが少なかったり、などがあり、りゅうのまいを使わずにダイマックスすることがありました。最速ではなくその分耐久に回していることが、こういうケースで活きました。
155(252)-68-69(4)-x-110(252+)-47
特性:かわりもの
持ち物:こだわりスカーフ
へんしん
<ステータス>
ランドロス・カイオーガ ・レヒレなどのスカーフ判定ができる最速メタモンもいますが、これは最遅メタモンです。最遅の利点は偶発対面で"S個体値31下降補正ガオガエン"以上のすばやさの威嚇ポケモンの威嚇を受けないことや、メタモンミラーで有利になることです。
ちなみに、メタモン1on1はきちんと考察すると本当にきれいな構造にたどり着くので、みなさん考察してみてください(【ポケモン剣盾】仲間大会メタモン1on1 結果などの総括)
もっとも、全て相手と同時にポケモンを出すタイミングにしか起きず、あまりメタモンをそういう場面で出さなかったので、そんなに影響はありませんでした。
H252の残りはD振りにしていましたが、相手に特攻をダウンロードさせてそれをコピーする実数値155-88-89のほうがよさそうでそれに変えようと思っていてずっと変えていなかったことを思い出しました。
最遅メタモンは【ポケモン】仲間大会メタモン1on1 参加者としての考察に載っている方法で捕まえることができます。ただし、今回の個体はたまたま普通に捕まえたら最遅だった個体です。
<使用感>
竜舞ザシアンになるのがやはり強かったです。一番驚いたのは受け出されたホウオウをきょじゅうざん2発で倒したときです(特化→HBしんちょうで乱数42%)。
本構築では、普通のメタモンの役割以外にも役割がありました。それが、「"バドレックスをコピーしたメタモン"受け」です。
バドレックスで相手のポケモンを倒した場合、体力が削れている状態で相手のメタモンが出てくることがあります。このままではバドレックスを先制で倒され、C+2ビットでパーティーが崩壊してしまいます。
そんなとき、メタモンを投げます。へんしんしているポケモンに対してかわりものは発動できないため、そのままのメタモンが場に出ます。相手は、アストラルビット以外の攻撃技がないこちらのバドレックスをコピーしているためほぼ確実にアストラルビットを使ってくるので、こちらのメタモンのノーマルタイプとしての耐性によって相手の攻撃を無効にできます。
ゴースト技でこだわった相手のメタモンが引くと、別のポケモンが出てきて、そのターンのへんしんでそのポケモンにへんしんします。相手の残りがメタモン・ザシアンのときにこんなことが起こると、こちらのメタモンでザシアンを倒して、へんしんできないメタモンを倒して勝ち、なんてことが起こり、楽しいです(実は相手のメタモンが居座り続けてわるあがきで退場してザシアンが来るとへんしん前に攻撃されるため勝てない)。
相手のメタモンがタスキで挑発をされても、わるあがき(タイプ相性無効)でタスキを削ったり引かせたりすることはできます。
HDメタモンなら臆病CSダイサイコを44%で1回耐えるので、ゴースト技以外がある他のバドレックスでも調整次第で応用できるかもしれません。
1-156(252+)-45(-)-x-46-92(252)
特性:ふしぎなまもり
持ち物:あつぞこブーツ
ポルターガイスト かげうち こらえる おにび
<ステータス関連>
【ポケモン】ヌケニンのぼうぎょ・とくぼうの理想個体値(へんしん・ダウンロード対策)とその入手方法 - テツポンドのブログ
のとおりの理想ヌケニンです。
<使用感>
ザシアンカイオーガ構築を中心にカイオーガ入りに対して選出しました。
ジガルデのダイロックで砂が撒かれても、ジガルデの耐久のおかげで砂ターンを終わらせてから着地できることが多かったです。さらにカイオーガなら向こうから雨を降らせてくれます。
ただし、残数を削ってからラスト1匹はヌケニンでした〜という展開でないと勝ちにくかったです。初手カイオーガ にヌケニンを出すと3ターン目に相手のサンダーなどにジガルデを受け出さなければならなくなったり、で。
AS@ひかりのこな
特性:ばけのかわ
麻痺まきミミッキュは警戒されてあまり活躍しないだろうなと考えていた記憶があります。珠がないので粉をなんとなく持たせました。
ラッキーのあまえると剣舞の連打勝負になった試合で、甘えるを避けて差をつけ、なるほどこんな場面だと信頼できる確率で活きるのかと嬉しくなりました。
ダイマックスを枯らしつつラス1勝負に勝てるイバンのろいミミッキュのほうがいいかもしれないと思ったこともありましたが、選出回数自体があまりなかったので結局そのままでした。中盤以降、イベルタル入りにたまに出しました。
最速@こだわりメガネ
特性:イリュージョン
トリック おきみやげ ナイトバースト かえんほうしゃ
ずっと"見せるだけ枠"でしたが、つらいポリゴン2にこだわりトリックを仕掛けるという役割を見い出し、最後のほうに2、3回選出しました。
スカーフがないのでゾロアークはメガネをかけていました。が、ポリゴン2にトリックする使い方しかしないならハチマキだったなと思いました。
ポリ2対策で選出した1回目、選出ギリギリで選択したら間違えてメタモンに化けて出てきてしまうという事件が起こりました。 関連構築 【ポケモン剣盾シングル】「"メタモン偽装ゾロア" 偽装のじゅうなんメタモン」入り 孵化厳選偽装構築
ゾロアークは"見せるだけ枠"として特殊なことをできるポケモンです。パーティーの並び順を、バドレックス→ゾロアーク→ジガルデの順にして、選出時間残り1秒で選択することで、ジガルデに「ゾロアークかもしれない」という情報を付与できます。
ゾロアークに関係ない他の番外戦術として、バドレックスの上にメタモンを配置すると、バドレックスがダイマックスしている対戦中の互いのパーティー確認画面で、メタモンの小さいアイコンがバドレックスの大きな頭に隠されてみえなくなり、相手のメタモンへの警戒が薄れるかもしれない、というものもあります。今回はその並びにはしませんでした。
コンセプト
特殊な仕様を持つ専用特性統一パーティーです。
「特殊な仕様を持つ」というのは以下の要素などのうちいくつかを持っていることです。
その特性に対するなりきりが失敗する
なかまづくりが効かない
トレースでコピーできない
かがくへんかガスで無効にできない
かわりものでコピーしてもその特性が有効にならない
ゾロアークのイリュージョンにはなかまづくりが効いたりするなど、フォルム関連特性以外だと上のどれには当てはまってどれには当てはまらなくてということになっています。
そのあたり、有志の検証の成果が とくせい - ポケモンWiki にまとまっています。
構築全体
<作成経緯>
アイアントのなかまづくりを愛用していると、特性変更無効の特殊な専用特性が厄介です。そのため、それらのポケモンには特別な思いがありました。禁伝1匹ルール時代にゴチルゼルヌケニンジガルデみたいな感じの構築を見て面白いパーティーだと思ったことと、禁伝環境でヌケニンメタモンが活躍していること、かわりもの&イリュージョン両採用構築を【ポケモン剣盾シングル】「"メタモン偽装ゾロア" 偽装のじゅうなんメタモン」入り 孵化厳選偽装構築で使い思いいれがあったことから、こんなパーティーを組みました。
当初は、今月のマスターボール級あげに使おうという程度の気持ちでした。シリーズ12では先月までにゴチルアントも孵化厳選偽装もやっちゃったしどうしようかな、と。
ジガルデ+黒バドで検索したら、壁バド+珠ジガルデが最終2桁の結果を残していて、良さげだったのでそれを軸にすることにしました。
<選出>
基本的に、先発黒バド、控えジガルデメタモンでした。カイオーガ入りにたまにヌケニン、イベルタル入りにたまにミミッキュ、ポリゴン2入りかつメタモンをそんなに出したくない構築に稀にゾロアークというサブメンバーが入ります。
選出率は、1位から順に、ジガルデ、黒バド、メタモン、ヌケニン、ミミッキュ、ゾロアークでした。
<幻の7匹目>
特殊仕様専用特性を持つポケモンとしてギルガルドもいました。ポリゴン2をとおせんぼうでキャッチしてイカサマのダメージも鉄壁で抑えつつ眠る型を考えていました。汎用性に疑問を持っていたこと・そもそもポリゴン2をキャッチしても判定勝ちできるか怪しいことなどから、A0S0ヒトツキを用意するところまではしたものの実戦投入されることはありませんでした。
<きついポケモン>
イベルタル(特殊の初手ダイマなら、ひかりのかべだけ貼ってバド退場からジガルデダイマックスでなんとかなりがち・後発で勝つ場合は、ジガルデが倒されたあとにバドの壁からのメタモンのデスウイング合戦)
ポリゴン2(基本選出の3匹が全て不利・ジガルデが+2竜舞までしないと厳しい)
オーロンゲ(禁伝2匹が不利)
<その他>
カバルドン:オボン込みでダイソウゲン+GFダイソウゲンまたはオボン回避くさむすび+ダイソウゲンで倒せることが多かったです。今回初めて初手ダイマカバルドンに出会ってテンション上がりました。
ガオガエン:-1ダイアースか+-0サウザンで大体倒せるのでそれを考慮して戦いました。
ザシアン:ジガルデ50%が珠1回しか削れていなければ巨獣を耐えます。もっと少ない体力でもリフレクがあれば耐えます。倒される場合はメタモンでコピーしました。壁バドジガルデの元記事に、初手のザシアンにはアストラルビットを積極的にうつと書いてあったので、イベルタルか明確な黒バド受けポケモン入り以外には大体そうしていました。
結果
85勝57敗
レート1814
最終順位 830位
間違ってダブルのツボラキ構築で潜ってしまった初戦をのぞいて、無敗でマスターに上がれたので、行けるところまで行ってみようとしたら、とんとんと3桁入りし、さらに瞬間268位まで取れました。そこで、いつかはやろうかと思っていた最終3桁獲得をこのシーズンで目指すことにしました。
勝率66%くらいでしばらく推移した後、7連敗して順位が急降下し、やはりうまくはいかないかと、最終3桁ラインを確保することを第一に考え始めました。ここ最近の最終3桁ラインを調べたら1805付近だったので、余裕を持って1820を目指してレートを上げていきました。
8/26にレート1815達成、8/27にもう1戦したら負けてしまい、一時は3桁外にも出ながら戦ってレート1814まで戻し、以降数日間の現実世界の割ける時間の問題も加味するとこれ以上は危険と判断して保存することにしました。
最後の5日間は戦っていないことになります。瞬間530位からじわじわ順位が下がっていくのを見ていました。
達成できて良かったです。シングルは初最終3桁です。明確に3桁を目指した初のシーズンで一発成功できました。
レンタル
レンタルのアップの枠がきついこと&ツボラキの普及は控えようと思ったことからシングルだけ公開します。
ダブルのほうも、もし申し出があれば、4匹を一時的に交換してレンタルチームを作ってもらうという方法で貸し出すことは可能です。
<現在の他のレンタルパーティー>
シングル
【ポケモン剣盾シングル】ダイマックス禁止大会用 2種ギミックパーティー(ゴチルアント/まねっこリオループ)(初めて作ったレンタルパーティー まねっこリオループを体験した場合に)
シングル
【ポケモン剣盾シングル】構築記事「ネット脱出ゴチルアントorダグアント」〜禁伝不採用の特殊戦術特化構築に拘ってS22最終4555位レート1714〜(弱いギミックでも、工夫次第で禁伝環境でここまでならいけるという記事です。プラムさんという方のゴチルアント被害ツイートのおかげか、今このブログ一番の注目記事になっています。)
ダブル
【ポケモン剣盾ダブル】ともえなげ無敵ループギミックパーティー 〜なまけ+さきおくり+強制交代技で「ずっと俺のターン!」を実現〜(特殊な行動スキップギミックパーティー)
ダブル
【ポケモン剣盾ダブル】トリックルーム(の常識)破壊ルチャブル 〜すばやさ1808を超えてトリックルーム中に先制シザークロス!〜(一度は実戦で体験しておきたいと思うかもしれない、すばやすぎることによるトリル下先制ギミック)
レートの保存
レートの保存は、「もっと勝てるかもしれないという可能性を切り捨てる行為だ、もったいない」みたいな話もありますが、負けて転落してせっかくの初の実績を自ら壊す可能性も消せているので、人の目的によってはありだと思っています。
自己ベストを重視する人なら、今回は例えば保存して最終3桁達成!という自己ベストを作り、次からは自己ベストより下なら挑戦・自己ベストより上なら手応え次第で保存、という動きを繰り返すことにより、自己ベスト更新と安定を両立できます。
筆者自身は、単純に強さで上を目指すだけなら他にもやっている人がいることや、上を目指すときりがないことなどから、最終3桁を取って一定の強さはあることを自分自身のために示すことができればそこそこ満足かなと思っていて、今回は最終3桁確保を最優先にしました。
楽しみ方
ランクバトル上位を目指すことを第一目標とするのはポケモンの楽しみ方の一つではあるものの、一つでしかないので、個人的には他の人があまりやらないところをやっていきたいなと思っています(元々は今回のシングルも元々そういう遊びの一環だったのですが……)。今回、シングルで1815から落ちて1814に上げ直すまでの間に苦しさを感じて、趣味としてこれは自分に合わないなと感じたというのも理由の一つです。
新作でもしまたゴチルアントができたらゴチルアント特化構築の剣盾での最高レート1714を更新したいな、くらいは思っています。
ポケモンの楽しみ方の一例(1):孵化厳選偽装パ
7月には勝ち越しでのマスターボール級昇格を達成しました。
今月の禁伝幻無制限ルールでもこれでマスターボール級に上がれました。22勝29敗・昇格直後瞬間2930位です。要所以外は作業の片手間でできました。
ポケモンの楽しみ方の一例(2):仲間大会
ポケモン剣盾仲間大会まとめから今後開催される大会をチェックできます。
1on1の考察面白いです。
【ポケモン剣盾】仲間大会禁伝1on1 いちゃもんアンコール白馬バドレックスで16勝4敗レート1646 エントリー405人中7位
【ポケモン】仲間大会わるあがき1on1考察 ゴンベ 〜ベイビィポケモンがきせきも持たずガチポケになるルールがあるらしい〜
仲間大会は月に数十回開かれています。それだけあると、面白いと思うものにも出会いやすいです。
【ポケモン剣盾】2022年4~6月に参加した仲間大会・公式大会 - テツポンドのブログ
おわりに
やろうと思えば、多少時間はかかるかもしれないけどシングルでも最終3桁達成できるんじゃないかな、ということを思っていました。それを思ったより早く、さらにダブルと一緒に達成できたので上出来です。
お読みいただきありがとうございました。
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